NECとNECネッツエスアイが、 創業100周年を迎えたミズノの 全面IP化した音声ネットワークを構築

~スポーツ品メーカーとしては、国内での先行的な事例~

日本電気株式会社/NECネッツエスアイ株式会社 2006年12月07日

日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:矢野 薫 以下、NEC)およびNECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山本 正彦、以下:NECネッツエスアイ)は、ミズノ株式会社(本社:大阪市住之江区、代表取締役社長:水野 明人、以下:ミズノ)の全面IP化した音声ネットワークを構築し、先進的なテレフォニーシステムをミズノ大阪本社に納入いたしました。これは、スポーツ品メーカーとしては国内での先行的な事例となります。

ミズノは、スポーツ品の製造および販売を主な事業内容にしており、グループは子会社16社と関連会社4社で構成され、国内だけではなく海外においても広く事業を展開されています。今年4月には創業100周年をむかえ、より良いスポーツ品の提供とスポーツの振興を通じて、より一層の社会への貢献と業績の拡大を目指されています。

そのような経営方針の下、ミズノでは、顧客志向を重視したマーケティング戦略やグローバルな視点に立った国内・海外の事業連携を強化していくためには、業務効率やコストを左右する音声ネットワークの見直しが重要なキーファクターと捉え、このたびの全面IP化を決定されました。これは、激変する事業環境への対応や、将来的に変貌を続けるネットワークシステムへの柔軟性や拡張性を考慮したものです。

<IP化の概要とメリット>

①ミズノ大阪本社内LANの高速化と音声/データ統合による利便性向上

現状のフロアHUB 230台を給電機能付きレイヤ2スイッチに置き換え、音声とデータを同一LAN上に統合。音声品質を保つために、フロアスイッチでの優先制御と、音声とデータのブロードキャストドメインをVirtual LAN(※1)で仮想的に分離。なお、HSRP(Hot Standby Routing Protocol ※2)によるLANの多重化と、レイヤ2レベルでのMST(Multi Spanning Tree Protocol ※3)による冗長性を確保。これにより、各フロアの帯域不足を解消すると共に、余分なブロードキャストを抑制し、LANの高速化を実現。また、基幹系ネットワークとのハイブリッド化により、音声ネットワーク上の空いている帯域を有効利用することができる。

②ミズノ大阪本社への先進的なテレフォニーシステム納入

NEC製 SIP(※4)対応テレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」を納入し、IP多機能電話機860台およびPCソフトフォン(※5)100台を設置。また、インテリジェント無線LANシステム「UNIVERGE WLシリーズ」の無線アクセスポイント150台とFOMA(R)デュアル端末:FOMA (R)N900iL 300台を連携させたモバイルワーク環境の整備により、FOMA(R) N900iLを使った内線通話時でも音声パケットの優先制御技術を活用した音声帯域の確保ができる。なお、障害対策のため、UNIVERGE SV7000は二重化構成による安定性と信頼性を確保。

③音声ネットワークとITの連携強化によるワークスタイル革新

上記モバイル環境整備により、時間と場所に限定されないコミュニケーションが実現できるとともに、業務効率の向上が図れる。また、アプリケーションとIP電話機の連携(グループウエア、ユニファイドメッセージシステム、電子電話帳、Web会議システム)により、社内・社外問わず、適時に的確な意思決定と迅速な顧客対応が可能となる。

④UNIVERGE SV7000と050 IP電話サービス(※6)の接続で、販売店側での通信コスト削減

UNIVERGE SV7000と050 IP電話サービスを接続することにより、外線通話のコストを抑えることができる。特に、販売店との頻繁なやり取りは一般公衆回線により行われていたので、そのメリットは大きく、050 IP電話サービスを導入している販売店側でも通話コストの削減が可能。

今回のシステム構築にあたっては、ネットワークのIP化およびテレフォニーシステムに関するコンサルティングをNECが担当し、ネットワーク設計からシステム構築、運用サポート、保守に至るまで、NECネッツエスアイがトータルに対応いたしました。

