SPSS、「第5回SPSS Open House研究奨励賞」募集開始

エス・ピー・エス・エス株式会社

2005-01-25 10:00

~年々学部生の応募が増え論文の質が向上、優れたアナリストへの登竜門に~
 Predictive Analyticsを提唱するエス・ピー・エス・エス株式会社(以下、SPSS Japan)は、「第5回SPSS Open House研究奨励賞」の募集を26日から開始することになりましたので、お知らせします。「SPSS Open House研究奨励賞」は、大学でSPSS製品を使用している学生の研究助成を目的に2001年に創設された論文懸賞であり、回を重ねるごとに「学部学生からの応募が増え続け、しかも、論文の質が平均的に向上している」(審査委員長の専修大学ネットワーク情報学部教授 江原 淳氏)という評価を得るなど、統計分析、データマイニングの研究成果を発表する場としてのステータスを確実に高めています。
 論文のテーマは指定がなく、投稿者がSPSS Japan が提供している統計分析ツール「SPSS」、データマイニングツール「Clementine」などを使用したデータ収集、統計分析、モデリングならびにそれらの応用領域、理論、実務応用で貢献が見られる研究成果、データマイニング技術を使用して発見された有益なルールやパターンに関する研究成果について自由に設定します。投稿された論文の中から優れた研究成果を選び出し、最優秀賞、優秀賞、協賛企業である株式会社インテージ(以下、インテージ、所在地:東京都西東京市谷戸町2-14-11、代表取締役社長:田下憲雄氏、資本金:16億8,140万円、URL: (リンク ») )のINTAGE賞、SPSS賞、SPSS Open House参加者特別賞の5つの賞を贈呈します。

 過去4回行われた「SPSS Open House研究奨励賞」では、優れた研究成果は研究歴よりも着眼点やアイデアへの依存度が大きいことが明確になりつつあります。これについて江原審査委員長は、「SPSSやClementineのような優れたソフトを使用することで、かつてのようにブログラミングやデータハンドリングの苦労をすることがなくなった。必要な分析を必要なだけ行える環境が先行研究をしのぐモデル化への挑戦を可能にしており、理論・仮説・測定をしっかりすれば学部学生でも画期的な論文が書ける」としており、院生よりも若い学部生から、あるいは学部生や院生からプロのアナリストをも超える研究成果を発表するヒーロー、ヒロインが誕生する可能性があるという点で、「SPSS Open House研究奨励賞」は、ますます興味深いイベントとなっています。

 「第5回SPSS Open House研究奨励賞」は、9月2日に応募を締め切った後、審査委員会による審査が行われます。各賞の中でも、「INTAGE賞」はデータの収集方法、「SPSS賞」は実務への応用が選定のポイントとなります。10月12日には審査結果を発表、全応募者にEmail(ない場合はFax)で通知し、SPSSのホームページでも公開します。受賞者は11月8日(火)~9日(水) の期間に開催される「SPSS Open House 2005 」(会場:東京ドームホテル)で口頭発表とポスターセッションで研究成果を披露することとなります。また、受賞者とは別に、約15編がポスターセッション参加として審査委員会で選出されます。ポスターセッションは、「SPSS Open House 2005 」の来場者の投票によって優れた論文を選出する来場者参加型の企画であり、最も多くの投票を集めた論文には「SPSS Open House参加者特別賞」が贈られます。

なお、「第5回SPSS Open House研究奨励賞」の実施概要は次のとおりです。
以 上

<「第5回SPSS Open House研究奨励賞」の開催概要>

【対象】
応募締切日時点で国内の大学に在籍する学部生、院生(修士・博士課程)。グループでの執筆可。審査基準は研究歴を考慮しますので、学部生、院生に有利不利はありません。

【募集内容】
SPSSが提供している製品を使用し、データ収集、統計分析、モデリング、応用領域、理論、実務応用で何らかの貢献が見られる研究成果。分野は問わない。データマイニング技術を使用した研究の場合、有益なルールやパターンの発見についての報告も評価の対象とする。
応募論文は自由形式(論文、パワーポイントなど)A4サイズ10枚以内(図表含む)で提出し、背景・使用データ・モデルについて必ず言及すること。
※学会誌、紀要等で未公刊の研究成果に限る。
※学会等で口頭発表された研究成果及び学士・修士・博士論文の研究成果での応募は可。
※応募論文の著作権は応募者に帰属しますが、提出した応募資料は返却しません。
※応募論文は弊社印刷物や弊社Website(PDFダウンロード形式)で掲載する場合があります。

【賞】
○最優秀賞 1名 賞金 15万円+副賞(SPSSトレーニングコース/3コース)
○優秀賞2名(学部生、院生各1名) 賞金 10万円+副賞(SPSSトレーニングコース/2コース)
○INTAGE賞1名 賞金5万円+副賞(インテージ提供の副賞)
○SPSS賞1名 賞金5万円+副賞(SPSSトレーニングコース/1コース)
○SPSS Open House 参加者特別賞1名 賞金 5万円
※INTAGE賞はデータの収集方法、SPSS賞は実務への応用を評価します。

