エレクトロニックインク

用語の解説

エレクトロニックインクとは

(電子インク,electronic ink,)
エレクトロニックインクとは、表示を電気的に制御できるようにした特殊なインクのことである。
電気的に白黒を反転できる粒子を用いることで、用紙やプラスチック版上でディスプレイのような変化する表示を可能にするというものである。 マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボで研究が進められている。 紙やプラスチックの表面に、マイクロカプセルと呼ばれる10分の1mmほどのカプセル状のドットが敷き詰められる。 これが通常のインクのようにテキストや画像を表示し、さらに電荷の状態によって色が変化する。 表示画面は電源が供給されなくても消えることがないというメリットに加えて、電子的に書き換えることによって動画の表示も可能であるとされる。 このエレクトロニックインク(電子インク)を付着させた紙状の表示装置はデジタルペーパー(電子ペーパー)と呼ばれることが多いが、一般にはエレクトロニックインクとデジタルペーパーは同一視される。 有機ELディスプレイと同一視されることもある。

用語解説出典   powered by. Weblio

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