日本ストラタステクノロジーの無停止型エッジコンピューティングプラットフォーム「Stratus(R) ztC Edge(R)」が、株式会社ジップの物流支援サービスの基盤として採用

日本ストラタステクノロジー株式会社

From: PR TIMES

2022-12-13 17:16

~シンプル・保護・自律的なエッジプラットフォームのセキュリティと高可用性により、                        IT担当者の運用管理業務の負荷を大幅に低減~

シンプル・堅牢・自律的なエッジコンピューティングのリーディングプロバイダーである米ストラタステクノロジー (本社:米国マサチューセッツ州メイナード)の日本法人である、日本ストラタステクノロジー株式会社(本社:東京都千代田区)は、ベネッセコーポレーションの物流サービスをはじめ、数々の物流支援サービスを中心とするビジネスを展開する株式会社ジップ(本社:岡山県瀬戸内市)の発送業務を管理するITシステムにおいて、日本ストラタステクノロジーの無停止型エッジコンピューティングプラットフォーム「Stratus(R) ztC Edge(R)」が採用され、冗長性と高可用性を持つエッジコンピューティングとして、稼働後1年10ヶ月が経過した現在も一切のトラブルがなく、運用されていることを発表いたします。




シンプル・堅牢・自律的なエッジコンピューティングのリーディングプロバイダーであるSGH (ナスダック:SGH)メンバー、米ストラタステクノロジー (本社:米国マサチューセッツ州メイナード、社長兼CEO:ディビッド・C・ロレーロ、以下「ストラタス」)の日本法人である、日本ストラタステクノロジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本芳武、以下「日本ストラタステクノロジー」)は、物流支援サービスを中心とするビジネスを展開する株式会社ジップ(本社:岡山県瀬戸内市、代表取締役社長:三鍋英治、以下「ジップ」)の発送業務を管理するITシステムにおいて、日本ストラタステクノロジーの無停止型エッジコンピューティングプラットフォーム「Stratus(R) ztC Edge(R)(ストラタス・ジーティーシー・エッジ)」(以下「ztC Edge」)が採用され、冗長性※1と高可用性※2を持つエッジコンピューティング※3として、稼働後1年10ヶ月が経過した現在も一切のトラブルがなく、運用されていることを発表いたします。
※1)冗長化:冗長化とは機器やシステムなどの予備を用意または運用して、二重化(多重化)することをいう。
※2)高可用性:システムや機器が停止することなく稼働し続ける能力を、可用性(アベイラビリティ)という。可用性が高められた状態を高可用性(HA:ハイ・アベイラビリティ)と呼ぶ。
※3)エッジコンピューティング:データセンターやクラウドではなく、人々が活動する場所やモノが生産される工場など、データが生成される場所に物理的に近いところで情報処理を行う「分散コンピューティングモデル」のこと。

■アプリケーション可用性、サポート、トータルコストパフォーマンス
●導入決定となった3つのポイント
1) 可用性:24時間365日業務を“止めない” 無停止型サーバー
ストラタスの「ztC Edge」は単一のシステムとして動作する冗長化された2台のノードで構成され、自律的な監視と自己保護機能を備えた、ゼロタッチ※4の安全で自律的なエッジコンピューティングプラットフォームです。万が一、片方のノードに障害が発生した場合でも自動的に安全なノードへと処理を切り替え、システムは無停止で稼働をし続けています。流通業務を止めることができない物流企業にとって、不可欠な連続可用性を実現しています。
※4)ゼロタッチ: 運用や保守に手間がかからないこと。運用負荷軽減を実現して、運用の人的リソース不足の解決を図れ、その高可用性から作業コストや運用コストを大幅に削減できます。

2)サポート:10年間の長期保守と 充実したサポート
「ztC Edge」は、工場や産業現場などの過酷なエッジ環境向けでありながら、業界最長クラスの10年間の長期保守契約に対応。途中でシステムを更新する必要がなく、長期に使えるため投資コストを抑制できます。システムを遠隔監視する万全の保守サービスにより、プラットフォームの健全性を確保し、連続可用性を極限まで高めています。

