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東京貿易ホールディングス株式会社(東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン27F、代表取締役社長 坪内秀介)のグループ会社であるTBグローバルテクノロジーズ株式会社(東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン28F、代表取締役社長 Laurent Poidevin、以下TBG)は川崎重工業株式会社様と開発した液化水素用鋼管型ローディングアーム(以下LA)実証荷役を達成、成功いたしました。
神戸水素基地(Hy touch神戸/HySTRA様)において「液化水素用 鋼管型LA(口径:6“)」を用いて2023年2月24日に液化水素を積荷、3月4日に揚荷を行い、無事に初荷役に成功いたしました。これは鋼管型LAの液化水素荷役においては世界初の快挙となります。
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【タンカーと接続中の鋼管型液化水素用ローディングアーム】
「液化水素用 鋼管型LA」の開発は、将来のカーボンニュートラル社会のサプライチェーン構築には必須と考えられ、内閣府SIP事業(戦略的イノベーション創造プログラム)の1つの研究開発テーマとして2014年度より開発が開始されました。
LNG(-162℃)を更に下回る液化水素(-253℃)の領域では、既存の低温技術のみでは対処できずLAを構築するスイベルジョイント、ERS(緊急離脱システム)、パイプ部を含む全体で新たな構造を要します。TBGは真空二重管構造をLA接液管全体に適用し、かつスイベルジョイント、ERS部は入熱・伝熱に対する対策を講じ、またシール材の適合試験、液化水素実液での試験などトライアル&エラーを繰り返し、今の設計仕様・構造を作り上げました。
SIP事業として約5年間をかけ、2018年度に試作機の試験に合格し、さらに2022年度には神戸水素基地(Hy touch神戸/HySTRA様)へ据付・納入、そしてこのたび初めての荷役に成功、完了致しました。まさに未知の基礎研究開発への挑戦を乗り越え、掴んだ成果であります。
液化水素サプライチェーン実証プロジェクトを推進・実行されてこられたHySTRA様、共同開発会社である川崎重工業株式会社様、液化水素技術に関する技術指導と試験基地の協力を頂いたJAXA様、新たな製造に対して共に挑戦頂いた協力会社様とすべてのTBGメンバーと今回の成果を分かち合えることを嬉しく思います。
TBGは今後とも持続可能な社会のためにクリーンエネルギー安定供給への開発を重ねてまいります。
TBグローバルテクノロジーズ株式会社HP (リンク »)
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東京貿易グループとは
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持ち株会社である東京貿易ホールディングス株式会社(東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン27F、代表取締役社長 坪内秀介)と個性豊かな国内外の14事業会社、合計15会社で構成する独立系の企業グループであり、1947年の創業から75周年を迎えました。
グループ共通のスピリッツである「全員経営の精神」を核心的価値観(コアバリュー)として掲げ、グループ各社が自立した企業活動を行いながら、グループ全体の存在感と競争力を相乗的に高めることにより、新しい価値を世の中に提供し続けるグループを目指しています。
東京貿易グループは今後も変革を恐れず、自由闊達な文化の下、イノベーションを起こし、ステークホルダーの皆様が安全・安心な生活、経済、社会活動をおくることができる、より良い社会の実現と持続に貢献します。
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