地域の社会課題に “あったらいいな”を目指し、プロボノ活動を実施

小林製薬株式会社

From: PR TIMES

2023-03-23 12:16

~「パーパス」の実現に向けた、社員一人ひとりの“行動変容”~

小林製薬株式会社(本社:大阪市、社長:小林 章浩、以下「当社」)は、認定NPO法人 サービスグラント(事業所:東京都渋谷区、代表理事:嵯峨 生馬、以下 サービスグラント)が提供するプログラムへの参加を通して、NPO(非営利団体)や地域団体等が抱える社会課題の解決支援を目的とした「プロボノ活動(※)」を実施いたしました。プロボノ活動に参加した当社社員からは「社会貢献活動に取り組む意識が変わった」「他社の方々と異業種混合チームで活動した為、チームビルディングの大切さを学んだ」「仕事の意義を問い直すきっかけとなり、将来的にはソーシャル事業に携わりたい」という声が聞かれ、モチベーション向上や、キャリア開発支援にもつながる結果となりました。




当社でのプロボノ活動導入の背景

当社ではパーパスとして「見過ごされがちなお困りごとを解決し、人々の可能性を支援すること」を掲げています。今までは、主に製品開発を通して「お困りごと」の解決に貢献することで、パーパスの実現を目指してまいりましたが、プロボノ活動により、社員一人ひとりがスキルや経験を活かして、社会課題に取り組むNPOや地域団体等を支援することも、パーパスの実現を目指す1つと捉えられると考えました。また、なにより当社社員から「自分たちでも社会貢献活動に取り組みたい」という声が増えたことを受け、当社サステナビリティ部門・人事部門が連携し活動を開始いたしました。社員一人ひとりが、「私が“あったらいいな”をカタチ」にできる熱意やスキルを持った人材に成長することで、パーパスの実現を目指していきます。
なお、今回当社社員は、サービスグラントが提供するプロボノ活動プログラム「プロボノリーグ」へ参加し、他社と異業種混合の4名前後で編成されたチームによって、支援先団体の課題解決に繋がる提案と成果物の提供に取り組みました。


当社が参加したプロボノ活動プログラム「プロボノリーグ」の概要

当社参加社員数:4名(それぞれ別々のチームで活動)
実施期間:2022年10月14日~2022年11月25日


支援団体先と内容(認定NPO法人スマイルオブキッズ(以下、スマイルオブキッズ))


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公式ホームページ: (リンク »)  


スマイルオブキッズは神奈川県横浜市において「愛する子ども達のために」という理念のもと、病気や障害のあるお子さんとその家族の立場に立って、支援活動を行われています。本プロボノ活動では、スマイルオブキッズが抱えている運営上の課題の中から、「新規支援者獲得」をテーマにチームでアイデアを出し合い、フライヤーや提案書の作成を行いました。

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支援団体先と内容(シトラスパーク瀬戸田(以下、シトラスパーク))


[画像3: (リンク ») ]

公式ホームページ: (リンク »)

しまなみ海道の生口島に位置し、日本初の柑橘類のテーマパークとしてオープンしたシトラスパークは、グランピング施設やドッグラン等を新設するリニューアルを経て、地域の皆様に開かれた公園として運営されています。
本プロボノ活動では、シトラスパークの更なる事業発展計画書の作成や、現状の運営オペレーションの効率化に向けて支援を行いました。
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当社参加者の声 

~ 価値観の変化から“行動変容”へ (氏名:垣見 晋悟 職種:お客様対応)~
元来、社会貢献に対し関心を高く持っていましたが、実際に社会課題へ真摯に向き合っている支援先の方々と接することで、課題意識が更に高まっていきました。ただ、実際にプロボノ活動を進めると、異業種混合チームのため、どうすればチームが最大限のパフォーマンスを発揮できるのか、というチームビルディングも深く学ぶこととなりました。その結果、支援先の方々から「ここまで考えて下さってありがとうございます」というお言葉を頂戴した時は、本当に嬉しい気持ちでした。
また、日々の業務で意識している行動が、本活動でも評価されたことで自信にも繋がり、今後の業務に対し力強い一歩を踏み出すきっかけとなりました。加えて、社会貢献に対する自分の価値観が変化したことで、週末の公園のゴミ拾い活動から、今では“一日一拾”と行動が変わりました。
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~ 自社の存在意義とは? 今後も社会貢献活動に関わりたい(氏名:浅野 良太 職種:研究開発)~
以前より社会貢献活動を学ぶ機会はありましたが、実際に支援先の方々の熱意に触れ「何のために仕事をしているのか?」と振り返るきっかけとなりました。日々の業務でも「何のために行うのか?」をより意識することで、論理と感情の整理に繋がり、「感情を乗せる」大切さを再認識できました。
また、今後の業務においては将来ソーシャル事業に携わりたいと思うようになり、社外では今回のプロボノ活動とは異なるテーマで社会貢献活動に関わっていきたいと考えています。
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当社運営者コメント(サステナビリティ部門、人事部)

通常業務に加えての活動のため、負担があったかと思いましたが、参加者への活動後インタビューでは、社会課題に対する価値観の変化に留まらず、異業種混合チームでの活動の中で「チームビルディングの重要性」「多様な意見に対する尊重と需要」を体感できたことや、更には“行動変容”にまで至っていることに、大変驚きを感じました。今回の参加を経て、プロボノ活動には「社会課題解決」の側面のみならず、「人の成長を促す」側面もあることを改めて確信しました。今後も取り組みを進化させながら、「社会のお困りごと」に「社員自らが貢献」できるよう推進してまいります。


サービスグラントとは


[画像7: (リンク ») ]

公式ホームページ: (リンク »)

日本におけるプロボノのフロンティアとして2005年より活動している認定NPO法人。
“社会課題を前に、誰もが行動を起こし、違いや可能性を活かしあいながら協働できる社会”を目指し、企業人の経験やスキルを活かした「プロボノ」によって非営利組織が抱える課題の解決に取り組むプロジェクト型支援のコーディネート等を実施しています。
2023年3月現在、プロボノ登録者は7,800人を超え、累計1,200件以上のプロボノプロジェクトを実施しています。


プロボノ活動とは(※)

プロボノとは【社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや経験を活かして取り組む社会貢献活動】を意味します。元々は、アメリカ発祥の考えですが、昨今日本においても社会との新しい関わり方として注目され、プロボノ活動を導入する企業も増加しています。
また、サービスグラントがプロボノ活動に取り組む企業の参加者を調査したところ、98%が「本業ではない体験を通して成長できると思う」、94%が「企業が社会貢献をすることの重要性を意識できた」・「会社の企業価値へ好影響があると思った」という結果も得られており、社会活動の側面のみならず、人材開発の側面からも近年注目される活動となっています (出典:サービスグラント「企業が取組むプロボノ最前線」)。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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