エンプレックス、内部統制強化を支援する プロジェクト収支管理モジュール「eMplex PBM」提供開始

~マーケティング活動の費用対効果を最大化する、  BPRコンサルティングサービスも提供~

エンプレックス株式会社

2006-06-15 13:30

エンプレックスは、高まる内部統制強化のニーズに対応して、受注プロジェクトの詳細情報及び関連文書や予算・実績管理から管理会計レポーティング機能までをカバーしたパッケージソフトウェア「eMplex Project Budget Management」の提供を開始いたしました。また、CRMのベストプラクティスから内部統制強化対応のためのBPRまでを提案する、独自のコンサルティングサービスを開始します。
エンプレックス株式会社(本社:東京都中央区銀座、代表取締役社長:沢登 秀明、 (リンク ») )は、高まる内部統制強化のニーズに対応して、受注プロジェクトの詳細情報及び関連文書や予算・実績管理から管理会計レポーティング機能までをカバーしたパッケージソフトウェア「eMplex Project Budget Management」(以下、eMplex PBM (リンク ») )を開発し、2006年6月15日より提供を開始いたしました。また、新たに事業開発部を設け、CRMのベストプラクティスから内部統制強化対応のためのBPRまでを提案する、独自のコンサルティングサービスを開始することを、併せて発表いたします。

受注後に開発や制作を行う、システム・インテグレーションや受託開発などのプロジェクト型商材では、しばしば実務開始後の文書や出入金の管理があいまいになりがちです。このために、赤字プロジェクトの発見が遅れたり、見積書や発注書、検収書などの大切な書類が正確に管理されず、契約上のトラブルを招くなどの問題が生じております。こうした問題は、キャッシュフローの適切な維持に悪影響を与えるのみならず、金銭の授受に関する公的な文書を、誰がいつ誰の承認を受けて作成し、どのように管理しているのか、という財務報告の信頼性確保に与える影響も大きく、いまや多くの企業が解決を迫られている課題でもあります。
「eMplex PBM」は、こうしたプロジェクト運営に関わる業務のプロセスとお金に関する関連文書の作成・管理、また請求・支払などの実務をひとつのシステム上に統合するパッケージソフトウェアです。個々のプロジェクト詳細情報をキーにして、見積書の作成、見積書情報の登録データのエクスポートによる発注書の作成、同様に前段階での情報に基づいた納品書・検収書の作成を連携し、間違いのない正確な内部統制文書化支援と一元管理を可能にします。

プロジェクト情報のページでは、関連文書のほか、プロジェクトの内容や会計区分、お客様・パートナー及び営業・プロジェクトマネージャーなどの社内担当者情報、スケジュールのステータスなどを一元管理することが可能です。また、お金の流れに関する文書管理情報、さらにタイムレポートや小口精算とデータ連携し、収支の予実や請求/支払情報なども自動更新しますので、プロジェクトに参加する現場の社員からマネージャーのセルフマネジメントにも有効です。
こうした個別プロジェクトの情報は、売上予測や予実かい離などの管理会計レポートとしてアウトプットできます。今日現在の正確な資金繰りを把握できるほか、全体像のなかの異常値へとドリルダウン表示することにより、マネジメント層は「うまくいっていないプロジェクト」を早期発見して迅速に適切な指示を出し、リスクを最小限に抑えることが可能になります。

「eMplex PBM」は、eMplex CRMの営業支援システム「eMplex SFA」とセットでの利用により、営業見込み案件の受注予測とeMplex PBM上に登録された受注済み売上実績の金額を自動集計し、短期・中期の売上予測レポートを作成することができます。また、社内情報共有グループウェア「eMplex EIP」と連携することによって、文書作成・発行や精算・支払に上司による承認ワークフローを搭載することも可能です。なお、「eMplex PBM」は、カスタマイズにより会計システムとの連携にも対応しています。

