アバイア、ユニファイド・コミュニケーション・ソリューションをIBM Lotusプラットフォーム向けに拡大

アバイアのIPテレフォニー、会議、メッセージングをLotus環境においても実現

日本アバイア株式会社

2007-01-25 11:15

<米国 2007年1月22日発表 プレスリリース抄訳>

企業向けコミュニケーション・ソフトウェア、システムおよびサービスのリーディン
グ・プロバイダーである米アバイア・インク(NYSE:AV、以下「アバイア」)は、IBM
Lotusソフトウェアの年次ユーザ―・カンファレンスLotusphereにおいて、アバイ
アのユニファイド・コミュニケーション・ソリューション・ポートフォリオをLotus
プラットフォーム向けに拡大することを発表しました。これにより、社員の場所、
ネットワーク、プラットフォーム、デバイスに関わらず、戦略的コミュニケーション
およびコラボレーションツールを提供する手段を変革するという戦略をさらに推進し
ます。


Lotus SametimeとLotus Notes/Lotus Dominoを対象とするアバイア・ユニファイド・
コミュニケーション・ソリューションには、ユニファイド・メッセージング、Lotus
Notesの電子メールへの音声アクセス、カレンダー、アドレス帳、通信機能などの複
数のアプリケーションが含まれており、Lotus Sametime向けにはクリックするだけで
複数のユーザーを対象とした会議を開始することのできる機能が含まれています。同
ソリューションは、アバイアの音声コミュニケーション機能をLotusとのコラボレー
ション環境により拡大するだけでなく、最新バージョンのLotusソリューションとの
統合も実現しています。


アバイアのユニファイド・コミュニケーション部門バイス・プレジデント兼ジェネ
ラル・マネージャーのアイリーン・ラデン(Eileen Rudden)は「アバイアのUnified
Communications戦略の焦点は、ユーザーのいる場所や使用するデバイスに関わらず、
エンドユーザーがすべてのコミュニケーション手段に、統一された方法でアクセスで
きるようにすることです。Lotus NotesとLotus Sametimeは、今日の企業において最
も普及しているPCアプリケーションに数えられます。業界リーダーのIBMとともに、
Lotus SametimeとLotus Notesのユーザーにオフィスおよびモバイルテレフォニー、
音声およびビデオ会議、ボイス・メッセージングの統合された体験を提供できること
を嬉しく思います。これらの強力なコミュニケーション機能をビジネス・アプリケー
ションに組み込むことにより、アバイアとIBMはお客様が顧客への応答性を高め、企
業経営を効率化するというインテリジェント・コミュニケーションのメリットを提供
します」と述べています。


今回発表したユニファイド・コミュニケーション・ソリューションは下記の通りで
す。

・IBM Lotus Sametime 向けAvaya Meeting Exchange
最新バージョンのIBMのプラットフォームが持つ価値を、セキュリティと拡張性に優
れ、実績あるインスタント・メッセージングとWeb会議に拡張します。このソリュー
ションでは、市場をリードするアバイアの音声会議機能を組み込むことにより、コラ
ボレーション機能をさらに向上しています。その機能にはLotus NotesやLotus
Sametimeのアドレス帳からクリックひとつで複数メンバーによる会議を開始できる機
能などが含まれます。また、Avaya Meeting Exchangeは、Lotus SametimeのWeb会議機能に組み込まれ、音声とWebの両方の会議機能を単一の統合されたインタフェースから提供します。会議の参加者は誰が話しているかなど、Webと音声の両方の参加状
況を確認することができます。ノイズの多いラインの音量を下げる、参加者のライン
を切断する、新しい参加者に電話を掛けるなど、音声とWeb会議をリアルタイムで管
理することにより、企業はさらに簡単でコスト効果の高いコラボレーションを行うこ
とができます。このソリューションはワールドワイドで提供する予定です。


・Avaya IP Softphone によるIBM Lotus Sametimeのサポート
PC上の使い慣れたLotus Sametimeのインタフェースから、先進的なエンタープライズ
・コミュニケーション機能へのアクセスが可能になります。このソリューションで
は、Lotus Sametimeクライアントからクリックして通話を行うことができ、転送、保
留、番号案内などの機能に画面から簡単にアクセスできます。マウスをクリックする
だけで、最大6人までの会議を開始できます。2007年2月発売予定。(国内での発売は
2007年4月予定)


・Avaya Modular Messaging 3.1
高度な拡張性を備えたメッセージング・システムの最新バージョンです。このソ
リューションは、アバイアの他のメッセージング・アプリケーション・サーバー上に
ボイスメールが保存される従来のコンフィギュレーション、またはLotus Dominoユー
ザーが電子メールとボイスメールの両方のメッセージをLotus Dominoメール・サー
バーに保存することができるユニファイド・コンフィギュレーションによる展開が可
能です。Avaya one-X(TM) Speech(国内でのリリースは未定)と併用した場合には、ど
の電話機からも電子メール、ボイスメール、カレンダーにハンズフリー、目視確認不
要、話者非依存でアクセスすることができます。さらに、音声認識機能により、
Lotus Notesのアドレス帳や企業のLDAPディレクトリから通話を行うようシステムに
伝えるだけで、1対1や複数での会議電話を開始することができます。使い慣れた
Lotus Notesクライアントや直感的な音声入力インタフェースのため、生産性が向上
するとともにトレーニングのコストを引き下げることができます。2007年2月発売予
定。


