アライドテレシスホールディングスは、ネットワーク機器専業メーカーとして、国内だけでなく世界21カ国で事業展開している。活動の場が国際化し、製品が多機能化するにつれ、よりいっそうの成長を図るには、顧客の声を的確に集約し、開発に活かすとともに、サポート体制も強化する必要が出てきた。そこで、同社はCRMの導入を検討、Oracle CRM On Demandを選んだ。その理由は「グローバル対応」「柔軟な拡張性」「短期導入・低コスト」の3点だ。これらの特徴をいかに利用し、また、その結果、どのような利点がもたらされたか。2007年に創業20年を迎えた同社が選択した戦略を、会長兼CEOの大嶋章禎氏に聞いた。