2003年、「SQL Slammer」 ワームの影響により、世界各地のインターネットトラフィックが数時間にわたり停止する事態に陥りました。この悪名高きワームは、半年前にパッチが適用されたばかりのMicrosoft SQLデータベースの既知の脆弱性を狙い撃ちにしました。このワームが蔓延し、各地に伝播した主な要因として、その容量が小さいため、自身の複製を素早く行い、ランダムに感染対象を広げていったことが挙げられます。
その後数年間にわたり、各ITベンダは様々な方法でこういった脅威に対応してきました。定期的なセキュリティアップデートのリリース、脆弱性攻撃の既知のパターンを発見する緻密なパケットインスペクションを採用したIPS(不正侵入検知・防御)、ウイルス対策システムなどが挙げられます。しかし、上記の対策をすり抜ける「標的型攻撃」と呼ばれる洗練された手法が蔓延してきているのが現状です。本ホワイトペーパーではその実際と最新の対抗手段を明らかにしていきます。
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