「白い恋人は不祥事発覚後もファン層から支持」

株式会社日経リサーチ 2007年08月27日

日経リサーチではブログ解析サービス「blogVizセンサー」のバージョンアップを行った。 このサービスでは登録したキーワードの投稿数(露出量)、投稿量に対する反応(露出量)等、話題の拡散状況を量的に把握するとともに、そのキーワードがどのように語られたかをポジティブ/ネガティブ評価や機能的/情緒的なコメントかといった分類を行い、定性分析情報も提供している。今回は評価文章のポジティブ・ネガティブ分析の機能拡充、評価文章の本文・コメントの区別をはじめとして合計7箇所のバージョンアップを行い、提供コンテンツを充実させている。

■新たな事実が出てくる記者会見ごとに大きな反響
今回は賞味期限の表記の改ざんが行われていた石屋製菓の「白い恋人」についてブロガーの反応を調べた。その結果、社長による初回の記者会見があった8月14日は会見が夜だったため、ブログでは取り上げられておらず、投稿数は40件と少ない。しかし、翌15日になると449件、過去11年にわたり表記の改ざんが行われており、それを社長が認知していたことが明らかになった16日の会見後には595件にまで上昇し、最も反応が高くなった。北海道を代表する人気のみやげ物の不祥事でもあることから、投稿されたブログに対するコメントも、不祥事発覚後は20日までの6日間は投稿数が減っても記事に対するコメントは平均3件程度ついており、ブロガーからも高い関心が寄せられていることがわかる。
また、16日以降、投稿数は日々減少していたが、22日に賞味期限の改ざんが新たに5商品あったことが発表されると再度増加している。

■ポジティブ評価は改ざん発覚後急落
従来のblogVizセンサーのポジティブ・ネガティブ分析ではポジティブかネガティブか二者の比率を出していた。しかし、実際の文章にはポジティブ・ネガティブのいずれにも含まれない表現が多数含まれている。今回のバージョンアップではいずれにも分類できない文章を“ニュートラル”とし、該当キーワードを含む文章を三つの区分(ポジティブ、ニュートラル、ネガティブ)で表示可能にした。
これによると、「白い恋人」は、改ざん発覚前は全体の3-4割がポジティブ評価であり、
「大好き」、「おいしい」、「おみやげとしてもらって嬉しい」といったコメントが寄せられている。また、ネガティブは多少の前後はあるものの5%程度であった。
しかし、改ざんが発覚した14日以降、ポジティブ評価は半分以下のレベルまで急落。
代わりにニュートラル表現が若干増加、ネガティブ表現は1割超で増加している。
8/12日の週以降のネガティブなコメントとしては、
・ 大好きなのに食べられない。非常に残念
・ ユニフォームに白い恋人の名前が入っているコンサドーレはイメージが悪くなる
・ 北海道の代表的なお菓子だったのに
・ 優良企業だったのに賞味期限は必要ないなどの社長のコメントが印象を悪くする。
・ つい最近お土産のもらったのに嫌な感じ。
などがあげられている。
一方、従来の半数以下に低下したが、それでもポジティブなコメントが全体の15%程度記載されている。これは、 
・ 早く復活してほしい
・ ネットオークションで価格が高騰しているが、それでも食べたい
・ 現在問題になってるけど、おいしいから好き
と復活を望む声が多い。

■ポジティブな文章では改ざん発覚後も味について高い評価
改ざん発覚後のブログを共起単語ランキングのポジティブ判定の文章評価、ネガティブ判定の文章評価別で見たところ、ポジティブ文章の評価では「大好き」「おいしい」「食べたい」「欲しい」といった言葉が多くあがり、また「復活してほしい」といった販売再開を望むコメントも多い。ネガティブ文章の評価でも「好き」「おいしい」といったポジティブ表現はなされているが、絶対量が少なく、代わって「残念」「ショック」といった評価が多い。

■盛り上がっている話題は今後の北海道みやげについて
ブロガーのネットワークは、全体のコミュニケーション量の把握と共に、白い恋人を含む文章のみのコミュニケーション状態が把握できる。コミュニュケーション量の多いブログの特徴として、今後の北海道土産をどうするかにがコミュニケーションの中心コンテンツとなった。

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