フォーティネット、新製品FortiGate-224Bにおいて、UTMにアクセスコントロールと高性能スイッチングを融合

ネットワークベースの攻撃やウイルスなどの侵入など複数レイヤの脅威保護ときめ細かいセキュリティ・アクセス・コントロールを独自に統合したFortiGate-224B<TM>を発表

フォーティネットジャパン合同会社

2007-01-31 10:00

UTM市場のリーディングベンダー、Fortinet Inc.(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、日本法人:フォーティネットジャパン株式会社、東京都港区、以下、フォーティネット)は、外部および内部のネットワーク脅威に対抗するネットワークベースの攻撃やウイルスなどの侵入など複数レイヤの脅威保護ときめ細かいセキュリティ・アクセス・コントロールを独自に統合したFortiGate-224B<TM>を発表しました。
FortiGate-224Bは単体で、ネットワーク・アクセス・セキュリティに対する多種多様で増大しつつある企業のニーズに対応できるよう設計されています。FortiGate-224Bは、高性能LANセキュリティ・デバイスの新しい製品分野であり、内部セキュリティポリシーをネットワーク・アクセス層で実行することで、不正侵入、ウイルス、ワーム、DoS(Denial of Service:サービス妨害)攻撃、および複合型脅威をワイヤスピード(最高通信速度)で無力化します。

ブロードバンドおよびワイヤレス技術が生産性の向上やコスト削減といった利点をもたらした一方、ネットワーク内の信頼性の高いと思われているデバイスから発生するセキュリティ脅威が増大しています。また、企業ネットワークの外側で信頼性が低い接続を通して利用されることが多いノートPCや、PDA、その他のモバイル機器の存在が、さらなる脆弱性を呼び起こしています。企業ネットワークでは、こうしたモバイル機器は通常、信頼できる資産として扱われ、無制限のネットワーク・アクセスを与えられています。そのため、外部からのセキュリティ脅威は周辺防御を迂回して、信頼性の高いネットワークに侵入する恐れがあります。

FortiGate-224Bのアクセス・セキュリティ・コントロール機能はクライアントへのエージェントが不要です。この新しいスイッチは9つの必要不可欠なセキュリティ・アプリケーションおよびサービス(アンチウイルス、ファイアウォール、IPsec-VPN、SSL-VPN、IPS、アンチスパム、アンチスパイウェア、Webフィルタリング、P2P対策、IM対策)の統合により、ネットワークおよびコンテンツに対する包括的な保護を実現します。

FortiGate-224Bは4.4 Gbpsのパフォーマンスを持つレイヤ2スイッチ、スループットが150 Mbpsのファイアウォール、24個の10/100スイッチポート、2個の10/100/1000スイッチポート、そして2個の10/100 WANポートを備えています。FortiGate-224Bを使用するお客様はその構成により、全てのポートを当初は信頼性が低いとして検疫状態で管理する「ストリクト(Strict)」モードでの運用と、全てのポートが当初から信頼性が高いネットワーク状態であるとして運用する「ダイナミック(Dynamic)」モードのどちらかを選べます。ストリクトモードでアクセスがあると、そのアクセスは管理者が定義したセキュリティ・チェックを行うWebポータルにリダイレクトされます。ダイナミックモードのポートでは、脅威またはポリシー違反が検知されるまでは、事前に確立されたポリシーに基づいてネットワーク・アクセスが可能です。違反が検知された場合、ポートはアサインし直され、違反が修正されるまでの間、全てのトラフィックは検疫済みのVLANに制限されます。

フォーティネットの最高マーケティング責任者であるリチャード・スティーノン(Richard Stiennon)は次のように述べています。「内部で発生する脅威が増大している中で、企業がネットワークの徹底的な防御を行なうことは非常に重要です。FortiGate-224Bの機能をフル装備したLANセキュリティと複合型脅威に対する保護機能を組み合わせることで、フォーティネットのお客様はセキュリティとその管理の諸課題に取り組むことができるようになります」

フォーティネットジャパン代表取締役社長の岡本吉光は次のように述べています。
「今後の企業のネットワークセキュリティにおいては、外部だけでなく内部におけるセキュリティ脅威に対応することも、ますます重要になっています。国内では、セキュリティ対策を十分に適用できないFAシステム、POSレジ、ATMなどへの防御でも活躍できる製品です。UTMのフル機能に加えウイルス感染やセキュリティポリシーに合わない端末を隔離する検疫機能やスイッチング機能を兼ね備えたFortiGate-224Bは、手軽な導入や管理のしやすさ、TCOの削減というこれまでのFortinet製品の特長を企業のネットワーク内部の脅威に対しても拡張する進化したUTM製品です」

FortiGate-224Bはその他全てのFortiGateシステムと同様、フォーティネットのFortiGuard<TM>サブスクリプション・サービスによって常に自動的に最新の状態に保たれており、絶え間ない更新により最新のウイルス、ワーム、トロイの木馬型ウイルス、その他の脅威から世界のどこでも24時間体制で確実に守られています。

●出荷開始スケジュール
FortiGate-224Bは出荷を開始しました。当製品およびその他のフォーティネット製品についての詳しい情報は次のウェブサイトをご覧ください。
(リンク »)

※フォーティネットの名称はFortinet, Inc.の登録商標です。Fortinet、FortiGate、FortiOS、FortiAnalyzer、FortiASIC、FortiAnalyzer、FortiCare、FortiManager、FortiWiFi、FortiGuard、FortiClient、およびFortiReporterはFortinet Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。その他製品名などはそれぞれ各社の登録商標です。

このプレスリリースの付帯情報

FortiGate-224B

用語解説

フォーティネット会社概要 (www.fortinet.com)
フォーティネットは複合脅威に対応するASICベースのセキュリティ・システムを提供するリーディングベンダーです。フォーティネットのセキュリティ・システムは、セキュリティ性を高めるとともにトータル・コストを下げることから、多くの企業やサービス・プロバイダなどに利用されています。フォーティネットが提供するソリューションは初めから様々なセキュリティ・プロテクション(ファイアウォールや、アンチウイルス、侵入防御、VPN、スパイウェア防止、アンチスパムなど)を統合するために作られており、複合型脅威や混合型脅威から顧客を守ります。カスタムASICと統合型インターフェースに優れたフォーティネットのソリューションはリモートオフィスから筐体ベースのソリューションに至るまで、統合管理・報告で優れたセキュリティ機能を提供します。フォーティネットのソリューションはこれまで様々な賞を世界中で受賞しており、ICSAから8種類の認定(ファイアウォール、アンチウイルス、IPSec、SSL、IPS、クライアント・アンチウイルス検知、クリーニング、アンチスパイウェア)を受けた唯一のセキュリティ製品です。フォーティネットはカリフォルニア州サニーベールに本社を置く非上場企業です。

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