マーケットの変化にすみやかに対応するには、ITシステムの柔軟性や即時対応性が必要だ。しかし業務アプリケーションと密接に結びついている帳票システムは柔軟性や拡張性の事情からビジネスの変化への即応は困難。だが「帳票SOA」のコンセプトのもと、変化に応えられるツール・ミドルウェアとして高く評価されているのがウイングアーク テクノロジーズの帳票製品群である。
業務システムやアプリケーションへの依存を解消する帳票SOA
今や用途やシーンに応じて様々な形態で使用されている電子帳票。データベースと連動するデータとして、あるいはメールやFAXなど人が直接触れる媒介を通じての使用、また紙へ出力するにしても大量印刷の場合と特定の情報を少量に印刷する場合とではそれぞれ使われ方は異なる。帳票と一口に言っても、その形態や活用のされ方は極めて多様化しているのだ。
また、従来のようにアプリケーションによって紐付けされた帳票ソリューションでは、業務システムやアプリケーションの変化が開発や運用に大きな影響を与えてしまうのは大きな課題。業務システムやアプリケーションに依存した帳票ソリューションが企業内に混在することで、無駄な開発コストや運用コストが生じてしまう恐れもある。
マーケティング部 部長
イノベーション事業部 事業部長
谷口 功氏
帳票機能をSOA(サービス指向アーキテクチャ)化した帳票サービスとして提供しようというウイングアーク テクノロジーズ 株式会社が提唱するコンセプト「帳票SOA」は、こうした課題の中から生まれた考え方。既存の上位システム連携のためのインターフェースはもちろん、Webサービスとの連携も視野に入れたハイブリッドインターフェースの採用、また業務システムの帳票機能をコンポーネントとして切り出して共通利用できるようサービス化する。「帳票SOA」では用途に応じた帳票出力環境を選択活用できる仕組みを提供する。
この考え方についてウイングアーク テクノロジーズのマーケティング部 部長でイノベーション事業部 事業部長でもある谷口功氏は、「帳票SOAでは、すべてを初めから作り込まず、帳票システムをハブとして、必要なモジュールをブロックのように加えたり取り除いたりしてシステムを構築する考え方を採用しています。ですから、用途や環境に応じて拡張でき、重複する機能は共通利用することが可能です」と説明する。
そしてその帳票SOAを実現するのがウイングアーク テクノロジーズの提供する帳票設計ツール「SVFX-Designer」や帳票スプールサーバ「Report Director Enterprise」をはじめとする帳票製品群だ。
帳票SOAの概念
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ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
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【導入事例集】
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