同時に開始するコンサルティングサービスは、CRMパッケージソフトウェア製品の提供を通じて培ってきたマーケティングのノウハウを活かして、最適なマーケティングROIのためのビジネスプロセス分析と業務改善提案を行い、要件に応じeMplex CRM製品の導入・活用支援までを提供するものです。マーケティング活動の入り口からその成果である金銭の管理までのワークフロー全体を包括的に分析、ビジネスプロセスの提案から要件定義、eMplex CRM製品を用いたソリューションの提供までを一貫して受託することにより、最小限のコストでクライアント企業の実績向上に貢献してまいります。

--------------------------
【eMplex PBMの主な機能】

・プロジェクト情報
プロジェクトの内容、会計区分、お客様・パートナー情報、社内担当者情報、関連文書作成・管理、スケジュールステータス、収支の予実、請求・支払情報などプロジェクトの進行に関するすべての情報を一元管理します

・文書作成・管理機能と承認ワークフロー*
見積書・発注書・納品書・検収書及び支払依頼書について、現場での文書作成機能と上司による承認ワークフロー、文書管理機能を統合

・請求情報
請求1件ごとに請求予定日、請求日、入金予定日、入金日を登録しステータス管理によってその実況を更新
請求書は請求情報と完全に連携しています

・支払情報
請求情報同様、1件ごとに予定日、支払実行日を登録、ステータス管理が可能
稟議決裁状況と完全連携、未決裁支払をシャットアウト
プロジェクトごとの原価や勘定科目別原価も一覧表示

・月次処理
企業全体あるいは部署ごとなどの売上・支払関連レポート、売掛金・買掛金関連レポートなど、充実した管理会計レポートを提供

・社内文書
旅費交通費・会議費などの小口精算と社員やオペレーターごとのタイムレポートも統合、プロジェクト単位の小口経費や労務費も一元管理可能

 * 承認ワークフローは、eMplex EIPとの連携利用により実現します

【eMplex PBM詳細情報】  (リンク »)

【コンサルティングサービスの主な内容】
・業務分析      ヒアリング・現状業務フローの整理・To Beモデル策定
・製品Fit & Gap分析  業務要件定義・システム要件定義
・新システム移行支援 マスタデータ策定・システム設定の策定

【導入価格】 *消費税別
・eMplex PBMサーバライセンス  200万円~/サーバ
・eMplex PBMユーザライセンス 1,200万円~/500ユーザ
・BPRコンサルテーション/導入コンサルテーション 個別見積
詳細はお問合せください info@emplex.co.jp

従来「マーケティング&コミュニケーション」を基点に展開してきたモジュール群に「eMplex PBM」が加わることにより、eMplex CRMは見込み客の育成・営業活動やeコマースからマーケティングROIの算定まで、マーケティング活動のすべての工程をカバーする製品へと一層の飛躍を遂げることになります。エンプレックスでは、パートナー各社との協業のもと、システム・インテグレーターやデザイン事務所、広告代理店といった、プロジェクト型の商材を扱う企業などのターゲットを想定し、「eMplex PBM」の販売を強化していく方針です。

--------------------------
【本リリースに関するお問合せ先】
エンプレックス株式会社
広報室
担当:清水 響子
TEL:03-5568-7331  FAX:03-5568-7332
Email: info@emplex.co.jp

このプレスリリースの付帯情報

eMplex PBMコンセプトとインターフェイス

用語解説

エンプレックス株式会社について  (リンク »)
エンプレックスは、ECサイト、Web、コールセンター、営業活動などあらゆるチャネルにおいて企業とお客様との「関係」を最適化する統合型CRMパッケージ「eMplex CRM」シリーズを提供しております。「eMplex CRM」シリーズには、マーケティング志向、国内CRM市場特性との親和性及びマニュアルレスに着目した開発コンセプト、機能ごとのモジュール提供とモジュール間の強力な連携による段階的拡張の実現といった特長があります。
小規模サイトから大手企業まで、旅行業、アパレル、地方自治体、不動産、金融機関などあらゆる業界、またBtoB、BtoCの双方に対応する「eMplex CRM」シリーズは、230以上の導入実績があり、マーケティング戦略に具体的な数字としての結果につながるCRM活動に貢献しています。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]