サステナブルブランド kay me【アイテムサーベイ&生産前オーダー】で 3ヶ月以内消化率90%を達成!

kay me 株式会社

From: PR TIMES

2022-12-10 23:40

~創業以来11年間「衣料廃棄ゼロ」を維持~

「挑戦する人を応援する」を事業開発コンセプトとし、自宅で洗えるストレッチ素材のスーツやワンピースなどのアパレル・シューズなどを展開している日本製D2Cブランド「kay me(ケイミー)」(kay me株式会社 所在地:東京都中央区銀座、代表取締役:毛見純子)は、お客様に「必要性の有無」を事前回答をお願いし、適正価格で売り切れる分量を生産するための「アイテムサーベイ」と生産直前に予約を承る「生産前オーダー制」を実施し、前回の2022SSコレクションでは、3ヶ月以内消化率90%以上を達成致しました。より精度の高い需要予測に基づく「無駄のない生産体制」で、昨今アパレル業界で問題提議されている「衣料廃棄ゼロ」を維持してまいります。



■ 世界の衣料廃棄量は年間約9,200万トン
 近年、アパレル業界では「衣料廃棄」や「製造工程における環境負荷」などが問題視され、多くのアパレル企業が環境負荷を少しでも低減させるための対応を余儀なくされています。現在、世界における衣料廃棄量は年間約9,200万トン(※1) と言われており、2030年には、1.5億トンに達すると予測されています。
※1: Nature Reviews Earth & Environment
[画像1: (リンク ») ]

 また、2018年の日本国内における衣料品供給量(下着除く)は29億点に対し、購入された数は13.5億点と、その消化率はわずか47%。購入されなかった15億点もの余剰在庫は廃棄処分され、環境への負荷が生じています。(※2)


[画像2: (リンク ») ]

※2:小島ファッションマーケティング調べ

 2022年1月、ファッションの中心地であるフランスでは、売れ残った新品の衣類を企業が焼却や埋め立てによって廃棄することを禁止する規制が施行され、世の中の「衣料廃棄問題」への課題意識は高まりつつあります。このようなサステナブルトレンドの中で「SDGs」や「サステナブル」を打ち出すアパレルブランドも増えてきました。 しかし、「サステナブル」なものづくりを行うためには、既存の生産体制を大きく変革する必要があり、それを実現するために要する膨大なコストや時間に多くの企業が頭を悩ましているのも現状です。


■ kay meは創業以来11年間「衣料廃棄ゼロ」を維持!
 kay meでは創業当初から「セールをしない」「廃棄もしない」をポリシーに掲げ、11年間「衣料廃棄ゼロ」を実現し続けてきました。これを可能にするために大切なことは、お客様が必要とするモノを必要な数だけ生産し、売り切っていくこと。そのためには、生産数を見極め、実際の需要に当てていく必要があります。私たちは「衣料廃棄ゼロ」を維持するために、2019年よりオンラインによる「アイテムサーベイ」を実施し、お客様に「必要性の有無」を事前回答をお願いをすることで、適正価格で売り切れる分量を生産しています。また、2022年2月より新たな挑戦として、生産直前に予約を承る「生産前オーダー制」を開始し、厳密に衣料廃棄を防ぐ取り組みを始めました。

1:アイテムサーベイ
 生産前サーベイとは、「こちらのアイテムを買いたいですか?」という質問に、直感的に「はい」・「いいえ」をタップし(PCの場合はクリック)、ゲーム感覚で楽しく回答することができるシステムです。お客様から直接ニーズを吸い上げ、そのサーベイ結果を元に、生産アイテムやその分量比率を決定しています。
 これまで、アイテムサーベイは「サステナブルな取り組み」として非常に多くの反響をいただき、一晩で実施前予測を大幅に上回る1,000超の回答を得て、新作アイテムのデザイン変更や生産数決定に反映してきました。
[画像3: (リンク ») ]


2:生産前オーダー
 さらに実売に近い生産体制を徹底するため、2022年2月より「生産前オーダー制」を開始しました。これは、オンラインサーベイのデータに基づき決定したアイテムを生産する前に、お客様に「先行ご予約」をしていただき、サイズ別にオーダーいただいた分量と比率でサイズごとの生産数を決定するという取り組みです。
 また、コロナ禍において不安定な縫製工場にも安定的に生産依頼をすることができ、負荷をかけない適正量の生産が可能になります。

 「無駄のない生産体制」を実現・維持するためにはもちろんお客様のご理解とご協力が必要です。そこで、kay meでは「アイテムサーベイ」や「生産前オーダー」などのサステナブルな取り組みにご協力いただいたお客様には感謝の気持ちを込めて、kay meのオンラインストア・対象店舗でご利用いただけるポイントや先行予約特別価格にてご提供しています。これらの取り組みによって、2022SSコレクションでは3ヶ月以内消化率 約90%を達成することができました。