【審査方法】
審査委員会にて協議のうえ、以下を決定します。
   受賞者  5名  ※除くSPSS Open House参加者特別賞
   Open Houseポスターセッション参加者   約15名
受賞者及びポスターセッション参加者の論文はOpen Houseポスターセッションにて展示します。一部の受賞者にはOpen House学生発表セッションにて口頭発表をしていただきます。「SPSS Open House参加者特別賞」はポスターセッション参加者(除く受賞者)の中からOpen House来場者の投票により決定します。
 ○審査委員会       
  審査委員長: 専修大学 ネットワーク情報学部 教授 江原 淳氏
  審査委員:
大阪府立大学 経済学部 教授 荒木 長照氏
成蹊大学 工学部 教授 岩崎 学氏   
明治大学 理工学部 教授 大滝 厚氏   
早稲田大学 文学部 教授 豊田 秀樹氏
INTAGE ビジネスインテリジェンス事業部企画部 副事業部長 宮首 賢治氏
SPSS 上級副社長 村田 悦子   ※氏名五十音順

【応募・選考の流れ】

9月2日(金)必着 応募締切 
下記4点を郵送にて「SPSS Open House 研究奨励賞事務局」までお送りください。
①応募フォーム
 フォームを弊社Website(www.spss.co.jp/ronbun/)からダウンロードし、プリントアウトの上ご記入ください。
②応募論文
  自由形式A4サイズ10枚以内(図表含む)。ホッチキスせず、ページ番号を入れること。
③応募論文の要約
 応募論文とは別に、要約を200字以内で提出。
④上記②、③の電子データ
FD、CD又はMOにて提出。MSワード、MSパワーポイント、PDFの形式でお願いします。

10月12日(水) 審査結果発表
全応募者にEmail(ない場合はFax)にて通知。Website上でも発表。

11月2日(水)提出締切
<受賞者+ポスターセッション参加者> 展示用論文の提出
ポスターセッション展示用論文を、自由形式A4サイズ10枚以内(図表含む)で提出。審査用に提出した論文をそのまま利用する場合は提出不要。

<口頭発表を行う受賞者> 発表用プレゼンテーション資料の提出
ポスターセッション展示用論文のほか、口頭発表用にMSパワーポイントのプレゼンテーション資料を提出。

11月8日(火)~9日(水)  SPSS Open House 2005 開催(東京ドームホテル)
ポスターセッション及び口頭発表。「SPSS Open House参加者特別賞」の投票・発表。表彰式。

【応募者の特典】
全応募者
・ Open Houseのセミナーに応募者及び指導教官を無料招待。
・ Open Houseのレセプションパーティに指導教官を無料招待。
・ Open Houseに来場した応募者には、来場記念品を進呈。
・ 関東圏外からOpen Houseに来場した応募者には、交通費の一部を補助。グループで応募の場合、2名分までを補助。例: 大阪近県からの応募者の場合: 新大阪<->東京間の新幹線代を約8割補助(昨年実績)
受賞者/ポスターセッション参加者
・ Open Houseのレセプションパーティに応募者を無料招待。
・ 関東圏外からOpen Houseに来場した応募者には、宿泊費の一部を補助(昨年実績6,000円)。グループで応募の場合、2名分までを補助。

【お問い合わせ・応募先】
「SPSS Open House 研究奨励賞」事務局
〒150-0012東京都渋谷区広尾1-1-39恵比寿プライムスクェアタワー10F
エス・ピー・エス・エス株式会社 
Tel:03-5466-5511 Fax:03-5466-5621 Mailto:jppr@spss.com

■株式会社インテージについて
インテージは、時代に先駆けてマーケティングの重要性を認識し、1960年に設立された日本のリサーチ会社のパイオニアです。以来40年以上にわたり、各種情報収集網の拡充、データ処理体制の確立、独自の分析ツールの開発など、「リサーチ」と「システム」の二つの領域で高度な技術とノウハウをもって、顧客の経営の意思決定に関わる「価値ある情報=インテリジェンス」を提供しています。資本金16億8,140万円。売上高234億円(2003年3月期、連結)。

■SPSSについて
SPSSが提唱するPredictive Analyticsは、現状および将来についての信頼できる結論を的確に描き出すように、データをビジネス上有効なアクションに結びつけることをいいます。SPSSは、Predictive Analyticsソリューションの第一人者として、ソフトウェア製品と関連サービスを提供しています。SPSSが提供するソリューションは、企業・教育研究機関・医療機関・政府官公庁など、幅広い分野で採用されています。
1968年に設立されたSPSS社は現在、全世界で40以上の国にオフィスを構え、1,300人近い社員を擁し、2002年の売上は2億930万ドル。
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