New Relic、テクノロジーパートナー・エコシステムを拡大、連携する外部サービスは合計500以上に

New Relic株式会社

From: PR TIMES

2023-02-09 20:16

~ 連携サービス・エコシステムに主要クラウドサービス、オープンソースツール、エンタープライズ・テクノロジーを追加し、幅広い業界および利用用途に渡りオブザーバビリティ実践を加速 ~

デジタルビジネスに可観測性プラットフォームを提供するNew Relic株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小西 真一朗、以下「New Relic」)は、企業がオブザーバビリティの実践をより加速できるよう、テクノロジーパートナー・エコシステムを昨年対比で25%拡大したと発表しました。



New Relicは現在、500以上のクラウドサービス、オープンソースツール、およびエンタープライズテクノロジーを提供するテクノロジーパートナーと連携してエコシステムを拡大し、全てのエンジニアがすぐにオブザーバビリティの利用を開始できるよう支援しています。今回、Atlassian、AWS、CircleCI、Confluent、Jenkins、JFrog、およびSnykなどの開発ツールから新たに提供されたクイックスタートに関する資料もオープンソースカタログに追加しました。またNew Relicは、前SplunkおよびHPE役員のGal Tunikを、クラウドおよび製品パートナーシップ部門の副社長に任命することを発表しました。

将来を見据えた企業のIT意思決定者は、オブザーバビリティをビジネスにおける必須事項と確信を持って実装しています。New Relicの「2022 オブザーバビリティ予測レポート - グローバル市場 -(日本語版)」の調査結果によると、グローバルにおいて大半の企業は、2025年までに堅牢なオブザーバビリティを実践する予定です。オブザーバビリティの必要性を加速させているテクノロジーとして最も多く挙げられたのはセキュリティ(49%)で 、次いでクラウドネイティブなアプリケーション・アーキテクチャー(47%)、マルチクラウド環境への統合(42%)、オープンソース技術(39%)となっています。この必要性に応えるため、New Relicはテクノロジーパートナー・エコシステムを拡大し、新しいクラウドサービス、オープンソースツール、開発者・セキュリティ技術との連携を追加し、エンジニアリングチームがあらゆる業界と利用用途においてオブザーバビリティの実践を強化できるよう支援しています。

今回のテクノロジーパートナー・エコシステム拡大は、グローバルなパートナーエコシステムに投資し続けることでエンジニアが優れたソフトウェアを作成できるよう、エンジニアをデータ駆動型のアプローチによって支援するというNew Relicのミッションをさらに裏付けるものです。直近の15ヶ月間で、New Relicはソリューション連携のインスタントオブザーバビリティ(Instant Observability: I/O)エコシステムと、ビルド済のオブザーバビリティのリソースを発表し、New Relicで最初のグローバルチャネル主任にRiya Shanmugamを任命しました。また、クラウドプロバイダー、チャネルパートナー、マネージドサービスプロバイダー(MSP)が、自社の顧客に業界を代表するNew Relicのオブザーバビリティを提供するために必要なトレーニング、マーケティング支援、営業ツールなどのリソースで支援するグローバルパートナープログラムを発表しました。さらにNew Relicは、Amazon Web Services (AWS)およびMicrosoft Azureとのインテグレーションやパートナーシップを拡大することで、マルチクラウド・オブザーバビリティを強化しています。

クラウドおよび製品パートナーシップのVPとして新たに任命されたGal Tunikは、New Relicのクラウドプロバイダーとの関係拡大、製品のインテグレーション管理、クラウドプロバイダーとの共同利益創出の監督を主導します。GalはSplunkからNew Relicに入社し、Splunk在籍中はAWSとの連携に関するグローバルディレクターでした。これまでに、様々なリーダー職、製品管理、およびMicro Focus、HPE、Booz Allen Hamilton、およびSAPに対するテクノロジー・イノベーション担当を歴任しています。

