理系新卒ダイレクトリクルーティングサービス「TECH OFFER」運営のテックオーシャン、約3億円のシリーズA資金調達を実施

株式会社テックオーシャン

From: PR TIMES

2022-10-20 19:46

TECH for Societyの実現を目指し、理系学生採用支援を行う株式会社テックオーシャン(本社:東京都千代田区、代表取締役:長井裕樹、以下「テックオーシャン」)は、東大IPC、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、南都キャピタルパートナーズ及びベンチャーラボインベストメントを引受先とする第三者割当増資により、総額約3億の資金調達をシリーズAラウンドにおいて実施したことをお知らせいたします。



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テックオーシャンのビジョン、サービスの必要性、ソリューションの強み

~学びとTECHを社会につなぐエコシステムの構築を目指す~

<ビジョン>
テックオーシャンは、あらゆる人々が身につけた「TECH(Technology&Technique)」が正しく評価され、“人・企業・社会”と最適な形でつながっている社会「TECH for Society」の実現を目指し、学びとTECHを社会につなぐエコシステムを構築しています。

<サービスの必要性・社会課題>
従来理系学生の主たる採用手法であった大学の研究室推薦制度の活用も大手企業が利用廃止を発表するなど縮小傾向にあり、新たなマッチング方法として、理系人材のダイレクトリクルーティングサービスに注目が集まっています。

<ソリューションの強み>
当社では、国内最大規模を誇る、日本全国の大学研究室及び大学教員約40,000人とそこに紐づく約100万件の技術キーワードを収集したデータベースを保有。学生の専門性と興味関心などのパーソナリティの情報を基にしたオファー半自動配信のマッチングシステムを構築し、採用システムで初となる特許も取得しました(特許第7123308号/2022年8月)。独自のデータベース及びマッチングシステムの構築・発展により、高精度で満足度の高いマッチングの創出を目指しています。

資金調達の目的と今後の展望

このたび調達した資金は事業拡大及びプロダクト開発、並びに今後の事業展開における人材採用の強化などに用いる予定です。
主なプロダクト開発・事業拡大については下記を予定しております。

1. システムのさらなる開発によるマッチング精度の向上
 TECH人材領域における最適なマッチング精度の向上を目指して開発を加速させます。

2. TECH人材が生涯使える「TECH Portfolio(テックポートフォリオ)」へと育成
 現在、新卒限定となっている「TECH Portfolio」を、TECHを有するすべての人材が自身の能力を可視化するこ とが可能となるよう、成長させます。

3. 就活コンテンツの強化とイベント事業の立上げ
 学生の就活を後押しするコンテンツの強化や企業との出会いの機会を増やすためのイベント開催によって、学生生活で身に付けた「TECH」がより社会につながりやすくなることを目指します。 

引受先からのメッセージ

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)

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実は理系学生は、日本の大学生の2割しか存在していません。そして、その大半は身に着けた専門性とは大きく距離のある職種に就職し、その最初の職種の影響を強く受けたキャリアパスを歩むことになります。職業は個人が選択するものである一方で、膨大な学習時間と投じられた教育リソースを考えると“勿体ない”と率直に思います。なにより、希少な理系人材の有効活用は、少子化が進む技術立国である我が国にとって大きな社会課題でもあります。
テックオーシャンのサービスによりこの問題が少しでも解消されることを期待しています。


三菱UFJキャピタル株式会社

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理系人材の採用は各企業とも大きな課題を抱えています。大学の研究室レベルのデータベースを整えているTECH OFFERは、企業の理系人材採用に革命を起こしていくことになると感じています。学生にとってもより自身にマッチした仕事を見つけられるプラットフォームになっており、テックオーシャンの益々の発展を確信しています。


みずほキャピタル株式会社

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みずほキャピタル株式会社は、みずほグループのベンチャーキャピタルとして、グループの総合金融力、顧客基盤をフルに活用し、お客さまの成長支援に取り組んでいます。
「TECH OFFER」は、売手市場が続く中、企業側の課題である、採用業務の生産性向上とミスマッチの低減に資するものであり、採用活動の解決策(採用の短縮化、効率化)を示せる素晴らしいサービスであると考えています。
今回の出資を通じ、みずほグループの持つ顧客資産や営業力を活用することで、株式会社テックオーシャンの成長をしっかりとご支援させていただきたいと思っています。


SMBCベンチャーキャピタル株式会社

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DXが浸透する中、理系人材の採用ニーズが高まる一方で、企業側の採用工数/負荷増加、学生側も自身の能力/スキルの可視化が難しいなど、結果として採用難、採用ミスマッチが課題となっています。こうした課題解決に資するサービスとして当社は「TECH OFFER」を提供しています。この度、当社サービスが今後の理系人材採用インフラになるものと期待し、加えて社会課題に真摯に向き合う長井社長とチームの皆様に魅力を感じ、出資をさせて頂きました。テックオーシャンの成長をSMBCグループ一体で支援致します。


