リモートとは
(remote)
リモートとは、物理的に分離されており、通信回線などのネットワークによって接続された状態にある、マシンやシステム、環境などのことである。
リモートのマシンやシステムは、物理的に切り離されているために、キーボードやマウスといった入力装置ではなく、特殊な通信手段による接続を必要とする。
特殊な通信手段と特定のアクセス方法を用意することで、間接的にリモートへアクセスすることが可能となる。
物理的に異なる場所に存在しており、インターネットなどを利用することによって手元のマシン(クライアント)と接続可能な状態になっているサーバーマシンは、リモートサーバーなどと呼ばれる。
また、そのような遠隔地のシステムを利用するユーザーは、リモートユーザーと呼ばれる。
遠隔地から、システムにログインして利用することを、リモートアクセスと言う。
Windows XPででは、遠隔地からシステムを利用するための機能として、リモートデスクトップと呼ばれる機能が提供されている。
リモートデスクトップを利用すると、遠隔地のPCから、通常の手元のデスクトップをローカルマシンで直接画面を表示するのと同様のユーザインタフェースで、システムを利用することができる。
同様のものにVNC(Virtual Network Computing)というシステムもある。
これは、画面情報と、キーボードやマウスといったシステムイベント情報を、遠隔地にあるマシンに伝送することにより、リモートマシンを、あたかも手元にあるPCであるかのように遠隔操作することを可能とするものである。
マシンの保守にあたり、物理的なパーツの交換などは、実際にそのマシンを設置しているデータセンター等のサーバールームに足を運ぶ必要がある。
しかし、OS上の操作で可能な、設定変更やデータのバックアップといった保守作業については、通信回線がつながっていれば、遠隔地からでも行うことができる。
このような保守の形態は「リモート保守」と呼ばれている。
また、Webアプリケーションなどの開発では、システムの動作が、サーバ側とクライアント側に渡っていて通常の確認方法が適さない場合がある。
このような場合、サーバ動作を、通信回線を用いて遠隔地から覗きながらデバッグする「リモートデバッグ」の方法を用いることがある。
用語解説出典
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