株式会社ポック、中小事業者向けサステナブルパッケージ制作サービス「POC」を提供開始。併せて、3300万円の資金調達を実施。

株式会社ポック

From: PR TIMES

2023-01-23 09:16

小ロットからでも簡単に、環境に配慮したパッケージづくりを始められるサービス

サステナブル調達の民主化を目指すプラットフォーム「POC(ポック)」を提供する株式会社ポック(東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:小林大樹)は、2023年1月23日までに複数のエンジェル投資家から総額3300万円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。同時にサステナブルパッケージ制作プラットフォームのPOC( (リンク ») )を正式にローンチすることをご報告いたします。※POCのサステナブルパッケージ=1.リサイクル・アップサイクル素材使用 2.脱プラ・減プラ素材使用 3.認証素材使用 4.生分解性素材使用のいずれかに当てはまるものを指します。



[画像1: (リンク ») ]

■ サステナブルパッケージがつくれるプラットフォーム
POC(ポック)は、大小問わず全てのブランドやショップがサステナブルでオリジナルなパッケージをつくれるプラットフォームです。 日本中の50を超えるサステナブルパッケージ製造に強い工場と提携しており、パッケージの構想、製造、納品までをワンストップでサポートします。
[画像2: (リンク ») ]


■ 背景:誰もがブランドをつくる時代、未だに残る「サステナブルと経済性のトレードオフ」
環境に配慮したパッケージの調達。大企業においては様々な取り組みが見られるようになりました。しかし、日本の大部分を閉める中小事業者や個人店がサステナブルなパッケージをつくろうとしても価格が高く断念してしまうことが多いです。加えてインフルエンサーやD2Cなど、個人でもブランドをつくる時代は加速し、初めてパッケージをつくる人も増えています。しかし業界全体でデジタル化が遅れているため、初めてのパッケージ作りは非常に難しく、オンラインでの簡単なパッケージ制作需要が増加しています。

■ パッケージ業界が抱える課題
市場規模約6兆円のパッケージ業界全体でデジタル化が遅れており、大きく3つの課題が顕在化しています。


[1] 工場探索のコストの高さ


製造可能なパッケージ種類、ロット、費用など基本情報がオンラインでは手に入れることが難しく、どこに頼んでいいのか決めるのが難しい。発注工場を決めるためには、何社も問い合わせをし、見積もりを比較するなど1ヶ月以上の時間を要してしまいます。



[2] ピラミッド構造による多重請け


代理店、専門商社、印刷会社、卸などが中間に入る業界構造。加えて、工場を持つ1次製造元に連絡しても、自社設備での対応が難しい加工は、協力会社に回して製造する商慣習となっています。これによって多重マージンや、納期の長期化などが生じています。



[3] 探索&材料コスト高のサステナブル調達


サステナブルのニーズが高まっているにも関わらず、そもそもの材料費が高く中小事業者には手が出しにくい。また情報元も材料メーカー、加工会社、仲介会社など様々で、通常のパッケージよりも更に適切な工場を見つけるのが困難になっています。

■ POCの特徴
[画像3: (リンク ») ]




[1] ピラミッド構造から「ネットワーク構造」へ。産業構造を変革するプラットフォーム


[画像4: (リンク ») ]

POCでは全国の工場をネットワーク化。パッケージ素材やロット、環境対応条件から最適な工場とすぐにマッチング。数ヶ月かかっていた工場問い合わせ&選定プロセスを最短即日にまで短縮することができます。また1次製造元に直発注することで従来より約15~20%製造コストを減らしながらサステナブル化することが可能になります。※2022年12月実施した概念実証(PoC)結果、小売ブランドのギフトボックスの製造原価を「170円/箱」→「138円/箱+FSC認証」に改善。



[2} サステナブルの見える化


実感しにくい「サステナブル」という概念を様々な方法で見える化していきます。例えば、ポリプロピレンを紙に置き換えたらどのくらいCO2相当量が削減されるのか?この認証マークの意味はなんなのか?またオフィシャルマークがないものについてもPOCでオリジナルマークをつくる等、生活者に伝わりやすい工夫をしてきます。
[OPP袋を包装紙に変えた際の見える化(下図)]
[画像5: (リンク ») ]



