日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、主力サーバー製品「HP ProLiantサーバーG6」および最新世代の「G7」に、インテル Xeonプロセッサ5600番台を搭載した。Xeon5600番台はサーバ用途として初の32nmプロセスで製造されており、消費電力が大きく低下している。HP独自の省電力機能と組み合わせることで、最短5ヵ月程度でリプレースのコストを回収できるほどランニングコストが低下するという。以下のリンクで入手可能なホワイトペーパーは、その詳細について日本HPとインテル株式会社との対談記事である。
ここで示されるインテルの試算によると、5年前のサーバー15台を一台のXeon5600番台搭載のサーバー1台に集約できる。古いサーバーを使い続けた場合に比べ、なんと95%のエネルギーコストが節約できるという。HPのサーバー世代で言うと、G3/G4あたりがリプレースの時期だ。そのうえで、「これらのリースを延長した場合など、TOCの観点からは非常に高いコストになってしまう」と指摘する。
ホワイトペーパー