「CLOVA OCR」、累計読み取り枚数が5億枚、読み取り項目数換算でおよそ40億項目を突破

LINE株式会社

From: PR TIMES

2023-01-19 14:46

使いやすさ、認識精度、価格等のメリットから、継続利用率は99%



LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛)は、AIテクノロジーブランド「LINE CLOVA」が提供するDocument AIサービス「CLOVA OCR」が、2021年1月の販売開始から2022年10月末までの累計読み取り枚数5億枚、項目数換算にしておよそ40億項目を突破しましたので、お知らせいたします。※1, ※2, ※3

※1累計読み取り枚数:各サービスタイプ・提供形態においてCLOVA OCR APIが呼び出された合計回数(処理画像枚数)
※2累計読み取り項目数:上記の累計読み取り枚数をもとに、各サービスタイプにおける1枚あたりの仮定項目数より算出。(たとえば「サービスタイプ:定型」では、処理画像1枚につき5項目と仮定)
※3項目とは、「会社名」「品目」「数量」などの項目名や、それに呼応するそれぞれの項目内容などを指します

[画像1: (リンク ») ]


「CLOVA OCR」は書類・画像に記載された文字等の情報を、項目の自動分析・仕分けを行った上で※4データ変換するDocument AIサービスです。

世界最高水準の認識精度※5のみならず、処理速度・安定性、サービスの操作性、コストパフォーマンスの面で業種を問わず利用いただいており、これまで「CLOVA OCR」は本来であれば手入力で作業していたはずの5億枚以上、項目数にしておよそ40億項目分の入力業務削減に貢献してきました。

性能や使いやすさに加え、自社開発ならではの改善スピードや、各利用企業への細やかな対応も好評で、本サービスの継続利用率は99%※6にのぼります。

※4 「サービスタイプ:非定型」を除く
※5 ICDAR, ECCVでの2022年9月28日時点の実績
詳細: (リンク »)
※6 サービスタイプ「定型」「非定型」における、2021年6月~2022年10月までの毎月の解約率を平均し算出

本サービスは、処理枚数の多さから特に高い処理速度・認識精度が特に求められる、法人向け製品を提供する企業からも評価されています。直近では、株式会社ダイレクトクラウドの法人向けクラウドストレージ「DirectCloud」、jinjer株式会社の経費精算システム「ジンジャー経費」に採用いただくなど、改正電子帳簿保存法の本格適用に向け利用ニーズが高まっている、文書管理サービスや経理・会計業務向けサービスにおいても活用されています。

【CLOVA OCRの特長】

1. 世界最高水準の認識精度
CLOVA OCRの認識技術は、手書き文字や横書き・縦書きだけでなく、丸く湾曲して書かれた文字や傾いた文字などの悪条件下での読み取り、多言語の認識、専門用語の認識などでも高い精度を発揮します。OCRの認識精度を競う世界的コンペティションにも積極的に参加しており、計6分野で世界No.1を獲得しています※5。

2. 処理速度・安定性
CLOVA OCRの処理速度は、非定型書類で月平均約1.5秒、定型書類で月平均約2.9秒※7と、1ヶ月を通して、安定して素早く処理が可能です。
※7 2022/7/1~7/22までの、1枚あたりの平均処理速度

3. 選べる提供形態
■スムーズにシステム組み込みが可能なAPI
既にお使いのシステムやサービスと連携して利用する場合のAPIについても、つなぎ込みがスムーズな点が好評です。検証などを含めても一週間程度で完了するため、開発工数の負担も少なく、素早く利用開始することができます。

■感覚的操作で、現場社員がすぐに使える「CLOVA OCR Reader」
「CLOVA OCR Reader」は、書類画像をブラウザにアップロードするだけで利用できるサービスです。最低4クリックで文書のアップロードからテキストデータ出力までを完結、基本的なパソコン操作で扱えるため、「書類を手入力なしでデータ化したい」ニーズに素早く応えます。

4. コストパフォーマンス
一枚の画像中、記載項目毎に課金するサービスが多い中、「CLOVA OCR」は枚数ごとに課金を行うため、ランニングコストの計算がしやすく、価格も安価な設定となっている点が特長です。


[画像2: (リンク ») ]


LINEでは、AI技術やサービスを通して、生活やビジネスに潜む煩わしさを解消すること、社会機能や生活の質を向上させることで、より便利で豊かな世界をもたらすことを目指しています。「ひとにやさしいAI」が自然なカタチで生活やビジネスの一部となるような、「これからのあたりまえ」を創出するべく、引き続きAI技術のさらなる向上や、ビジネス連携を進めていきます。

