【EMCジャパン Tech Communityサイト】Microsoft、Oracle、SAP向け長距離VMotion

EMCジャパン株式会社

2011-01-26

■エグゼクティブ・サマリー■


□ビジネス・ ケース□


企業は、サーバおよびアプリケーションを仮想化することによるビジネス/技術面での大きなメリットを次第に認識するようになっているため、同じモデルをストレージ・システムにも適用する方法を模索しています。サーバの仮想化により、ハードウェア・リソースをリソース・グループに集約して、アプリケーションのワークロードに対して動的に割り当てることが可能になります。この結果、柔軟性/流動性に優れたインフラストラクチャが実現します。またストレージも、シンプルな統合ポイントを超えて仮想ストレージへと進化させる必要があります。これにより、ストレージ・リソースを集約および仮想化して、動的なストレージ・インフラストラクチャを提供できるようになり、動的な仮想サーバ・インフラストラクチャを補完することが可能になります。EMCは、仮想ストレージ・ソリューションを提供します。このソリューションは、完全に自動化されたストレージ階層化機能をベースに構築されており、基盤となるストレージ・インフラストラクチャの移動/柔軟性に関するニーズに対応します。この対応は、フェデレーションを通じて行われます。つまり、ストレージ・リソースの共通プールが提供されます。


フェデレーションにより、ITは、動的に割り当て可能なリソース・プールを介して、迅速かつ効率的にビジネスをサポートできるようになります。この柔軟性により、より的確なサービスのサポートを実現できるようアプリケーションおよびデータを移動することが可能になるため、ITによってビジネスにもたらされる価値が引き上げられます。さらに、サーバ・アプリケーションおよびストレージの共通プールにより、サービスとしてのITという新たなコンピューティング・モデルが実現します。


予想される自然災害など、発生する可能性のある災害による脅威をプロアクティブに回避するため、IT部門は、離れた距離でのストレージ仮想化によって生じる課題を克服する必要があります。これまで、データセンター間のアレイ・レプリケーションとサイトのフェイルオーバー・プロセスに依存することなく、これを実現することは不可能でした。


■概要■


このホワイト・ペーパーでは、この環境で使用されるテクノロジーとコンポーネントについて簡潔に説明することから開始します。その後、この分散化された仮想化データセンターのテスト環境をサポートする共通の要素について説明します。さらに、このソリューションで使用されるMicrosoft SharePoint、SQL、SAP、Oracleアプリケーションの構成について概説します。最後に、テストの手法および検証された結果についてまとめます。


■目的■


このホワイト・ペーパーの目的は、読者に対し、VPLEX Metroテクノロジーについて包括的に理解してもらうほか、VMware VMotionやStorage VMotionなどのツールとともにVPLEX Metroテクノロジーを使用して、最大100 km離れた場所にあるデータセンター間で、ダウンタイムまたは停止を発生させることなく、効果的なリソースの分散および共有を実行する方法を把握してもらうことにあります。


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