株式会社CAN EAT(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田ヶ原絵里、以下「CAN EAT」)は、2023年2月より、外食事業者のアレルギー対応を支援する2つのITサービスを組み合わせ、お客様のアレルギー情報とメニューの原材料情報をマッチングさせる実証実験を開始します。
本実証実験では、特別な対応が必要なメニューを素早く特定し、お客様に安心安全な外食の機会を提供するとともに、調理場の原材料確認にかかる負担を軽減。スタッフの皆さまがよりクリエイティブな業務に注力できるようサポートすることを目標とします。
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■外食事業者のアレルギー対応を効率化!CAN EATが提供する2つのサービス
食物アレルギーなどの食事制限がある人は近年増加傾向にあり、種類も多様化・複雑化しています。ホテル・レストラン・婚礼事業者の中には、ゲストに安心して食事を楽しんでもらうためにアレルギー対応に積極的に取り組む企業も見られるようになりました。
こうした外食事業者を支援しアレルギー対応の輪を広げていくため、CAN EATは原材料のアレルギー情報を簡単に把握・管理できるアレルギー管理サービス( (リンク ») )と、詳細なアレルギー情報をお客様から直接ヒアリングできるアレルギーヒアリングシステム( (リンク ») )を開発し、多くの企業に提供してきました。
両サービスは、アレルギー対応の効率化と事故防止をめざすもので、導入企業のみなさまからは「アレルギー対応にかかる業務負荷の大幅な削減につながった」「お客様に安心して料理を提供できた」というお声を多数いただいています。
■CAN EATの技術を結集!原材料情報とゲストの食事制限情報をマッチングする実証実験を開始
一方で、季節の変化や原材料高騰などの影響により、調理場では食材の入れ替えや調整が頻繁に発生するため、ゲストの食事制限に関する情報を取得した後、各メニューの原材料と見合わせて確認する作業には依然として時間がかかっています。
さらに、2025年4月から容器包装された加工食品及び添加物についてくるみアレルギーの表示が義務化されるなど、食品表示に関するルールも年々変化しており、原材料の確認業務にかかる負荷は今後ますます大きくなるものと予想されます。
そこでCAN EATは、アレルギー管理サービスに登録された原材料の情報と、アレルギーヒアリングシステムに申請されたゲストの食事制限に関する情報をマッチングさせ、特別な対応が必要なメニューを効率的に特定する仕組みを実現させるべく、2023年2月より28品目のアレルギーに限定した実証実験を開始します。
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■プロジェクト概要
プロジェクトの流れ
1.アレルギー管理サービスでコース料理に使用する原材料のアレルギーを自動判定し、メニューごとの原材料を正しく把握・管理します。
2.アレルギーヒアリングシステムで会食に参加するゲストの詳細なアレルギー情報をヒアリングします。
3.アレルギー管理サービスに登録されている原材料のアレルギー情報と、アレルギーヒアリングシステムでヒアリングした情報をマッチングさせ、コース料理の中から特別な対応が必要なメニューを特定します。
対象となる28品目
食品表示基準において容器包装された加工食品及び添加物に表示が義務付けられている特定原材料7品目と、表示が推奨されている特定原材料に準ずるもの21品目を対象とします。
特定原材料(7品目):えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生
特定原材料に準ずるもの(21品目):アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キ ウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、ま つたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
お問い合わせ窓口
実証実験にご参加いただける企業を随時募集しています。ご興味をお持ちの外食事業者のみなさまは、お気軽にお問い合わせください。
株式会社CAN EAT info@caneat.jp