※本件の詳細は、以下のブログからもご覧いただけます。
(リンク »)


jinjer株式会社「ジンジャー経費」概要


[画像3: (リンク ») ]


ジンジャー経費は、交通費や経費等の申請から承認までPCとスマートフォンで対応可能な経費精算システムです。
経理業務で発生する手入力工数や紙管理コストを削減し、経費管理のオペレーション効率化を実現します。
(リンク »)

【jinjer株式会社からのエンドースコメント】
お客様にとっての使いやすさを重視していたなかで、CLOVA OCRは金額だけでなく、取引先や内訳など日本語のテキストについても安定した読み取りの速さと精度の高さを実現しており、採用の決め手となりました。実際に「読み取りが速くなった」というお客様のお声をいただいたため、連携による効果を実感しております。
また、「軽減税率を読み取りたい」「PDFの文字を読み取りたい」などの要望に対して、すぐに実現方法のご提案や、実装予定の共有をしてくださるサポート体制に魅力を感じております。弊社は開発スピードが強みの一つであるため、今回の連携によってよりスムーズにアップデートを行いお客様のご期待にお応えできるようになりました。

プロダクトデザイン本部 本部長CPO
松葉 治朗 様


株式会社ダイレクトクラウド「Direct Cloud」概要


[画像4: (リンク ») ]


「DirectCloud」は、株式会社ダイレクトクラウドが提供する高度なセキュリティと利便性を兼ね備えた法人向けクラウドストレージサービスです。ファイルを「保護する」「共有する」「活用する」といった3つの利用シーンに沿った、ハイブリッドワークや社外とのファイル共有を安全・円滑に行える機能を備えており、NAS・ファイルサーバーからのクラウド移行をすることでデジタルワークスペースによるコラボレーション、データ有効活用による省力化、業務の効率化を実現します。
「DirectCloud」Webサイト: (リンク »)

【株式会社ダイレクトクラウドからのエンドースコメント】

今回、弊社が提供する法人向けクラウドストレージ「DirectCloud」へのアップロードされるPDFファイル等の高精度なテキスト化のためCLOVA OCRを採用しました。
本連携により、大量の手書き・活字の文書をDirectCloudの指定フォルダにアップロードするだけで、連続して高速なテキスト化が可能となり、CSVファイルとしてエクスポートにも対応できます。読取り元のPDFファイルと、テキストデータ化したファイルの両方を場所に問わずセキュアに活用できます。
本連携のメリットは、 1.AI-OCR単独で行う作業と比較して、連続的なテキスト化を実現しトータル作業時間を27.7%短縮で省力化 2.DirectCloudに帳簿データを格納することによる情報漏洩対策 3.原本ファイルも同時に格納することでバックアップが不要、データ損失を防ぐ――の大きく3点です。
CLOVA OCRの高い認識精度と読み取り速度の早さを活かし、読み取り結果のデータチェック作業の大幅な工数削減といった効果に期待しています。

プロダクト部CPO
大野 朋克 様


※その他の採用事例はこちら
(リンク »)


<LINE CLOVAについて>
(リンク »)
社会に技術とサービスを提供するLINEのAIテクノロジーブランドです。LINEが提供する、文字認識、画像認識、動画解析、音声合成、音声認識といったAI技術やサービスを通して、生活やビジネスに潜む煩わしさを解消すること、社会機能や生活の質を向上させることで、より便利で豊かな世界をもたらすことを目指しています。AI技術が、人に寄り添い、人をサポートし、人の負担を減らす。「ひとにやさしいAI」は、自然なカタチで生活やビジネスの一部となるような、「これからのあたりまえ」を創出します。

<CLOVA OCRについて>
(リンク »)
「CLOVA OCR」は、書類・画像に記載された文字等の情報をテキストデータへ変換するDocument AIサービスです。
読み取り項目を事前に設定できる「定型」、特定の様式において事前設定不要で項目の読み取りができる「特化型」、全文を認識する「非定型」、の3つのサービスタイプがあり、用途に合った最適なDocument AIをご利用いただけます。提供形態には、お使いの基幹システム、会計システム、RPAなどと連携できるAPIのほか、開発不要・最短2営業日で利用開始可能な「CLOVA OCR Reader」があり、利用環境や用途に応じて選択できます。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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