本レポートは、IIJがインターネットというインフラを支えるため継続的に取り組んでいる様々な調査・解析の結果や、技術開発の成果、ならびに、重要な技術情報を定期的にとりまとめ、ご提供するものです。
■インフラストラクチャセキュリティ
2012年4月から6月までの3ヵ月間に発生した主なインシデントを時系列に並べ、分類し、月ごとに概要をまとめると共に、期間全体での統計と解析結果をご報告します。また、対象期間中のフォーカスリサーチとして、Anonymousによる日本を対象とした攻撃作戦について、Windows Updateへの中間者攻撃を行うマルウェアFlameについて、及びマルウェアZeuSとその亜種について、それぞれ解説します。
■メッセージングテクノロジー
過去1年3ヵ月間(65週間)の迷惑メールの長期トレンドを示すと共に、2012年4月~6月までの迷惑メールの割合の推移や主要送信元地域の分布の推移を示します。また技術動向として、送信ドメイン認証技術”SPF、DKIM”の普及状況とメッセージ認証技術で利用可能な認証識別子について解説し、現状の課題をまとめます。
■ブロードバンドトラフィックレポート
IIJのブロードバンド接続サービスのトラフィックの状況を、1年前と比較しながら解析し、1年間で何がどのように変化したのかを検証します。
■インターネットトピック
2011年4月に開設したコンテナ型データセンターの現状と、ITとファシリティを一体的に運用する実証実験について簡単にご紹介します。
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