なりすましメール対策機能強化の新オプション「エンベロープfrom独自ドメインオプション」の提供開始

株式会社パイプドビッツ

From: PR TIMES

2023-02-02 19:40

~ ドコモメール公式アカウントにも対応 ~

「情報資産の銀行」として、お客様の大切な情報の管理と活用に貢献するITパートナーの株式会社パイプドビッツ(東京都港区、代表取締役社長CEO 林哲也、以下「パイプドビッツ」)は、ローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1(スパイラル バージョン1)」の新オプションとして、メール配信機能におけるなりすましメール対策機能を強化する「エンベロープfrom独自ドメインオプション」を2023年2月1日に提供を開始しましたので、お知らせいたします。
Webメールなどで送信元として表示される「エンベロープfrom」のドメインを独自ドメイン化することで、メール受信者が期待する送信者からのメールであることが一目で分かり、インターネットユーザーが安心してメールコンテンツを閲覧できる環境が手に入ります。




背景

フィッシング対策協議会が発表したフィッシングレポート2022によると、2021年のフィッシング報告件数は、526,504件で、2020年と比較して約2.3倍に増加しています。同じく同協議会が報告している月次報告書によると、調査用メールアドレス宛に2022年12月に届いたフィッシングメールのうち、約85.7%がメール差出人に実在するサービスのメールアドレス(ドメイン)を使用した「なりすまし」フィッシングメールであり、「なりすまし」がフィッシングメールの常套手段となっています。こうした状況に対して、企業ではなりすましメール対策に不可欠なDMARC(※1)の導入を急ぐ動きがみられています。株式会社 TwoFiveが2022年11月に発表した調査結果では、日経225社の内124社(55.1%)がDMARCを導入しており、2022年5月に同社が実施した調査結果と比較すると、半年で5.3%増加しています。

※1 DMARC(Domain-based Message Authentication Reporting and Conformance ディーマーク)とは:
電子メールにおける送信ドメイン認証技術です。SPF (Sender Policy Framework)とDKIM(DomainKeys identified mail)を利用して、メールの信頼性を判断するプロトコルです。

メール送信事業者として迷惑メール対策推進協議会に参加するパイプドビッツは、これまで「SPIRAL ver.1」の送信ドメイン認証技術(SPF/DKIM/DMARC)に対応し、「SPIRAL ver.1」の利用ユーザが正当なメール送信者として、メール配信ができる環境を提供してまいりました。


「エンベロープfrom独自ドメインオプション」の特長

(1)メールの送信元情報を自社ドメインで完結させ、受信者が安心しやすい環境
「エンベロープfrom」のドメインを独自ドメイン化できることで、「SPIRAL ver.1」利用ユーザから配信されたメールをインターネットユーザーが受信し、メールの送信元情報を確認した際に、Fromアドレスや送信元として表示される「エンベロープfrom」ドメインが、期待する送信者情報になっていることで従来よりも安心感があり、届きやすいメール配信環境となります。また、SPFの対象である「エンベロープfrom」ドメインを独自ドメイン化できることで、利用ユーザがDMARCに対応しやすい環境となりました。
[画像1: (リンク ») ]

(2)ドコモメール公式アカウントに対応しやすくなる
株式会社NTTドコモは、フィッシングメール対策を目的に同社に認められた公式アカウントから送信したメールに、ドコモメール上で公式アカウントのマークを表示できる「ドコモメール公式アカウント(※2)」を2021年5月より提供開始いたしました。公式アカウントマークはメール受信者にわかりやすく安心を伝えられるため、金融業界を中心に対応企業が増加傾向にあります。
「ドコモメール公式アカウント」に対応したメールを配信するには、DMARCまたはSPFの認証結果がPASSになる必要があります。「SPIRAL ver.1」利用ユーザは「エンベロープfrom独自ドメインオプション」を利用することで、SPF認証の対象ドメインであるエンベロープfromを独自ドメインにでき、「ドコモメール公式アカウント」に対応しやすくなります。
[画像2: (リンク ») ]

※2「ドコモメール公式アカウント」とは:
ドコモメールのフィッシング詐欺メール対策を目的に、申込み企業・団体の公式アカウントから送信されたメールに、ドコモメール上で公式アカウントのマークを表示する機能です。お客様は一目で公式アカウントからのメールであることがわかるため、安心してメールの内容を確認できます。
(リンク »)

※ドコモ公式アカウントのご利用には、株式会社NTTドコモとの契約が必要です。
(リンク »)

利用価格(税抜)

初期費用 ・・・5万円
月額利用料・・・1万円
※本オプションはパイプドビッツが提供する「SPIRAL ver.1」のオプションサービスとなり、ご利用には「SPIRAL ver.1」の契約が別途必要になります。

今後もパイプドビッツは、高セキュリティなデータ利活用環境を追求し、お客様の業務効率化、開発生産性向上に寄与できる安全・安心な開発プラットフォームの提供に努めてまいります。

(ご参考)
▼フィッシング対策協議会「フィッシングレポート2022」
(リンク »)
▼フィッシング対策協議会2022/12 フィッシング報告状況
(リンク »)
▼DMARC導入実態調査 第2弾を発表 日経225企業と、証券コードを持つ金融・流通・製造業に拡大調査
(リンク »)


「SPIRAL ver.1」とは

官公庁、金融、医療、不動産、教育機関など、のべ12,000社以上(2022年10月時点)の幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模のローコード開発プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、重要情報資産をクラウド上で安全に管理し、情報活用のためのwebアプリケーションを手軽に開発できます。
URL: (リンク »)


株式会社パイプドビッツ 概要

会社名:株式会社パイプドビッツ
所在地:東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル
代表者:代表取締役社長CEO 林 哲也
事業内容:情報資産プラットフォーム事業、SaaS事業、ソリューション事業
Webサイト: (リンク »)


本件に関するお問い合わせ先

お問い合わせフォーム: (リンク »)

※「SPIRAL」は株式会社パイプドビッツの登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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