Salesforceが、新しい「AppExchange」のパートナープログラムを発表した。3890億ドル規模となる同社のアプリエコノミーに、より多くの開発者を呼び込む取り組みの一環だ。
またSalesforce Venturesは、新しい1億ドル規模の「Salesforce Platform Fund」も発表した。このファンドを使って、Salesforceプラットフォーム上でのAI駆動のアプリケーションおよびコンポーネントの開発を加速させることが狙いだ。
「Salesforce AppExchange」はSalesforceのエンタープライズアプリマーケットプレイスで、セールスやサービス、マーケティングに関連する3000以上のアプリケーションを提供している。Salesforceはこの新パートナープログラムで、新しいビジネスモデルやオンボーディング体験、プラットフォームのテクノロジツールなどを提供する。
新しいAppExchange Partner Programは現行の独立系ソフトウェアベンダー(ISV)向け製品に取って代わるもので、以下のものが含まれる。
- レビューや評価、製品の成功、「Trailhead」トレーニングおよび認定に基づくポイントシステム。さらに、Salesforceは新しいAppExchangeパートナーの「percent-net-revenue」(PNR)を25%から15%に引き下げる。現行のパートナーには、更新時にこの新しい条件が適用される。
- オートメーションが強化されたウィザードを含むオンボーディング体験。
- コラボレーションや開発を促進するツール群、「Heroku」への無料アクセス。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。