アレルギー管理サービス: (リンク »)
アレルギーヒアリングシステム: (リンク »)
今後の展望
CAN EATで収集してきた食事制限データを元に、現時点で対象としている28品目のアレルギー以外にもマッチングできる対象を増やしていきます。本格的なサービス化を見据え、申請数の多いアルコール類や魚介類、肉類、フルーツなど多様な食品に対応し、あらゆる食事制限に対してスムーズにメニューを特定できる状態をめざします。
■アレルギー管理サービスについて
アレルギー管理サービスは、スマートフォンで原材料ラベルを撮影するだけで簡単にアレルギーを判定し、アレルゲンごとにメニューや加工品を検索できるアプリサービスです。
時間と手間がかかる食品表示の確認作業を、ITの力で効率化・省力化。原材料ラベルの読み間違いや見落としをなくし、正確かつ効率的にアレルギー情報を表示できます。
月額2,500円~の料金設定で、個人の飲食店から中小規模のチェーン店まで、幅広い事業者の皆様にご活用いただいています。ご興味をお持ちの事業者様は、お気軽にお問い合わせください。
<ポイント>
スマートフォンで原材料ラベルを撮影するだけで簡単にアレルギーが判定できる。
原材料ラベルのあらゆる表記パターンを学習した自動判定エンジンを搭載。専門家とのダブルチェックで、より正確なアレルギーチェックが可能。
自動検索機能付き。”「卵」「乳」「小麦」を含まないメニュー” など、複雑な条件も簡単に検索できる。
アレルギー情報をCSVで出力してプライスカードやテントカードに転記したり、ページを公開してQRコード経由でアクセスすることも可能。スタッフによるアレルギー回答ミスを削減できる。
多言語対応済。海外のゲストも簡単にアレルギー情報を確認できる。
サービスURL: (リンク »)
導入事例: (リンク »)
お問い合わせフォーム: (リンク »)
■アレルギーヒアリングシステムについて
アレルギーヒアリングシステムは、団体会食の出席予定ゲストの食事制限に関する情報を事前に直接入力していただくことで、食物アレルギーやベジタリアン・ヴィーガンなどの詳細な情報を正確かつスムーズに把握できるサービスです。
「食べられないもの」はもちろん、「提供してよいもの」の情報を集めることもできるため、代替食の提案にも活用可能。ゲストの申請画面に表示する確認事項や注意事項も自由に設定できるため、施設のキッチン事情に適した形でご利用いただけます。
婚礼・宴会のほか、ビジネスイベントや国際会議といったMICE関連のご利用や、修学旅行でのお取りまとめ事例も増えています。ご興味のある事業者の皆様はお気軽にお問い合わせください。
<ポイント>
アレルギーがあるご本人の回答を一括でとりまとめ。打ち合わせや事前準備がスムーズに進み、プランナーの負担を軽減できる。
詳しいアレルギー情報を一覧にしてプリントアウト。プランナー・キッチン間のコミュニケーションの効率化とミスの防止に役立つ。
既存の配席表システムやWeb招待状サービスと連携。アレルギー情報が自動でバンケット指示書(配席表)に連携されることで転記ミスを防ぐ。
サービス利用時においてアレルギー事故が発生した場合に治療費や見舞金を補償する保険が附帯。安心して使える。
多言語対応済。海外のゲストも簡単にアレルギー情報を登録できる。
サービスURL: (リンク »)
導入事例一覧: (リンク »)
お問い合わせフォーム: (リンク »)
■株式会社CAN EATについて
「すべての人の食事をおいしく・楽しく・健康的にする」をミッションに、食べられないものがある人の外食を救うサービス「CAN EAT」はじめ、食物アレルギー当事者やアレルギー対応に取り組む外食事業者を支援するサービスの開発・運営を行っています。
会社名:株式会社CAN EAT(英語名:CAN EAT Inc.)
代表者:代表取締役社長 田ヶ原絵里
本社所在地:東京都新宿区天神町7番地11 No.14
設立:2019年4月1日
公式HP: (リンク »)
食べられないものがある人の外食を救うサービス「CAN EAT」: (リンク »)
アレルギーヒアリングシステム: (リンク »)
アレルギー管理サービス: (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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