「IDM スターターパック」は、サン・マイクロシステムズのID管理ソフト「Sun Java(TM) System Identity Manager」を用いて、日本企業が初期導入に当たっての必要な機能を含み、システム設計から構築、検証、運用までの各種支援サービスを組み合わせたパッケージソリューションです。これにより、ID管理システムの導入期間を、通常の半分程度に短縮することが可能になります。
日本版SOX法の本格施行を目前に控え、国内の企業ではコンプライアンスや内部統制の基盤整備が本格化し、対応策への着手が始まっています。中でも職務分掌を実現するための情報システムのID管理は、もっとも基本的かつ重要な仕組みであることから、ID管理の標準化を実現するIDMソリューションへのニーズが高まっています。
CTCでは、2004年に実施した自社オフィスの統合に伴い、いち早くIDMを導入、その経験を活かし、国内のさまざまな企業に対してIDMの導入・運用で豊富な実績を有しています。今回発表した「IDM スターターパック」は、こうした実績をもとに、共通性の高い機能をまとめて、設計や構築、運用サービスのノウハウをパッケージ化した、コストパフォーマンスの高いIDMソリューションです。
価格は、対象ユーザ2,000名規模で1,000万円から、IDM関連ソリューションの販売目標は、3年間で30億円です。 *サーバ、データベースは含みません。
なおCTCでは、「IDM スターターパック」の販売開始に合わせ、「内部統制ソリューションセミナー(IDM編)」を開催いたします。
・セミナー名 : 内部統制ソリューションセミナー(IDM編)
~ 事例から学ぶ、職務分掌(SoD)実現の為のID管理 ~
・申込ページ : (リンク »)
・日 時 : 2007年11月21日(水)
・会 場 : ベルサール九段 3F (東京都千代田区九段北1-8-10)
■「IDM スターターパック」の支援サービス内容詳細
・ヒアリング
:お客様の現状のシステムの運用や問題点に関するヒアリングを行い、
パッケージの適用判断を行います。
・ワークショップ
:ID管理プロジェクトの課題とゴールについて将来を含めて検討し、
プロジェクトの明確化を図ります。
・評価環境構築
:お客様の擬似環境を構築/テストし、各種報告書(基本・詳細設計書等)
を作成します。
・運用ルール設計
:お客様の環境での運用ルールを策定し、運用マニュアルを作成します。
・評価環境レビュー
:評価環境のレビュー結果に基づき運用ルールをまとめ、本番環境の
実装方法を検討します。
・本番環境実装・テスト
:本番環境へのインストール・設定・テスト、データの移行を行うとともに、
設定報告書を作成します。
■「IDM スターターパック」の主な機能
1)プロビジョニング機能
マスタとなるシステムの情報に基づき、連携先システムへアカウント情報の自動配信を行います。これにより、ポリシーに従った権限付与を徹底し、従来のアカウント管理業務の負荷を軽減します。
2)パスワード管理機能
ユーザに対するパスワードメンテナンス機能(パスワード変更やパスワードリマインド機能)を提供します。また、パスワードポリシーにも柔軟に対応可能です。これにより、パスワードに関するヘルプデスク業務のコストを削減し、強固なパスワード管理を行うことが可能です。
■Sun Java System Identity Managerについて
Sun Java System Identity Manager は、アイデンティティのライフサイクル管理と、コンプライアンスの自動化を実現し、ユーザプロビジョニングとアイデンティティ監査が統合されています。標準技術をベースにエージェントレスアダプタ、バーチャルID管理のアーキテクチャを実装したシェアNo.1ソリューションです。
お客様は適切なアクセス権限を徹底することが可能になります。これによって会社の監査ポリシーが政府の規制に反するリスクを大幅に減らすことが可能です。
●Sun、Sun Microsystems、サンのロゴマーク、Javaは、米国Sun Microsystems,Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
<本件に関するお問合せ先>
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
コーポレートコミュニケーション部
Tel:03-6203-4100 Fax:03-5512-3013
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