3.11以降、多くの企業が事業継続という観点から在宅勤務の導入を真剣に検討しているが、その最大の障壁となっているセキュリティに対して、ZDNet Japan事業継続フォーラムでシスコシステムズの塩月氏が公演を行った。
相次ぐサイバー攻撃で多くの企業が被害に遭遇。スパムやマルウェアはさらに進化し複雑化、従来のアンチウィルスベンダーも追い付かない状況だ。
はたして、シスコはその脅威にどう立ち向かうのか。
その鍵を握るのが、世界最大規模でインターネット脅威情報を収集し、自社製品に対し情報提供を行うクラウド“Cisco SIO”。
全世界のインターネット上に70万台以上のセンサーを設置し、最新の脅威情報をリアルタイムに収集。その情報を世界中のCiscoセキュリティ製品に提供し、予防的な対策を講じるというわけだ。
これによって、社外からネットに接続する際に、強制的にイントラネットに接続させるなど、会社で許可しないWebアプリケーションを使用禁止したり、社外でもインターネット利用に規定を適応させる事が可能になる。
【前編】BCPのための安全なリモートアクセス環境とは?セキュアなどこでもオフィス
http://japan.zdnet.com/paper/20169673/30000103/
ホワイトペーパー