東映では、1990年代後半、メインフレームとオフコンで稼働していた会計システム、人事・給与システム、配給収入管理システムなどの基幹システムをクライアント/サーバ型システムにリプレイスを検討していました。そこで、データ分析結果を反映した帳票の開発にかかるシステム構築工数を抑える意味合いも含め、配給収入システム、ビデオ販売管理システム、会計システムに欧米のBIツールが導入され、ビデオの売上傾向分析ツールとして活用されていました。しかし、データ抽出に非常に時間がかかるためデータ分析結果をすぐに活用できない、また、高額なライセンス料のため限られたユーザのみしか利用できないなど、データ分析環境の全社展開が難しい状況にありました。
そこで、貴重なデータを各部門でも活用したいという要望に応え、業務の効率化をはかるため、同社は2003年2月にDr.Sum Standardを導入、必要な情報を必要な時に確認できるシステム環境を構築しました。2005年には大容量のデータに対応できるDr.Sum EAにアップグレード、教育映像販売管理、興行収入管理、配給収入管理や商品販売管理など幅広いシステムで導入されています。
「Dr.Sum Standard」および「Dr.Sum EA」が導入された理由は以下の通りです。
1.優れたデータ処理速度
2.使い慣れたExcelインターフェイスによる集計環境
3.導入コストを抑えるクライアントフリーのライセンス体系
2002年に京都撮影所で導入された「Dr.Sum Standard」から始まり、現在では「Dr.Sum EA」が全国の支社や撮影所で活用されています。約145ユーザが日常的に「Dr.Sum EA」でデータ分析する環境が整い、全社レベルでのデータ共有を実現されています。
同社 情報開発室 室長の木村直道氏は「作業が“便利”になったことで業務の効率化が実現されました。これまで一晩かかっていたデータ抽出が今では5分、一瞬で手に入ります。帳票開発においても、大幅なコスト削減になりました」と語っています。
同社は、2008年6月に新しい映像資産管理システムを構築予定で、このシステムでもDr.Sum EAを活用する予定です。経営の効率化のため、業務を便利にする環境づくりを目指すとともに、業績の改善に努め、積極的に多面的・総合的な経営効率化を進められています。
東映様のDr.Sum EA導入事例詳細については以下URLをご参照ください。
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[ウイングアーク テクノロジーズについて]
「Form&Data」のウイングアーク テクノロジーズは、大手SI企業や企業の情報システム部門が取り組むシステム開発と現場業務の効率化をはかるため、「帳票、レポート、ドキュメント」の分野に特化したツール・ミドルウエア製品、サービス、サポート、導入支援、トレーニング等のサービスを提供します。とくに、情報システムに共通する「データ」のINとOUTに対して、業務に見やすい「フォーム」を使ったユーザインターフェイスによって、ソフトウエアの組み合わせによる短期システム構築と、わかりやすい業務の運用を実現しています。
・「StraForm-X」【帳票入力】業務にあるドキュメントのデータ化とWebシステム化
・「Dr.Sum EA」【データ活用】業務に蓄積されるデータの高速な集計分析と可視化
・「SVF」【帳票出力】基幹系帳票システムの統合・共通化、帳票運用の効率的な一元化
[会社概要]
社名:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長:内野 弘幸
設立:2004年3月
資本金:1億円
売上高:70億円(2007年2月期)
従業員数:146名(2007年2月現在)
事業内容:帳票・レポート・ドキュメントの分野におけるソフトウエア製品の開発、販売、導入支援、保守サービスの提供。
URL: (リンク »)
<製品に関するお問合せ先>
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700 FAX:03-6710-1701
E-mail:drsum@wingarc.co.jp
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