株式会社ベンチャーラボインベストメント


南都キャピタルパートナーズ株式会社

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株式会社テックオーシャンは、独自に開発した大学研究室データベースを基にしたダイレクトリクルーティングシステム(TECH OFFER)によって、 様々な企業の理系新卒人材採用を支援しています。前回の出資時は、理系人材採用のプロフェッショナルである長井社長の 「企業と学生の採用ミスマッチをこのTECH OFFERで解決し、企業側にも学生側にも心から喜んでもらいたい」という想いに共感し、 出資をさせていただきました。


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サービス開始以降、利用企業数、学生登録数を着実に伸ばしており、大企業だけではなく、中小企業においても「自社にマッチした理系人材を採用したい」というニーズが高まっていることから、さらなる利用企業数の増加が期待でき、理系新卒学生の採用における「TECH OFFER」の存在感が高まっていくと判断し、追加出資を決定しました。



テックオーシャン代表 長井のメッセージ


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今から4年前、テックオーシャンを創業し、自身の就職活動の原体験から「大学での学びを活かせる就活インフラ」を作りたいと考えて「TECH OFFER」をリリースしました。
学生生活を通じて身に付けてきた“TECH”を活かす出会い創出の仕組みは、グッドデザイン賞受賞や特許取得につながり、おかげさまで多くの学生と企業にご共感いただいて、日本マーケティングリサーチ機構が2022年7月に行った調査では理系ダイレクトリクルーティングサービスの会員学生数No.1になることができました。

そしてこの度、今後も皆様からの期待にさらに応え、「学びとTECHを社会につなぐ」ための活動を加速化すべく資金調達を行います。今回は銀行系VCの皆様に加えて、東京大学100%出資の東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)様からご出資いただきました。
また、東大IPC様には東京大学の藤本徹先生をお引き合わせいただき、ゲーミフィケーションや学習論の知見を取り入れたサービス向上への取組みをスタートさせております。ユーザーの皆様、VCの皆様をはじめとして多くの皆様のご支援を受けることができ、感謝の気持ちに堪えません。
テックオーシャンはTECHの価値を正当に可視化し、あらゆるTECH 人材が伸び伸びと活躍するTECHの海(エコシステム)づくりに取組むことで、子供たちが未来に希望を持てる、豊かで明るい社会づくりに取組んでまいります。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

テックオーシャン アドバイザー/東京大学大学院情報学環 藤本徹 准教授からのメッセージ


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学生たちがより良いキャリアを踏み出すための支援の仕組みやマッチング機会の不足は、理不尽で不幸なゲームの様相を呈している今日の就活市場における重大な不具合であり、日本社会が抱える制約です。テックオーシャンの事業は、この問題解決の一助となる社会的意義の高い取り組みと考えています。今回の資金調達は、研究活動と就職活動の両立に主体的に向き合う理系学生が、学びを活かして幸福なキャリアを歩んでいく仕組みの実現を後押しするものと期待しています。


理系採用サービス TECH OFFER


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TECH OFFERの利用企業数は現在300社です。TECH OFFERでは、機械、電気電子、情報系、化学系、建築土木系などのサービス利用学生に対して、所属大学や学歴、出身都道府県、希望職種、技術スキル、性格特性等に応じて声掛け型の採用アプローチを自動で行えるほか、事業部ごとや事業所ごとにアカウントを持ち採用活動を展開することが可能となっています。
これを支えるのは日本全国の大学研究室及び大学教員約40,000人とそこに紐づく約100万件の技術キーワードを収集した国内最大規模のデータベース。例えば、工場の自動化などに役立つ”画像処理”、”画像認識”、”IoT”などのキーワードを設定することで、それぞれのキーワードを研究の中で取り扱っている大学研究室に自動アプローチができる仕組みとなっています。
理系学生の採用においては技術スキルや素養を評価してのアプローチが学生から求められる傾向が強く、TECH OFFERの活用により技術切り口などで自社の魅力を伝えて採用につなげることができたという喜びの声が多数発生しております。

TECH OFFER(学生向け): (リンク »)
TECH OFFER(企業向け): (リンク »)
テックオーシャンHP: (リンク »)
テックオーシャン採用ページ: (リンク »)
※サービス導入事例や理系採用ノウハウ集等は株式会社テックオーシャンのHPをご覧ください。

本プレスリリースに関するお問い合わせ先

Tel:03-6383-0433
E-mail:morikawa-s@techocean.co.jp
(広報担当:森川)

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