その他の特長として、xSil269は最近リリースされたマイクロソフト Windows Vistaがサポートする拡張機能 ReadyBoostに対応しています。 Windows ReadyBoostは、フラッシュメモリのデバイスをPCのシステムメモリーとして使うことの出来る機能です。RedayBoostを使うと、メモリー容量が少いPCで多数のアプリケーションを走らせた場合などに、 USB2.0で接続されたUSBメモリー上に仮想メモリーをコピーし、ハードディスクにアクセスするよりはるかに短い時間でアクセス出来るようになります。
xSil269は USB1.1と高速USB2.0のいずれのホストインターフェースにも接続出来、NANDおよびNAND ML、AG-AND の各フラッシュメディアに対応しています。最大4個のチップのセレクトが可能で、アドレスが拡張されます。リアルタイムの 4-byte FEC(Forward Error Correction)を内蔵し、さらに16bit プロセサやシリアルポート、2個の汎用ポート、1個のウオッチドッグタイマを内蔵しています。内蔵の RAM は BIOSやアプリケーションコードを収納するための ROMの拡張として使われます。さらにオンボードのNAND Flashを、拡張ファームウエアの収納用に使用することが可能です。xSil269 ではR/W幅がプログラマブルで、最適化されたハードウエアによるデータ転送で高速性と拡張性を実現しています。
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IntellaSys社のOnSpec Divisionは、USBやATAを通してメモリーカードとPCやプリンター等の電子機器を接続し、さらには映像・音楽データを記録したメモリーカードをテレビやDVDレコーダ、携帯電話、メディアプレーヤーなどのコンシューマ機器と接続するデジタルコントローラ・チップを開発し提供しています。15年以上の豊富な経験と25件以上の特許をベースにして開発された、OnSpecの16ビットRISCプロセッサ内蔵の自社開発コントローラチップは、多くのコンシューマプロダクトのOEM客先で採用され、メモリーカード、ディスクドライブ、オンボードのFLASHメモリなどのデータ転送で高い性能を発揮しています。
* OnSpecはIntellaSys CorporationのDivisionの1つで、IntellaSys、SEAforth、OnSpec、 IndigitaはTPL(Technology Properties, Limited)の登録商標です。
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