バックドア型

用語の解説

バックドア型とは

(バックドアガタ,バックドア型トロイノ木馬,バックドア型ウィルス,バックドア型ウイルス,Backdoor Trojan,BKDR,)
バックドア型とは、コンピュータウィルスやトロイの木馬の一種で、ネットワークを通じて外部からコンピュータを自由に操作できるような経路をかってに設置するマルウェアの総称である。
「バックドア」とは、もともと「裏口」を意味する。 特に犯罪学上では「正規の手続きを踏まずに内部に入る事が可能な侵入口」を指すため、このように呼ばれている。 バックドア型のウィルスは、コンピュータプログラムのセキュリティホールを狙ったり、あるいはセキュリティホールがなくても(トロイの木馬となり)ユーザーにプログラムをダウンロードさせたりして、ユーザーのマシンに入り込む。 侵入に成功すると、マシンの所有者には気づかれないようにネットワークのポートを開いてアクセス可能に設定する。 バックドアを設置されてしまったマシンは分散DoS攻撃に加担するゾンビマシンなどとして利用される可能性がある。 バックドア型のウィルスの侵入を阻止するためには、ウィルスソフトの利用はもちろん、こまめにOSをアップデートすることなどが有効である。

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