3) 価値:トータルコストパフォーマンスの高さ
システムが安定稼働することにより、トラブル対応などIT担当者の運用負荷が減り、担当者は本来の業務に専念することが可能です。そのため、運用・保守コストなどの目に見えるコストの他、人的なリソースを含めたコストが低減できます。

■業務と運用の課題を「ztC Edge」の採用により解決
●ジップが直面していた課題
1)「個人情報を扱う業務のため、セキュアな環境で顧客専用のサーバー運用が必須」という課題
物流支援サービスを手掛けるジップの業務システムは、顧客ごとに要求仕様が多岐にわたり異なる上、個人情報を含む機密情報を取り扱うために万全のセキュリティも要求されます。そのため同社では、主要な顧客ごとに専用のサーバーを用意し、オンプレミスで運用していました。
発送業務の基盤となるITシステムですが、各拠点にサーバーが乱立し、運用面もコスト的にも非効率という課題に直面していました。

2)障害時の発送業務への影響と緊急復旧作業の負荷
ジップでは、1顧客あたり、多い場合には1日に2万件以上の発送を行っています。システムに障害が発生した場合には、インフラ管理担当者が現場に駆けつけて手作業で復旧作業を行っていたため、その間の発送業務が止まるだけでなく、システム運用管理の業務面での負荷も大きいという課題がありました。

1)と2)の課題に関して検討した結果、ROI、使いやすさ、コンパクトなデザインの他、ジップの運用における
要件も満たす「ztC Edge」が採用されることとなりました。

●ジップの課題を解決した「ztC Edge」採用のメリット
1)高い投資対効果
ジップでは、上記のような課題を解決するソリューションとして、ハードウェアに故障が発生しても、業務が止まらないストラタステクノロジーの無停止型エッジコンピューティングプラットフォーム「ztC Edge」を採用しました。工場など、過酷なエッジ環境向けのサーバーでありながら、10年間という長期保守もポイントでした。障害発生時にかかる人的コストを考慮すると、10年間の使用を想定したトータルコストは十分に投資対効果に見合うものと判断されました。

2)セットアップやノード交換の簡便さ(ユーザー自身で行え、IT専門技術者が不要)
導入にあたっては、ジップの担当者自身がセットアップを実施しました。また、故障ノードの交換も、24時間 365日業務を継続しながら簡単に行えることが確認でき評価されています。

3)ファンレスの静音設計・コンパクトで堅牢なボディでオフィス環境にも適応
サーバー設置環境は多様なため、ファンレスという構造は、事務所などに設置した場合も静粛で快適性を損なわないというメリットにも注目して、今後、同社では「ztC Edge」を標準機としてDBサーバーや業務サーバーの刷新を進めていくということです。

■今後の事業成長を支えるDX戦略
「ztC Edge」は2021年2月の稼働スタートから1年10ヶ月が経過した現在まで、一切トラブルがなく無停止で稼働しています。このような“止まらない”実績は高く評価され、ジップでは各拠点に「ztC Edge」を順次導入しました。現在では4セットが稼働中、さらに2セットの導入を進めているところです。

「ztC Edge」の導入効果について、開発本部本部長の成友進氏は次のように話しています。
「無停止によって発送業務の効率が高まったのはもちろんですが、担当者の負荷が大幅に軽減されたことが大きい。開発本部は基盤を支えるだけでなく、設備や新しい技術を取り入れ、ITシステムを中心に、会社の成長を支えることがミッションです。DXの推進や人材の育成といったより創造的な業務に力を注げるようになりました」

今後のIT戦略について、代表取締役社長の三鍋栄治氏は次のように語っています。
「当社がこれからさらに成長していくためには DX戦略の推進が欠かせません。その一環として、RPAやAIをテーマにしたワークショップを行うなど、社員たちのITリテラシーを高めるための活動を進めています。また、IT基盤の強化も継続して取り組んでいくべき重要な経営課題です。「ztC Edge」の導入によって、担当者たちの業務が大幅に改善されたという話は何度も直接聞いています。今後もストラタスの製品には期待したいと思っています」

[画像: (リンク ») ]


