Googleは米国時間6月7日、「Google Compute Engine」においてソールテナントノードのベータ版を提供開始したと発表した。
ソールテナントノードによって、顧客はCompute Engineサーバ全体を占有できる。たいていのクラウドコンピューティングプロバイダーはマルチテナントアーキテクチャを採用しているため、コンピューティングリソースは複数の顧客で共有される。
しかし、シングルテナントノードを利用できた方が望ましい場合もある。例えば、法的規制に準拠するために、組織のコンピュートリソースを物理的に隔離しておかなければならない場合などだ。
ソールテナントノードの提供により、顧客はインスタンスをどのノードで起動するかを手作業で選択できるようになる。また、最適なロケーションを自動的に決定する配置アルゴリズムを利用することもできる。なお、利用料金は従来通り、利用したノード毎に秒単位で課金される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。