なお、テクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:由利 孝)がAppScanの導入を行いました。
東京海上日動システムズでは近年、代理店向けシステムやWebサイトでの商品販売などにおいて、ユーザーの利便性向上を目的にWebアプリケーションを多く取り入れてきました。一方、Webアプリケーション開発が大幅に増加したことにより、これまで人手で行っていたセキュリティ対策のための作業がますます非効率になり、アプリケーション脆弱性検査の効率化と自動化が急務となっていました。従来は、開発者が個別に想定したテストパターンでWebアプリケーションに擬似攻撃を与えて検証するといった作業を行わなければならず、大規模システムでは数ヶ月かかる場合もありましたが、このたびのAppScan導入により通常2~3時間、大規模なシステムでも数日で検査を完了することが可能になりました。Webアプリケーション開発の最優先課題であるセキュリティ検査が自動化され、開発者の業務の大幅な効率化と省力化を実現しています。
同社は2005年半ばから組織横断的なプロジェクトを発足し、Webアプリケーション開発におけるセキュリティツール導入の検討を開始、一部システムでの導入を経て本年3月に全社的にAppScanが導入されました。検査対象となるWebサイトを指定するだけで構造解析から検査レポートの生成までのプロセスを大幅に自動化する高度な機能、発見した問題箇所に対して推奨される修正方法まで提供するレポート機能、およびGUIベースの簡単な操作性の観点から採用を決定しました。
なお、同社では全社的な開発ルールとしてAppScanによる脆弱性検査を義務付けており、アプリケーションのセキュリティ品質を高いレベルで確保すると同時に開発者のスキル向上も視野に入れ、金融市場においてますます多様化する顧客ニーズに応える安全で品質の高いシステム構築を目指しています。
■ウォッチファイアについて ウォッチファイアは、企業や政府機関など膨大な情報を抱えるWebサイトのセキュリティやコンプライアンスに関するリスクを早期に発見し、信頼性の高いWebサイトを継続的に運用していくためのソフトウェアとサービスを開発・販売しています。現在AXA Financial, SunTrust, HSBCなどの金融機関や米国復員軍人援護局などの政府機関、VodafoneやDell などのIT企業をはじめとした世界の800を超える企業や政府機関が、Webサイトの信頼性向上のためにウォッチファイアのソリューションを利用しています。ウォッチファイアは1996年に設立され、米国マサチューセッツ州ウォルサムを本拠地として、IBM Global Services, PricewaterhouseCoopers, Sapient, Microsoft, Interwoven, WebTrends, EMC Documentum , Mercuryとのパートナーシップのもと、米国、カナダ、イスラエル、日本の各拠点で活動しています。日本法人は2005年に設立されました。ウォッチファイアに関する詳細は、 (リンク ») でもご参照いただけます。2007年6月6日(米国時間)にIBMがウォッチファイアの買収を発表、7月20日(同)に買収が完了しています。
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