■産業分野や流通・物流現場に最適なゼロタッチ・エッジコンピューティング「Stratus ztC Edge」
日本ストラタステクノロジーは、ミッションクリティカルなシステムにおけるダウンタイムを回避するための高可用性ソリューションを様々な業界、企業規模のお客様に提供してきました。近年、産業現場や流通・物流現場におけるIIoT化の取り組みにより、OT(Operational Technology:制御・運用技術)現場のIoTセンサーやIoTデバイスから膨大なデータが生成され、その収集や分析などの利活用が進み、システムに対する可用性が不可欠となってきています。
「Stratus ztC Edge」は、このような現場の高可用性コンピューターへのニーズに対応したゼロタッチ・エッジコンピューティング プラットフォームとして、次のような特長を持っています。

●産業現場での運用に特化した堅牢な製品設計
●優れた耐環境性
●2ノード(ネットワークでつながる機器)の冗長化構成により、障害発生時も現場業務を止めることなく、
健全なノードで処理を継続可能
●運用がシンプルな自律的に動作するサーバー
●ハイパフォーマンス

「Stratus ztC Edge」プラットフォームは、さまざまな業界や規模で使用されるミッションクリティカなシステムを無停止で運用可能な、高可用性を提供します。故障したノードは、筐体の入れ替えとケーブルの再接続だけの簡単な作業で交換でき、データは自動的に再同期されるため、業務を止めることなく保守対応が可能。専任のIT担当者がいなくても簡単に冗長化構成を復旧し運用することができます。
このように、「Stratus ztC Edge」は冗長構成と仮想化基盤を備えたアプライアンスで、簡単操作を実現したゼロタッチ・コンピューティングデバイスとして、シンプルな操作で高いパフォーマンスと高可用性を実現しています。

■株式会社ジップについて
株式会社ジップは、1991年に「進研ゼミ」で親しまれるベネッセコーポレーションの物流サービス企業として
スタートした、物流支援サービスを中心とするビジネスを展開する企業です。
ベネッセコーポレーションの学習教材やDMの発送代行から事業を開始し、そこで蓄積したノウハウを
生かして、通信販売会社や量販店などのサポートへと拡大してきました。
現在は、物流支援に加えて、販促支援、さらにはコールセンターの運営や顧客データ管理などのBPOサー
ビスまで、ダイレクト・マーケティング・ソリューション企業として独自のポジションを築き上げています。
年間に扱う発送物の数は約3億通にも達し、「商品発送やDM発送などの物流支援ならジップが良い」
という評判が業界に広く浸透。顧客企業からのお問い合わせも増えています。

■ストラタステクノロジー社について
1980年創業以来、ストラタステクノロジー社(創業時:ストラタス・コンピューター社)は、「ストラタス」ブランドで、40年以上高信頼性コンピューターのトップベンダーとしてビジネスをグローバルに展開し、世界中のお客様に対して、人命、資産、そして収益を保護してきました。
現在、リスクや不確実性を最小限に抑え、ビジネスの成果を最大限に高めるために、多くの企業で業務の
デジタルトランスフォーメーションが進められています。ストラタステクノロジー社は、そのような変革を推進するビジネスリーダーのために、導入と保守が容易で、システムの停止やセキュリティの脅威から保護された自律的な「ゼロタッチ エッジコンピューティング プラットフォーム」を提供し、ビジネスクリティカルなアプリケーションの継続的な可用性を保証しています。Fortune500のグローバル企業をはじめとした、世界各国の幅広い業界、規模のお客様に対し、エッジ、クラウド、およびデータセンターで稼働するアプリケーションに安全に
情報を送信し、データを実用的なインテリジェンスへと変化させ、稼働時間と効率を向上させる支援を継続的に行ってまいります。詳細はwww.stratus.com/jpをご覧ください。

<お問い合わせ先>
日本ストラタステクノロジー株式会社マーケティング部
TEL:03-3234-5562、FAX:03-3234-6733
E-mail:marketing.jpn@stratus.com
URL:www.stratus.com/jp/

※Stratus、Stratusロゴ、ztC Edge、ztC Edgeロゴは、Stratus Technologies Bermuda Ltd.の登録商標または商標です。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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