 今回の2023SSコレクション「アイテムサーベイ」は、既存のお客様以外のニーズや課題も取得するため、回答期間を12月9日(金)まで延長して実施し、kay meのサステナブルなものづくりにご共感いただいた多くの新規のお客様からもご回答頂いています。サーベイ受付期間終了後、回答結果を集計して生産アイテムや生産量を決定し、12月15日(木)より「生産前オーダー」を開始いたします。

 このようにして、kay meは「地球環境」にも「縫製工場」にも「お客様」にも優しい、三位一体のエコシステムを構築していきます。アパレル業界の課題である「大量生産・大量廃棄」の悪循環な産業構造を好転させるために「欲しいものを先に予約してお得に手に入れる」というニューノーマルな考え方を浸透させ、お客様とともに「サステナブルな社会」の実現を目指してまいります。kay meは、アパレル業界を変革する先駆者として今後も挑戦してまいります。


■ 他のサステナブルな取り組み
1. 「100%日本製」で伝統技術を継承
1990年初頭、国内流通衣料の「日本製」は約50%ありましたが、
30年が経過した現在、「日本製」は約2%まで減少しています。
さらに、この30年で製造工場は、『単純な仕様』を大量に安価に生産できる
アジア圏に移行し、国内繊維産業の事業所数は 4分の3が消滅しています。
kay me は、匠の技を持つ日本の職人さんに100%依頼することで、
日本の伝統産業を守り、後世へ伝承したいと考えています。

[画像4: (リンク ») ]


2. お客様にも生産者にもフェアな取引
従来よりアパレル業界ではトレンドアイテムを大量生産し、
売り切るためのクリアランスセールが前倒しで実施されてきました。
しかし、セールを前提とした原価設定のために生産コストを削減し、
品質の低下や劣悪な労働環境などの問題が生じています。
kay meでは、創業当初から「セールをしない」ことを決め、
いつでも適正な価格で商品を提供することで、お客様と生産者の
どちらも幸せになれる三位一体のエコシステムを目指しています。

[画像5: (リンク ») ]


3. 動物を犠牲にしないアニマルウェルフェア
kay me では創業以来、動物たちを守るために
「動物の犠牲の上に成り立つ商品を作らない」ことをポリシーに、
動物の毛皮・皮革を使用しないものづくりをしています。
一方で、年々良質化している人間が創り出す
毛皮・皮革などの「代替素材」のすばらしさを伝えたいと思っています。

[画像6: (リンク ») ]

 また、kay meではアニマルウェルフェアの一環として、
身寄りのない動物たちに「あたたかいクリスマス」をお届けする
顧客参加型の「アニマルドネーションプロジェクト」を開始いたしました。
詳しくはこちら: (リンク »)


■ kay me(ケイミー)とは
 「挑戦する人を応援する」をミッションとして、自宅で洗えるストレッチ素材のスーツやワンピースなどのアパレル・シューズなどを展開する日本製D2Cブランドです。忙しくて社交的な人のために、糸や裏地まで伸縮性のある素材を採用し、長時間着ていても「カラダがラク」で、全アイテムが自宅で洗濯ができ、アイロン不要でシワにならない高品質なプロダクトを提供しています。また、日本の高く精巧な技術や伝統美を後世に継承するため、アイテムは「100%日本製」にこだわり、その匠の技により着る人を魅力的に見せるパターンを実現し、グローバルサイトや国内6店舗を中心に世界の女性に支持されています。
kay meオンラインストア: (リンク »)

【忙しい人のための課題解決服】
1)洗えてシワにならない
全てのアイテムは洗濯機で洗えてシワにならない素材でできています。
スーツも洗濯できてアイロン不要だから、クリーニングの時間やお金を削減!
[画像7: (リンク ») ]


2)ストレッチ素材でカラダがラク
表地、裏地、糸まですべてストレッチ素材でできています。
おなか周りの苦しさ、肩こりとはさようなら!
[画像8: (リンク ») ]


3)毎朝の2秒コーディネート
ジャケットと同素材のスカートをドッキングしたワンピースなど
「毎朝2秒でコーディネートができる」セットアップをご提供しています。
[画像9: (リンク ») ]


4)着る人を魅力的に見せるパターン
服のパターンをできるだけ細かく分け、ギャザーやドレープを多用することで
着る人を魅力的に着痩せして見せる「立体パターン」を追求しています。
[画像10: (リンク ») ]


5)長く着られるトレンドレスデザイン
流行を追いかけすぎないデザインと耐久性の高さから
「10年以上着続けられる」とお客様からもご好評を頂いています。

[画像11: (リンク ») ]


プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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