ヒューストンに本社を置くシステムインテグレーションのコンサルティング企業、
The Via Groupは、Avaya Modular MessagingをLotus Dominoメッセージ・
ストレージに組み込んで使用しています。これにより、電子メール、ボイスメール、ファックスなどすべてのメッセージをLotus Notesから見ることができ、管理や応答が簡素化さ
れています。このソリューションと合わせ、The Via GroupはAvaya one-X Speech
Accessを使用しています。この併用により仕事の中断を招く面倒なプッシュホンの暗
証コードを必要とすることなく、どの電話機からもいつでも、カレンダー、電子メー
ル、ボイスメール、ファックス、通話とアドレス帳など、Lotusとアバイアによる生
産性ツールやコミュニケーション・ツールを容易に管理することができます。


The Via Groupの社長、デビッド・カーズウェル(David Carswell)氏は「アバイア
のユニファイド・コミュニケーション・ソリューションによって顧客へのアクセスが
大幅に向上し、柔軟にスタッフ配置を行えるようになりました。また、『find me,
call me, notify me』機能を通じて顧客や潜在顧客が営業やエンジニアリングの専門
スタッフに簡単にアクセスできるようになったことに加え、ボイスメール、電子メー
ル、ファックスといったあらゆるメッセージと、カレンダーやアドレス帳に音声で簡
単にアクセスできるようになりました。一度この機能を使い出すと、このソリュー
ションのないビジネスを想像することは困難です」と述べています。


アバイアとIBMは、先進的なコミュニケーション・ソフトウェアとインフラストラク
チャを、お客様の迅速なROIや運用リスク低減、業績改善に貢献するコンサルティン
グと導入サービスと組み合わせた、包括的なソリューションを提供しています。


Avaya Unified Communications Solutionsについて
このたび発表されたこのソリューションは、アバイア・ユニファイド・コミュニケー
ションの各エディションによって構成されるファミリの一員となります。これらのソ
リューションは、企業が、異なったコミュニケーションニーズを持つ様々なセグメン
トの社員に対して適切なデバイスによる適切なアプリケーションを提供する柔軟性を
もたらします。これにより社員は業務を行う場所にかかわらず生産性を向上させるこ
とができます。アバイア・ユニファイド・コミュニケーションの各エディションは下
記から構成されます。


・Unified Communications, Essential Edition
先進的なIPテレフォニーとメッセージング機能、および基本的な会議機能を必要とす
るオフィスワーカー向け。

・Unified Communications, Standard Edition
すべての主要モバイル・プラットフォーム間におけるオフィスとモバイルを統合した
コミュニケーション・ツールをはじめとした、先進的なモビリティ・ソリューション
を必要とするメインストリームのユーザー向け。


・Unified Communications, Advanced Edition
音声、ビデオ、ホワイトボードを統合したセッションを通じて大規模なチームと協力
することにより、より高い競争力を獲得したいユーザー向け。


・Unified Communications, Professional Edition
メッセージやその他のパーソナル・アプリケーションへの高解像度ビデオ会議および
音声ベースのアクセス(同機能の国内での対応は未定)を含めた、先進的なビデオ・
コミュニケーションおよび音声認識機能を利用する、戦略的なコミュニケーションを
行うユーザー向け。



<アバイア(Avaya Inc.)について> 
アバイア・インク(本社所在地:米国ニュージャージー州バスキングリッジ、NYSE:
AV)は、世界の100万社以上の企業(FORTUNE 500&reg;の90%を含む)に、コミュニケー
ション・ネットワークの設計、構築、管理を提供しています。信頼性にすぐれたIPテ
レフォニー・システムとコミュニケーション・ソフトウェア・アプリケーションと
サービスの世界的リーダーとして、あらゆる規模の企業をサポートしています。
世界規模で提供できる包括的なサービスと、ビジネス・アプリケーションをともなっ
た音声データ統合コミュニケーションに注力しており、お客様が既存のネットワーク
や新規に構築するネットワークを活用してよりよい業績を達成するためのお手伝いを
しています。詳しくはアバイアのウェブサイト (リンク ») をご覧くださ
い。日本アバイアについては、 (リンク ») をご覧ください。


IBM、Lotus Notes/Lotus Domino 、Lotus Sametimeは米国、その他の国、またはその
両方におおけるInternational Business Machines Corporationの登録商標です。本
ニュースリリースにおけるすべての商標、商標名、サービスマーク、およびロゴは
個々の商標権者に帰属します。


Avaya、アバイアのロゴおよびMeeting ExchangeはAvaya Inc.の登録商標です。Avaya
one-XはAvaya Inc.の商標です。
その他すべての商標は個々の商標権者に帰属します。
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