ホワイトペーパー

アメリカ固定・移動通信市場の最新トレンド/ICT政策を分析――「米国通信市場総覧2008」発刊

株式会社情報流通ビジネス研究所 2008年01月28日

「米国移動通信市場では、モバイルWiMAXやHSDPA、CDMA2000 1X EV-DO Rev.Aなど、次世代のワイヤレスブロードバンド技術が共存する。しかし、これからの通信事業者に問われるのは、技術面の優劣ではない。テレコム企業の伝統的な事業理念から抜け出せるかが、大きな競争軸になっていく」。
――ICT分野の調査研究を行う、情報流通ビジネス研究所(神奈川県大和市、所長・飯塚周一・046-271-2323)は、このほど発表した報告書「米国通信市場総覧2008」のなかで、こう述べた。

2007年の米国通信市場は大規模合併が一段落し、通信事業者は固定・移動の域を超えた限りなき競争時代を迎えた。5年ぶりに固定・移動総合事業者として再登場した新生AT&T、イギリスのボーダフォンとの協力で首位奪還を狙うベライゾン、次世代サービスとして開放型WiMAXという切り札を取り出したスプリント、Wi-Fiを活用した固定・移動融合戦略で後発ならではの瞬発力を発揮するT-モバイル、トリプルプレーによって巨大通信事業者として浮上したコムキャストやタイム・ワーナーなどのケーブル事業者にいたるまで、米国市場は新たな競争局面を迎えている。

通信事業者以外のプレーヤーを見渡せば、iPhoneで世界市場を席巻するアップルや、通信市場参入に向けて本格始動したグーグルの例をひくまでもなく、進取の気質に溢れている。これらの背景にあるのは、固定系ブロードバンドによって培われた自由競争のダイナミズムが、いち早くワイヤレスの世界に持ち込まれてきていることに他ならない、とレポートは報告している。

「米国通信市場総覧2008」は、アメリカにおける固定・移動通信市場の動向と主要通信事業者の戦略、そしてFCCの動きをはじめとした各種規制環境について分析したもの。第1章/第2章では、移動通信市場の競争構図やサービス環境、技術環境を分析、オペレータの事業環境などをそれぞれ評価して、アメリカにおける移動通信市場の現状を浮き彫りにしている。その上で、次世代の収益源確保に乗り出そうとする主要事業者の戦略を明らかにした。

第3章と第4章では、固定通信市場の特徴と競争構造、サービス環境を踏まえ、VoIPやIPTVなど新たな固定サービスの動向を中心に分析。音声からの脱皮を推し進め、新事業領域への進出を図ろうとするAT&Tおよびヘライゾン・コニュニケーションやケーブル大手コムキャストの戦略に焦点を当てた。第5章では、米国における各種規制関連のホットイシューについて踏み込んでいる。

レポート概要をPDFファイルでご覧いただけます。

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