今後ミズノでは、全国25拠点へのIPテレフォニー拡張や、海外拠点およびグループ全体へのIPテレフォニー拡張を計画されており、NECおよびNECネッツエアイでは引き続き全面的なサポートを行い、ミズノにおけるグループ全体の経営体質強化と利便性向上をサポートしてまいります。

以上

<プロフィール>

ミズノ株式会社
・所在地:大阪市住之江区南港北1-12-35(大阪本社)
・代表者:代表取締役社長 水野 明人
・従業員数:1,869名(2006年6月末現在)
・資本金:261億円(2006年3月末現在)
・URL: (リンク »)
・事業内容
 スポーツグッズ、スポーツウエアなどスポーツに関わる製品の製造、卸売、販売および各種スクール事業

NECネッツエスアイ株式会社
NEC Networks & System Integration Corporation
・所在地:東京都品川区東品川1-39-9
・代表者:代表取締役社長 山本 正彦
・従業員数:(国内連結)5,145名(2006年9月末現在)
・資本金:131億円(2006年3月末現在)
・URL: (リンク »)
・事業内容
 ネットワークシステムに関する、企画・コンサルティングや設計・構築などのサービス提供および国内約250ヶ所の保守サービス拠点による、24時間365日対応の保守・運用、監視サービスの提供

<お問い合わせ先>

○報道機関からのお問い合わせ
 企画部 コーポレートコミュニケーション室
  TEL:03-5463-7700 / FAX:03-5463-7781
  e-mail:contact@nesic.com

○お客様からのお問い合わせ
 地域事業本部 事業企画室 マーケティング部
  TEL:03-5463-7728 / FAX:03-5463-7678
  e-mail:chiiki-mk@nesic.com

○UNIVERGEに関するお問い合わせ
 日本電気株式会社(NEC)
  NEC UNIVERGEインフォメーションセンター
  TEL:0120-75-7400
  e-mail:univergeinfo@ usc.jp.nec.com

このプレスリリースの付帯情報

システム構成イメージ

用語解説

※1 Virtual LAN
物理的な接続形態とは別に、端末の仮想的なグループを設定すること。LANスイッチにより、端末のMACアドレスやIPアドレス、利用するプロトコルなどに応じてグループ化を施す。端末の物理的な位置に関係なくネットワーク構成を変更することができるうえ、端末を移動しても設定を変更する必要がない。

※2 HSRP(Hot Standby Routing Protocol)
LANを多重化するためのプロトコル。スイッチに1つずつIPアドレスを割り振ったうえで、多重化されているスイッチ全体に対し、更に1つのIPアドレスを割り当て、通信する際は全体のIPアドレスに要求を送信する。これにより、使用中のスイッチが停止しても、自動的に別のスイッチが代行するので、途切れることなく通信を行える。

※3 MST(Multi Spanning Tree Protocol)
複数のVirtual LANをトポロジー(ネットワークの接続形態)単位で管理できる機能。

※4 SIP(Session Initiation Protocol)
 VoIP(Voice over IP)を応用したインターネット電話などで利用される、国際標準規格の通話制御プロトコル

※5 ソフトフォン
ソフトフォンとは、PC上で動作するアプリケーション・ソフトウェアであり、電話の基本機能である「通話」を実現できる。PC付属のマウスやキーボードを操作し、発信・応答を行う。なお、ソフトウエアであるため、グループウエアやユニファイドメッセージなどとは連携しやすい。

※6 050 IP電話サービス
通信事業者やインターネット接続事業者が提供する、インターネット回線を利用した格安の音声通話サービス。同じサービス加入者同士はもちろんのこと、当該サービスと提携している他の事業者サービスとの通話も無料になる。また、一般加入電話への通話も通常より割安となっている。

・FOMA/フォーマは、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの登録商標です。

関連情報へのリンク »

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

SpecialPR