「今日のエンジニアは、クラウドの採用、アプリケーションのモダナイゼーション、およびデジタル顧客体験など、顧客にとって最も重要な事業における取り組みを加速させるため、最高品質のツールと合わせてオブザーバビリティを活用しています。私たちは、エンジニアが、既に慣れ親しんだツールやテクノロジーと合わせて、オブザーバビリティの実践を拡大できるよう支援するパートナーシップやインテグレーションの、広範なエコシステムを提供することに、大きな価値を見出しています。」と、New Relicの戦略および体験部門SVPであるPeter Pezarisは言います。「Galを役員に迎えることで、この重点的な取り組みを拡大し、業界最高かつ最も人気の高いツール、テクノロジー、およびクラウドプロバイダーと協働関係を継続し、全てのエンジニアが、New Relicによって成熟したオブザーバビリティを実践できるように支援することを心待ちにしています。」

New Relicは、業界を代表するテクノロジー企業と提携し、オープンソース・フレームワーク上でのインテグレーションを構築することによって、システムの健全性を監視する複数のツールに依存するチームに対して、オブザーバビリティを拡張する支援を拡大しました。

今回の新たなインテグレーションには次が含まれます:
● CI/CDおよびDevOpsプラットフォームによってDevOpsチームは、継続的インテグレーションおよびデプロイメントのパイプライン、API、およびウェブアプリケーション開発ワークフローのパフォーマンスならびに健全性に関する可視性を取得できます。ユーザーはリリースのパイプラインに沿って、New Relicのオブザーバビリティデータを閲覧し、ユーザーがリリースの速度や質を高めやすくすることができます。
重要なインテグレーションとして、Atlassian Bitbucket、CircleCI、Jenkins、およびJFrogが含まれています。

● DevSecOpsおよびVulnerability Management(脆弱性管理)機能によって全てのエンジニアは、ソフトウェア開発ライフサイクルの全てのステージにおいて、セキュリティリスクを優先順位付けすることができます。現在エンジニアは、New Relic上で、サードパーティのセキュリティツールをネイティブな脆弱性検知とシームレスに連携し、統合されたコンテキスト上のセキュリティを実現できるようになりました。
重要なインテグレーションとして、AWS Security Hub、GitHub、Lacework、およびSnykが含まれています。

● 事実上Kubernetesの監視ツールであるPrometheusは、Kubernetesのクラスターとクラスターサービスのパフォーマンスについて把握しやすくします。New RelicのPrometheusエージェントおよびクイックスタートによって、エンジニアは、事前設定されたダッシュボードとアラートを利用して、Kubernetesクラスターとクラスターサービスのパフォーマンスを短時間で分析し、エンタープライズレベルのPrometheus監視を活用できます。
オープンソースのPrometheusツールキットを利用しているサービスに対する注目すべきインテグレーションとして、Calico、CockroachDB、CoreDNS、Etcd、NGINX、Redis、およびTraefikが含まれています。

● データ管理プラットフォームは、Apache Kafkaクラスター、Sparkアプリケーション、およびデータウェアハウスのパフォーマンスに可視性を提供します。これら人気の高いデータ管理プラットフォームからNew Relicにメトリクスを連携することによって、エンジニアはクエリの速度を改善したり、重要なパフォーマンスの問題についてのトラブルシューティングの実施、負荷の高いクエリや異常値を特定することでコストを最適化できます。
注目すべきインテグレーションとして、Confluent Cloud、Databricks、およびSnowflakeが含まれています。

● New Relicパートナー・エコシステムに関する参考情報
New Relicパートナープログラム(日本語)
(リンク »)

New Relicの年次イベント発表「インテグレーションとインスタントオブザーバビリティ」解説(日本語)FutureStack 2022:最新発表の概要をご紹介 (2022年6月)
(リンク »)

インスタントオブザーバビリティ(I/O)の機能紹介(日本語)2021年後半からの主な製品アップデートのまとめ | New Relic(2022年1月)
(リンク »)

数分で得られるインサイト:New Relic Instant Observability
(リンク »)

