xIDとあいおいニッセイ同和損保、マイナンバーカードを活用し「Govtech×Insurtech」に関する業務提携を締結

xID

From: PR TIMES

2023-04-21 15:46

マイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューション「xID(クロスアイディー)」を提供するGovtech企業、xID株式会社(本社:東京都千代田区、CEO:日下 光 以下「xID」)とMS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長: 新納 啓介 以下「あいおいニッセイ同和損保」) は、4月21日に、マイナンバーカードを活用したデータ分析の高度化やデジタル罹災証明書の実現、保険業務効率化などに向けた業務提携を行いましたので、お知らせします。




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1.背景



デジタル庁の掲げる「デジタル社会の実現に向けた重点計画」において、様々な分野のデータを官民を越えて連動させることが、国民の多様な幸せの実現に不可欠であると示されています。
あいおいニッセイ同和損保は、中期経営計画の中核となる考え方「CSV×DX※1」のもと、テレマティクスデータをはじめとする様々なデータを活用し、保険分野にとどまらない新たなデータソリューションを創出、拡大することを目指しています。
xIDは、「信用コストの低いデジタル社会を実現する」をミッションとして掲げ、マイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューション「xID」を提供するGovtech※2企業として、これまで全国390超の自治体や、企業とともにマイナンバーカード・デジタルIDを活用した官民共創による地域課題の解決に取り組んできました。
あいおいニッセイ同和損保のテレマティクスデータやInsurtech※3領域での実績と、xIDの持つGovtech領域での知見や技術をかけ合わせることにより、地域全体のDX推進をサポートし、課題解決や新たな価値創造へ資する商品・サービスの開発を加速させることができると考え、業務提携契約を締結しました。

※1 CSV…Creating Shared Value(社会との共通価値の創造)、DX …Digital Transformation(データやデジタルを活用し、価値提供を変革させること)
※2 行政(Government)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、民間企業のテクノロジーやIT技術を活用し、行政の業務効率を高めることを目的とした取り組みのこと
※3 保険(Insurance)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、保険会社の業務にテクノロジーを取り入れる事で、さまざまな革新をビジネスにもたらすこと




2.業務提携の概要



(1)データに基づく地方自治体の政策立案・実証・検証支援
あいおいニッセイ同和損保が地方自治体の「交通安全イベント時に提供する住民向けドライブアプリ」や「カーボンニュートラル等の促進に向け移動手段に応じてポイントを付与する住民向けアプリ」に、マイナンバーカードを活用したオンライン本人認証が実装できるID基盤「xID API※4」を導入することで、アプリから取得する自動車走行データや移動データと、地方自治体が保有するデータが本人同意のもとセキュアかつシームレスに連携され、より高度なユーザー分析が可能になります。また、地方自治体が行う実証実験においても、「xID API」によってアプリの登録・ログイン時に「当該地域の住民であること」(=本人性)が担保され、取得したい情報のみを収集し、精度の高い実験結果を得ることができます。
2023年8月以降に実証フィールドとなる地方自治体を募集し、2024年度での実装を目指します。

※4 xID APIとは、誰でも簡単にマイナンバーカードを活用したオンライン本人確認や認証・電子署名が実装できるID基盤です。

【業務提携によって目指す姿】
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(2)xIDのデジタル罹災証明書の実現を通じた被災者への安全・安心の提供
xIDは連携する自治体と共にVerifialble Credentials※5今回の業務提携を通じ、あいおいニッセイ同和損保は、xIDが実施する罹災証明書のデジタル化に向けた実証実験について実証フィールドの開拓等をサポートし、ともに安全・安心な社会の実現を目指します。

※5 内容の検証がオンラインで可能な自己主権型のデジタル証明書のこと。発行者(Issuer) が保持者(Holder) に対して発行した証明書を第三者である検証者(verifier)が検証することができる仕組み

(3)保険契約者UXの向上と保険業務効率化
保険料控除証明書の発行に関して、電子化とマイナポータルへの連携に対応した業界横断型の共同システムの構築やサービス提供が進むなか、マイナンバーカードを活用した保険手続きの更なる高度化が期待されます。そこで、あいおいニッセイ同和損保とxIDは、保険契約時や契約内容変更手続き等でマイナンバーカードの活用機会を検討し、顧客体験の向上を目指します。



3.今後の展開について


あいおいニッセイ同和損保のテレマティクスデータやInsurtech領域での実績と、xIDの持つGovtech領域での知見や技術をかけ合わせ、社会・地域課題の解決に資する商品・サービスの研究を進めていきます。




xID株式会社について



xIDは「信用コストの低いデジタル社会を実現する」をミッションとして掲げ、マイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューション「xID」を中心に、次世代のビジネスモデルをパートナーと共に創出するGovtech(ガブテック)企業です。 官民双方で信頼される中立的なデジタルIDソリューションとして、これまで不可能だった企業間や官民の壁を超えた、“信頼あるデータの利活用“をスムーズにし、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会、Society5.0を実現していきます。

xID社コーポレートサイト: (リンク »)
xIDメディア「みんなのデジタル社会」: (リンク »)




xIDアプリについて



「xID」は、マイナンバーカードと連携することで、より手軽に本人確認、本人認証、電子署名ができるデジタルIDアプリです。初回登録時にマイナンバーカードの署名用電子証明書をスマートフォンのNFCで読み取り、本人確認を実施することでIDを生成。以降、「xID」を使って電子認証・電子署名を行うことで、金融サービス利用開始時の本人確認や行政手続きをオンラインで完結させることができます。

サービスサイト: (リンク »)
「xID」の作成手順紹介動画: (リンク »)
[動画: (リンク ») ]





あいおいニッセイ同和損害保険株式会社について



『まだ誰も知らない安心を、ともに。』
CSV×DX を通じて、お客さま・地域・社会の未来を支えつづける会社を目指してまいります。

コーポレートサイト: (リンク »)


プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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