2006年度の売上高、1億4,470万ドルのうち、エンベデッド製品(マイクロプロセッサ、開発ツール、組込みモジュール、コアモジュール、シングルボードコンピュータ、ネットワークインタフェースカード含む)は、前年度比53.7%増の5,800万ドルでした。非エンベデッド製品(マルチポート・シリアルアダプタ、ターミナルサーバなどネットワーク関連機器、USB関連機器、セルラー機器)は、8,670万ドルでした。
また、Digi International社は、2006年度に1,110万ドルの純利益(一株当たり0.46ドル)を上げたことを報告しました。流動比率は460%で、資本リース債務以外の負債を持っていません。今期末の同社の現金・預金・有価証券バランスは、5,890万ドル(前期から870万ドルの増加)でした。
「我々は、飛躍的な成長を報告することができ、大変満足している。このほど傘下におさめたMaxStreamが進展めざましいマーケットにおいてワイヤレスビジネスを大きく拡大していくと考えている。2007年度以降も引き続き株主に対して価値を増大するための人材とテクノロジと先見の明を持っていることを確信している」と、CEOのジョー・ダンズモアは話しています。
●Digi International社の2006年度の主なニュース
(1) 主にATM向けに設計した商用レベルのワイヤレスWANルータ「Connect WAN Sync」を発表。
(2) Digiの高速ワイヤレスWANルータが、Verizonの高速EV-DOネットワーク上で使用する製品として、Verizon Wireless社の認定を受けた。
(3) ZigBeeのリーディング企業であるMaxStream社を買収。製品ラインの相互補完により、ワイヤレス機器ネットワークでのリーディング企業を目指す大きな足がかりとなった。
(4) NASDAQ Global Select Marketのリストに掲載された。
(5) 業界初のアップグレード可能な商用3GワイヤレスWANルータ「ConnectPort WAN」を発表し、ワイヤレス/セルラールータ製品ラインナップを拡大。
(6) 8ビットマイクロプロセッサの最新製品、「Rabbit4000」を発売。
(7) マイクロソフトの「ゴールドレベルパートナー」にDigiグループのシステマズ社が認定を受けた。Digi製品のWindows CE/XP Embedded環境ソリューション提供において最高クラスのパートナであることを証明。
●2007年度第1四半期について
Digi International社では、2007年度第1四半期の収益を3,800万~4,300万ドルと予測しています。また、2007年度の総売上を1億6,800万ドル~1億7,800万ドルと見込んでいます。
■ディジ インターナショナルの概要
社名:ディジ インターナショナル株式会社
所在地:東京都渋谷区桜丘町22-14 NESビルS棟8F
TEL 03-5428-0261 FAX 03-5428-0262
代表者:日本法人代表 根津 嘉明(カントリー マネージャ)
ジョー・ダンズモア(代表取締役 兼 米国Digi International 社CEO)
設立:2001年3月1日
資本金:1,000万円
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■米国本社プロフィール
1985年に設立されたディジ・インターナショナル社は、米国ミネアポリスに本拠を持ち、産業界のあらゆるデバイスをネットワークに繋げるための製品、いわゆるコネクトウェア製品の世界的なリーディングカンパニーです。マルチポート・シリアルアダプタから、USBアダプタ、LAN経由のリモートアクセスを実現する製品群でPOSシステム、産業オートメーション、医療などの市場で大きな実績を残しています。
Digi Internationalの詳細は、 (リンク »)
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