● テクノロジーパートナーからのコメント
Tom Trahan、CircleCI事業開発部門VP
「ソフトウェアエコシステムと、モダンなチームがアプリケーションを構築する方法はますます複雑になっており、開発者ツールにおける最高品質のインテグレーションが求められます。そのため、世界最高レベルのソフトウェアチームは、最大の継続的インテグレーションおよびデリバリー(CI/CD)プラットフォームとしてCircleCIを活用します。それにより確信を持って高品質なコードを提供しています。当社とNew Relicとのパートナーシップにより、開発者の要望に応え、システム全体の健全性を単一の統合ビューで確認でき、組織や運用上の意思決定を促す強力なインサイトを提供することが可能になりました。CircleCIクイックスタートによって、エンジニアはCI/CDのパフォーマンスに関するリアルタイムの情報を得られ、デプロイメントに向けた重要な工程の監視、円滑化を実現できます。」

David Lee、Confluentパートナーエコシステム部門グローバルVP
「市場動向および顧客需要は常に変化しており、バッチベースのアーキテクチャーではそれらに対応しきれなくなっています。リアルタイムの顧客体験とバックエンド・オペレーションを強化するため、企業は、Apache Kafkaの運用負荷を取り除く、Confluentの全面的に管理されたデータストリーミング・プラットフォームを利用し始めています。Confluentに対するNew Relicのインテグレーションによって、チームは、リアルタイムでクラスターのパフォーマンスデータを可視化および追跡し、Confluentのパフォーマンスをその他のシステムと関連づけることができます。これにより、チームはミッションクリティカルなマルチクラウドワークフロー全体でデータを動的に活用し、顧客の期待値を上回ることを可能にします。」

Brian Lanigan、Lacework国際チャネルおよび提携部門VP
「オブザーバビリティには、クラウドセキュリティと共通の信条があります—組織には速度、自動化、およびコンテキストが必要です。New Relicの総合的なオブザーバビリティ性能と連携している当社のクラウドセキュリティ・ソリューションは、積極的に脆弱性を探している場合や、違反の根本原因や影響を調査しようとしている場合などに、二社共通の顧客に、シームレスで一貫したエクスペリエンスを提供します。両社は、開発速度を阻害することなく、ソフトウェアの配信とセキュリティのギャップを埋め、より深い可視性、共有コンテキスト、効率性を提供します。」

■ New Relicのファクトシートやロゴ等は、以下からご確認いただけます。
(リンク »)

■New Relicについて
2008年に創業したNew Relic は、デジタルビジネスのあらゆる重要指標を観測可能にする「オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム」を提供しています。デジタルビジネスを構成するアプリケーションやインフラストラクチャだけでなく、ユーザー側の顧客体験状況までをも観測可能にするため、企業はデジタルサービスの障害検知、顧客体験の低下検知、潜在的な問題やボトルネックを早期特定し解決するDevOps チームを生み出します。これにより、企業は取り組むべきデジタル変革を、計測可能な戦略へと変化させることができます。New Relicの全世界顧客数は15,000以上、Fortune 100企業の過半数で採用されており、日本でも数百社を超えるお客様のデジタル変革を支援しています。New Relicが支持されている理由は、newrelic.com/jpをご覧ください。

■オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic」について
New Relic はお客様がより完璧なソフトウェアを作成するために構築された、最も強力なクラウドベースの観測プラットフォームです。世界中のエンジニアリングチームがNew Relic を利用して、アップタイムとパフォーマンスの向上、規模と効率の向上、市場投入までの時間の短縮を実現しています。New Relic には、組織がオブザーバビリティを実現するために必要なすべての機能が含まれています。

Telemetry Data Platform:  ペタバイト規模であらゆるタイプのアプリケーションやインフラストラクチャのデータを収集、可視化することができます。これは、すべての運用データの単一で正しいソースとなるように設計されています。
Full Stack Observability:  APM、インフラストラクチャ、ログ、デジタルカスタマーエクスペリエンスにまたがるソフトウェアスタック全体を1つのコネクテッドエクスペリエンスで簡単に分析し、トラブルシューティングを行います。
Applied Intelligence:  インシデントを迅速に検出、理解、解決するための応用インテリジェンスが備わっています。


※New Relic は、New Relic, Inc.の登録商標です。
※本文書内の製品名および会社名は全て、それらの登録名義人の商標である場合があります。


将来予想に関する記述
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