パソコンセキュリティ製品「PC/Safeシリーズ」を大規模、総合的対応に向けて機能強化

富士通の「Systemwalker Desktop」シリーズとのファミリー化実現

株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ

2006-04-10 11:00

株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(本社:神奈川県川崎市中原区小杉町1-403、代表取締役社長:斎藤 潔、以下:富士通SSL)は、パソコンセキュリティ対策製品群「PC/Safe(ピーシーセーフ)シリーズ」を大規模利用ユーザへの適用を可能にするとともに、日本版SOX法施行に向けたセキュリティの総合的対策を実現するための機能強化を実施し、2006年4月17日より販売開始いたします。
2005年4月に個人情報保護法が全面施行されたことや、セキュリティ事故が後を絶たないことで、企業における情報セキュリティへの意識が高まっています。また、2009年3月期の日本版SOX法施行に向けて、企業グループ全体での内部統制の必要性から情報セキュリティ管理システムの大規模利用や、企業活動の広範囲にわたる情報管理面での総合的な対策が求められています。さらに、各企業が保護すべき情報とインフラ環境は多種多様となっており、様々な対策向けのセキュリティ製品を組合せて、最適な情報セキュリティ環境を構築することが必要となってきています。

富士通SSLは、2004年4月より富士通グループ各社と「PC/Safeコンソーシアム」を結成し、セキュリティに関心の高い多くの先進大手企業をはじめとする約3200社のお客様にパソコンセキュリティ対策製品群「PC/Safeシリーズ」を提供し、お客様のセキュリティ対策をサポートしてまいりました。

このたび富士通SSLは、前述のような大規模利用や総合的なセキュリティ対策のニーズにお応えするため、「PC/Safeシリーズ」に「SafeManagerSE(セーフマネージャー・エスイー)」を加え、富士通株式会社のセキュリティ管理製品「Systemwalker Desktop Patrol(システムウォーカー・デスクトップ・パトロール)」と連携できるよう対応することで「PC/Safeシリーズ」を強化します。
今回の連携により、「PC/Safeシリーズ」は「Systemwalker Desktop Patrol」の機能を利用することができるようになります。それにより、利用者数制限がなくなり、従来の部門レベルのサーバ管理から企業グループレベルのサーバ管理が可能となり、大規模な利用者環境への適用が可能となります。また、セキュリティパッチの自動適用、ソフトウェア辞書配布による監査情報の提供、ソフトウェア資源配布や、さまざまなログ収集機能の提供などによる総合的なセキュリティ対策を実現します。

今回「PC/Safeシリーズ」の各製品が「Systemwalker Desktopシリーズ」と連携できる製品である「Systemwalker Enabled(システムウォーカー・イネーブルド)」に認定されたことで、お客様は「Systemwalker Desktopシリーズ」と「PC/Safeシリーズ」の各製品の中から必要な製品を選択導入することが可能となり、お客様の情報インフラ環境に最適な情報セキュリティ対策の実施が可能となります。

富士通SSLは「PC/Safeシリーズ」を富士通およびパートナー各社を通じてお客様に提供し、今後2年間で30億円の売上を見込んでいます。

【新製品『SafeManagerSE』の概要】
既存製品『SafeManager』のセキュリティ機能に特化した製品。主な機能は「SafeBoot導入支援」「私物メディアの使用制限」「不適合アプリケーションのアンインストール制御」「必須アプリケーションのインストール制御」「ログ収集」など。

【販売価格および出荷時期】
・SafeManagerSE
 販売価格(税別):60,000円より(サーバライセンス1+クライアントライセンス20が最小構成)
          追加1クライアント3,000円
 出荷時期:2006年6月末
・PC/Safeシリーズ 導入サービス
 販売価格(税別):10万円より
 出荷時期:2006年6月末

【 販売目標 】 2年間で30億円

【『PC/Safeシリーズ』コンソーシアムについて】
『PC/Safeシリーズ』は、以下パートナー各社との連携により実現しています。
-株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ
-株式会社富士通北陸システムズ
-株式会社富士通東北システムズ
-富士通サポートアンドサービス株式会社
-株式会社富士通中国システムズ
-株式会社富士通長野システムエンジニアリング

【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【『Systemwalker Desktop Patrol』について】
「Systemwalker Desktop Patrol」は富士通株式会社が販売しているパソコンセキュリティ管理製品群「Systemwalker Desktopシリーズ」の一製品で、セキュリティ管理およびIT資産管理を実施するソフトウェア製品です。パソコンのセキュリティ監査やセキュリティパッチの自動適用、ソフトウェアライセンス管理、ハードウェアおよびソフトウェア構成管理により、大幅なTCO削減を実現します。

【『Systemwalker Enabled』について】
富士通の統合運用管理ソフトウェア「Systemwalker」と連携するパートナー様製品を対象に、パートナー様と富士通が相互で連携の検証・動作確認を行ない、より高付加価値で、オープンな連携ソリューションを提供可能とする連携製品認定制度です。

【富士通SSLについて】URL: (リンク »)
富士通SSLは、富士通グループの一員として、基盤ソフトからアプリケーションまでのソフトウェア開発、コンピュータ・システム構築などを中心に事業を展開してきました。また、これらの技術をもとに、流通業、製造業、通信事業、自治体など様々なお客様に向けたソリューション・サービスを提供しています。1990年に、システムインテグレータ認定、1996年にはISO9001の認証を取得しました。また、2003年には、ネットワークセキュリティ監視サービスにおいてBS7799 およびISMSの認証を取得し、2006年にはSO/IEC27001の認証を取得しました。現在、お客様のビジネスの成功を強力にプロデュースするソリューション群『PoweredSolution(パワード・ソリューション)』を整えCRM、EAI、データウェアハウス、ネットワーク構築およびセキュリティなどの幅広い分野でサービスを提供しています。

以上
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