InDesignCS3対応 コマンド・バッチ組版ソフト[SpicyTrad V3.0]

有限会社スパイシーソフト 

2008-06-04

■InDesignCS3に対応し、組版コマンドを用いたバッチ処理を可能としました。 バッチ組版とWYSIWYG組版のドッキングは、ドキュメント作成のワークフローを革新します。

製品概要

 今、多くの組版自動処理の流れが、XMLデータからの自動化を目指している中、
すべての組版用のデータがXMLデータとして存在するということではない現実とDTP
組版の効率化という現実を踏まえ、従来の電算写植の技術に見られた組版コマンド
によるバッチ組版をDTPソフトであるInDesignにて実現してまいりましたが、ここに
InDesignCS3対応が完了いたしました。

 専用組版機の後継を考えるとDTPしか選択の余地がないという現状で、専用組版機から脱却できずにお困りのかたがたも多く見受けられます。「SpicyTrad」は、組版コマンド入力したデータをInDesignにて自動組版させ、InDesignドキュメントを作成します。

 わかり易い組版コマンドで入力されたデータは、プレーンなテキストデータであり、組版コマンドのイメージもその機能が想像しやすく作成されているため、可読性に優れ、極めて扱い易く、さまざまなデータへの変換が楽に出来るものとなっております。

 また、自動組版した結果のドキュメントは、InDesignドキュメントなので、従来のコマンド組版システムの弱点であった修正に関しては、当然のことながら、InDesignにてWYSIWYGで修正することが出来るため、修正にも楽に対応できるということになります。

 まさしく、専用組版機の生産性の高さとDTPの修正の容易さとが融合したものと言えます。

特徴

◎豊富な組版コマンド
 使用できる組版コマンドは約180種類で、そのほとんどをInDesignの段落・文字スタイルの機能から生み出されたものなので、InDesignをご使用なさっている方には、コマンドの機能が非常にわかり易いものとなっています。
◎ページング要素の充足
 ページ物の組版を行う場合には、必須なページング組版要素をサポートしました。いわゆる本文での自動ページ作成は当然のこと、以下のページング要素を実現しています。
・枠(フレーム)種類は5種類。
 固定枠(マスターページでの位置が固定)、浮動枠(データの組版処理でページは移動するが、ページの中では、位置が固定)、成り行き枠(ページもページ内の位置もデータとともに移動する)、移動枠(インラインフレーム)、グループ枠(複数の枠をグループとして扱う)。
・浮動枠、成り行き枠での泣き分かれも可能。
 ページ末等、枠がページをオーバーセットする場合、オーバーセットした部分を次ページに追い出す設定にすることも可能です。
・柱。
 柱は、複数の柱が同時使用でき、そのおのおので、見開き単位あるいはページ単位で、柱候補文字を結合させ柱文字列として使用することが出来ます。当然、偶数ページのみ、奇数ページのみ、両方のページと使い分けることが出来ます。
・ノンブル。
 ノンブルは、InDesignの標準のノンブル以外に5箇所設定可能です。ただし、InDesignドキュメント上ではテキストフレームのテキストデータのため、ページ数の自動変更は不可となります。
・注。
 割注はインラインコマンドにInDesignの機能を利用し実現できますが、頭注、傍注、脚注も可能としました。
・爪。
 昨今の情報誌の多くは、また旧来からの辞書なども引きやすさというものが重要視されています。その引きやすさを実現するのが、本の小口につける爪といえます。
◎インライン要素の拡充。
 InDesignの機能を拡張し、より使いやすくしました。
・見出し。
 見出し扱いする文字列を見出しコマンドで設定できます。
・リスト。
 リスト機能は、SpicyTrad独自の機能を実現しています。
◎マクロ。
 複数の文字列・コマンドをマクロとして番号をつけて登録できますので、複雑なコマンドの設定を伴うものは、マクロ登録し、後は登録したマクロを呼び出すだけということが出来ます。
◎簡単な発想で実現できる自動組版
 「InDesignに設定したマスター、段落スタイル、文字スタイルなどを組版コマンドで呼び出すための番号を対応させる」という作業を行うことで、実際のデータは、「コマンド+呼び出し番号」を入れていくだけという単純文字入力に帰納させることが出来ます。
◎別売エディタ
 SpicyTradの入力エディタ部のみを「SCEdit」として単独で使用できる製品を用意しました。外部入力者の方など、入力だけを行う方に、制限台数なしで、ご使用していただくことが出来ます。

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