~ 東京大学との共同プロジェクト、新リコメンデーションエンジン ~ 「クラウドマップ」 リリース http://cloudmap.jp/

株式会社エスキュービズム(本社:東京都文京区 代表取締役:薮崎敬祐)は、コンテンツ探索の新手法「クラウドマップ」の開発が完了し、公開することを発表いたします。

株式会社エスキュービズム

2008-01-22 00:00

クラウドマップとは? 「クラウドマップ」は、脳の研究を行っている東京大学の研究室の成果をもとに、所属する学生たちが生み出したアルゴリズムを活かし、株式会社エスキュービズム(以下、エスキュービズム)と共同開発でサービス化を進めてきた情報探索の新エンジンです。 「クラウドマップ」は様々なキーワードを目印に周辺を散策しながら、興味のあるコンテンツを探すことができるだけでなく、「予期せぬ新しいコンテンツを見つける、探す楽しみ」を提供します。 言うなれば、ジャンルごとに分類された大きな本屋さんの中を歩くイメージで様々なコンテンツを視覚的に探すことを可能にしたサービスです。 従来のタグクラウド(※1)のような平面的な表現ではなく、関連のあるコンテンツとキーワードを同時に3次元空間に配置することを可能にしました。 これによって例えば、コンテンツの人気度を「高さの違い」で表現できます。 さらに、コンテンツやキーワードをそれぞれ複数の点で表現することで、より柔軟な表現を可能にしました。
■クラウドマップ「4つの特徴」

【特徴1】 コンテンツの関連性が一目でわかる

【特徴2】 1つのコンテンツが現れるのは1カ所とは限らない

【特徴3】 マップ上の高さがコンテンツの人気度を表す

【特徴4】 コンテンツとキーワードを同時にマッピング

---------------------------------------------------------

■コンテンツとキーワードを空間配置することを可能に

googleに代表されるサーチエンジンは「キーワード」と「コンテンツ
(Webページ)」との親和性を数値化し順位付けをしていますが、コンテンツ
同士の「関連性」を表すことはできません。
また「面白い 動画」と検索をしても、文字だけのキーワードで検索している
だけでは自分が欲しいコンテンツに辿り着くのは容易ではありません。

そこで今回クラウドマップ・プロジェクトでは、「コンテンツとキーワード
の関連性」を数値化するという困難に挑戦しました。

まず、Web2.0時代の新しいトレンドである「フォークソノミー(※2)」に着目。
ユーザのタグ付けによって分類されたコンテンツを、脳の情報表現特性を
用いたアルゴリズムにを応用して3次元空間に配置。
このデータを用いて、RIA(※3)の代表でもあるFlashアプリケーションとして
Adobe Flex環境で開発いたしました。
これによってFlashプレイヤーがインストールされているブラウザ上であれば、
どこでもクラウドマップを動かすことを可能にしています。

---------------------------------------------------------

■クラウドマップの応用範囲

クラウドマップの活用範囲は下記のように多岐にわたります。

- 映画や音楽、動画などのコンテンツを扱うサービス
- 書籍やオンラインショッピングサイト
- 自動車や不動産販売
- ブログやニュース配信などのWebサイト

エスキュービズムは、これらのサービス内で活用する新しい
「リコメンデーションエンジン」としてクラウドマップをご提案して
いきたいと考えております。

【展開1】Webメディア事業として

タグ情報を公開している世界の様々なWebサイトの情報を取り入れることで
コンテンツを増やし、クラウドマップを新しいマッシュアップメディアとして
サービス提供を行っていきます。

その一環として日本語版だけではなく、タグ情報の豊富な英語等で世界に
向けて情報発信を行っていくことも検討中です。

【展開2】Webソリューション事業として

タグ付けされたコンテンツに限らず、ある一定数のコンテンツと
その評価データがあれば、この新エンジン「クラウドマップ」を利用することが
可能です。
現在様々なコンテンツを保持してるポータルサイトやSNSサイト、
ショッピングサイトに対してコンテンツ活用の御提案と新エンジンの供給を
行っていきます。

---------------------------------------------------------

◆ニュースリリース 全文
(リンク »)

≪本件に関するお問合せ先≫
◆クラウドマッププロジェクト
url: (リンク »)
mail: info@s-cubism.jp

◆株式会社エスキュービズム
〒113-0031 東京都文京区根津2-12-4 田中ビル2F
電話(03)5832-6560
FAX(03)5832-6561
(リンク »)

エスキュービズムに関するお問い合わせ
mail: info@s-cubism.jp

≪株式会社エスキュービズム 会社概要≫
名称 :株式会社エスキュービズム
〒113-0031 東京都文京区根津2-12-4 田中ビル2F
設立 :2006年5月
資本金 :9200万円(資本準備金含)
代表者 :代表取締役 薮崎敬祐
URL : (リンク »)
事業内容 :① BtoBマッチング事業
② ECソリューション事業
③ リコメンデーションエンジン事業
以上

このプレスリリースの付帯情報

用語解説

■用語説明 (Wikipediaより引用/編集)

※1:タグクラウド/タギング

コンテンツに対応するタグ付けを行うことを「タギング」と言い、
このタギングに使われたデータを、タグの頻出度によってフォント・サイズや
色を分けて表現されたものを「タグクラウド」と言います。

※2:フォークソノミー

folks(人々)とtaxonomy(分類法)を合わせた造語。
フォークソノミーによるタグ付けは、インターネット上の情報の集合体の中
から目指す情報や隣接した情報を、より探しやすく、見つけやすく、
たどり着きやすくするために考え出された検索手法です。

※3:RIA

リッチインターネットアプリケーション(Rich Internet Application、RIA)
は、ウェブブラウザなどのクライアントの機能を活かした、柔軟な
インターフェースをもつウェブアプリケーションのことです。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]