AWS環境でのバックアップ/リカバリ/災害対策など、データ保護の構成管理ツール【N2WS Backup & Recovery】

株式会社クライム 

2020-11-02

N2WS Backup & Recoveryは、登録したAWSアカウント上に存在するEC2インスタンス、RDSなどのAWSリソースを簡単にバックアップ及び2次バックアップ、リストア操作が行えます。

製品概要

N2WS Backup & Recovery(以下N2WS)は、登録したAWSアカウント上に存在するEC2インスタンス、RDS、EFSなどのリソースを、単一のWebコンソールからバックアップ、2次バックアップ、リストア操作が行えます。

AWSなどのパブリッククラウドでは、インフラ部分に関しては各プロバイダーが保護を行い、実際のデータ自体はユーザ自身が保護する必要がある「責任共有モデル」で運用されています。
各プロバイダー側でバックアップの機能は提供されていますが、世代管理や実行タイミング、2次バックアップ構成など、構成を突き詰めるとスクリプトでの制御が必要となり、さらにバックアップ対象によってそれぞれ設定を行うとなると、ユーザ自身でバックアップを構成するには大きな手間がかかります。

N2WSでは、単一のWebコンソールから、登録されたAWSアカウント上に存在するリソースのバックアップ設定が行えるだけではなく、世代管理や2次バックアップ、スケジュールなどもシンプルかつ細かく設定が可能です。

特徴

【主な機能】
・高速な永久増分バックアップ
N2WSでは、AWSがネイティブに提供している高速なスナップショット機能を使用しています。
また、フルバックアップは初回の1回のみに抑えることができます。

・アプリケーション一貫性のあるオンライン バックアップ
N2WSでは、システムをオフラインにすることなく、本番アプリケーションが動作していたとしても整合性のあるバックアップが可能です。

・Amazon S3/Glacierへのアーカイブ
通常、AWSが提供するスナップショットは、内部的にAmazon S3へ保管されますが、この時ストレージクラスは最も高額なプランで請求されます。
長期間バックアップデータを保持する場合、S3が提供するより安価なストレージクラスへアーカイブすることで、バックアップデータライフサイクルのコストを抑えることができます。

・2次バックアップの構成
N2WSでは指定した間隔でEBSスナップショットを別リージョンへのコピー、また別AWSアカウントに対してもコピーを構成可能です。
N2WSを使用するだけで、1次バックアップだけでなく、本番リージョンの災害を想定した2次バックアップも構成できます。

・ファイルレベルリストアのサポート
N2WSでは、EC2インスタンス、EBSボリューム単位でのリストア以外にも、OS上のゲストファイル単位でのリストア操作がサポートされています。

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