湘南ヘルスイノベーションパーク(以下「湘南アイパーク」)は、12月14日、ジョンソン・エンド・ジョンソン イノベーション(以下「JJI」)(1)、Janssen Research & Development, LLC(2)ならびに武田薬品工業株式会社(以下「武田薬品」)と共催する研究インキュベーションプログラム「Japan Innovation Bloom GRANT CALL 2022」の受賞者発表会において、「腎細胞がん」「がん細胞治療」「オンコロジー」「ニューロサイエンス」の4つの分野における9チームのファイナリストのなかから、計2チームの受賞者を発表しました。
受賞者は次のとおりです。
「オンコロジー」
東京大学 大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻 准教授 カブラル オラシオ氏
「ニューロサイエンス」
STAND Therapeutics株式会社 代表取締役CEO 樺山博之氏
本インキュベーションプログラムは、アカデミアやベンチャー企業などが持つ革新的なアイデアや技術の事業化を支援することを目的とし、主催各社が研究資金、事業化に向けたメンタリング・コーチング、研究設備などを提供し、事業化を支援します。今回は2020年に続き2回目の開催で、2022年5月12日~7月31日を応募期間とし、「腎細胞がん」、「がん細胞治療」、「オンコロジー」、「ニューロサイエンス」の4分野のシーズ・技術におけるアイデアを募集しました。ファイナリスト9チームは、主催企業の専門家によるメンタリング(3)を通じて、さらに研究・事業化計画の精度を高めたうえで、最終審査に臨みました。受賞者には、以下の特典が付与されます。
受賞者特典:
・武田薬品との共同研究契約の機会
・上記共同研究契約のもと、研究助成金(モデルケースで年間1000万円)およびメンタリング・コーチング (最大3年間)
・上記共同研究契約期間中の湘南アイパークの施設無償利用またはメンバーシップ無償入会
なお、審査過程を経て、今回新たに1名の方に「アイパーク特別賞」を決定しました。
受賞特典:湘南アイパークメンバーシップレギュラープラン3年間分
授賞理由:事業化に向けて多くのハードルがありそうであるものの、高いオリジナリティと大きな発展性があることから、事業化に向けたブラッシュアップのために、アイパークのエコシステムを活用いただきたいため。
受賞者:
「腎細胞がん」
東京大学医学部附属病院 検査部 准教授 蔵野 信氏
湘南アイパークのジェネラルマネジャー藤本利夫は次のようにコメントしています。
「パンデミックの経験を経て、大学やスタートアップの技術を企業と結びつけることの大切さが世界中で再認識されています。本プログラムを通じて日本や周辺国の革新的な技術が実装されて世界中の患者さんに届くことを願っています。」
※1. Johnson and Johnson (China) Investment Ltdの1部門
※2. ジョンソン・エンド・ジョンソン傘下ヤンセンファーマの1社
※3. 応募者(一次審査通過者)が提案する研究内容に対し、それぞれ専属のメンターが企業の立場から助言やサポートを行い、ともに受賞を目指します。研究が採択されてからも研究開発のノウハウを提供することにより、その研究を成功へと導くことを主眼とした制度です。
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湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)について
湘南アイパークは、2018年4月に設立された製薬企業発のサイエンスパークです。幅広い業種や規模の産官学医が結集し、ヘルスイノベーションを加速する場となることを目指しています。製薬企業のみならず、次世代医療、AI、ベンチャーキャピタル、行政など160社、2000人以上 (2022年12月1日現在) の企業・団体がエコシステムを形成しています。
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