※CO2e(Carbon Dioxide Equivalent):特定の温室効果ガスによってどれだけ地球温暖化がもたらさせるかの尺度 ※算定範囲:原料調達から最終集荷拠点までの輸送 ※計測ツール:the 2030 calculator ※計測月:2023年1月



[3} サステナブルコミュニティでの「シェア制作」によるコスト削減と付加価値づくり


[画像6: (リンク ») ]

POCには「サステナブル」という志を同じくするブランドが集まり、共同で1つのパッケージをつくる「シェア制作」という機能があります。複数のブランドが集まり発注ロットを上げることで、高価なサステナブル材料をみんなで使えるようにしていきます。また、コミュニティ参加者間での相互送客やクリエイティブシェア(※)など、様々な付加価値づくりにも取り組んでいく予定です。
※クリエイティブシェア:過去に使ったイラストやデザインなどをコミュニティでシェアし、みんなが使えるようにする機能



[4] ロゴやデザイン入稿だけ!即日注文可能な「セミオーダーパッケージ」


物流コストの観点から需要が多くなっているポスト投函パッケージや配送袋など。フォーマットが決まっているものに関してはデザインを入稿するだけで即日発注が可能な仕組みを整えています。※通常のPOCのサービスは原則オペレーターがサポートしながらのフルオーダーサービス
[画像7: (リンク ») ]


ポスト投函ダンボール
#FSC認証 #リデュース
全ての面に印刷可能で、良質な開封体験にぴったりです。ネコポス(ヤマト運輸)、クリックポスト(日本郵便)、飛脚メール便(佐川急便)全てのポスト投函サービスに対応。310×226×25mm


[画像8: (リンク ») ]


宅配袋
#植物性インク #100%リサイクルプラスチック
内容物を水濡れや汚れから守りながら配送料も下げる。好きな位置で折り返すこともできるので、サイズ調整も自由自在。そのままポスト投函も可能です。330×350mm



[画像9: (リンク ») ]


ブランドスタンプ
#繰り返し使える
スーパー小ロットのブランドやお店にお勧めなのはオリジナルのロゴスタンプ。ダンボールから布袋まであらゆるものをオリジナルパッケージ化してくれます。こんなサステナブルもありだと思います。30×30mm/50×50mm/80×80mm


■ 創業メンバー
[画像10: (リンク ») ]

CEO/ファウンダー 小林大樹
東北大学/大学院、スウェーデン王立工科大学で建築デザインを学ぶ。「仕組みがデザインを発明し、デザインが世界を変える」という自身の考えのもと2011年に(株)博報堂に新卒で入社。博報堂ではストラテジックプラナーとして様々なクライアントのブランド・マーケティング戦略の策定、商品・ビジネス開発に従事し2022年にPOC inc.を創業。最近は冷かけうどんと、1歳の息子に夢中。(写真左)

COO/ファウンダー 新津裕隆
九州大学/大学院でインダストリアルデザインと人間工学を学ぶ。#徹底した人間理解 #社会とのつながり #美しさ が自身のものづくりの信念。2017年、理念に共通点を見出した(株)博報堂に新卒入社。イノベーションプラナーとして様々なクライアントの戦略策定・サービスデザイン業務をリード。2022年に小林と共にPOC inc.を創業。平日のドラマ、休日のキャンプが趣味。(写真右)

■ POCの理念
Creativity for People and the Planet.
- 創造力を地球と人のために -
ただ単に、かっこいい、かわいいブランドやパッケージよりも、地球環境にとっても、人にとっても優しいブランドやパッケージのほうが、ワクワクする未来がつくれるとPOCは信じています。創造力を地球と人のために最大限活用していくのがPOCの理念です。

■ 会社概要
会社名:株式会社ポック
代表者:代表取締役社長CEO 小林大樹
資本金:37,999,906円(資本準備金を含む)
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-37-3パレドール千駄ヶ谷201
設立:2022年8月5日(ハコの日)
URL: (リンク »)
Instagram: (リンク »)
Twitter: (リンク »)
お問い合わせ:info@poc-inc.jp

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]