今回発表されたソリューションにより提供される主な機能は以下の通りです。
●音声録音システムを含めたVoIP環境の集中管理
企業のデータセンタ等に集中配置されたシスコのVoIP管理機能であるCiscoUnified CommunicationsManager(以下CUCM)にナイスの録音システムを接続することで、音声録音システムを含めたVoIP環境の集中管理が可能になり、これまで、複数拠点で録音システムを構築する際に必要だった各拠点のシステム毎の運用管理が不要となります。
●IPインフラ環境の改善
これまでの音声録音システムは、企業ネットワーク上に配置されたLANスイッチ等から、音声の配信を受ける仕組みであったため、このLANスイッチ配下のIP電話の移動/追加やネットワーク構成の変更等への対応など、運用面が煩雑でした。このNICEPerformとCUCMの連携機能を利用することにより、運用が容易になり、IPインフラ環境の改善のみならず、大幅な運用性の向上を図ることが可能です。
●柔軟な通話録音機能の提供
CUCMとNICESmartCenterのアプリケーションであるNICEPerformの機能を融合することにより、企業のルールやポリシーに合わせた通話録音環境構築(企業内全通話の録音から、録音対象・録音ルールの個別設定、オペレータ自身での録音設定及び通話品質管理等)が可能となります。
本日のソリューションの発表に伴い、シスコシステムズ合同会社テクニカルマーケティング担当シニアディレクターであるギャリー・ターナー氏は、「今回の音声録音システムのリーディングベンダであるナイスシステムとの発表を非常に喜ばしく思います。ナイスが提供するソリューションはシスコが絶対的基盤をもつ企業IPインフラ環境における効率的なコミュニケーション環境だけではなく、企業の社会的責任をも同時に実現させ、まさにビジネスコミュニケーションの次世代標準の基盤となるものであると信じています」、またナイスジャパン株式会社代表取締役ドロン・アイダルマンは、「顧客との会話が企業におけるコンプライアンス実現の主要な要素であることは疑うまでもありません。今回のシスコとの提携は両社の顧客に対する最善のソリューションを提供できるだけではなく、それらをさらに戦略的視点から有効活用していくか、つまり顧客との会話を企業の競争力強化にいかに利用していくか。両社のソリューションはその基盤を提供いたします」と語っています。
シスコシステムズ合同会社について
シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワークプラットフォームの提案を目指しています。シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。 (リンク »)
ナイスシステムズについて
ナイスシステムズは、電話、Web、無線、およびビデオを通じたコミュニケーションから取り出した非構造的なマルチメディア・コンテンツの高度な分析に基づく「対話からの洞察:InsightfromInteractions<TM>」ソリューションのリーディングプロバイダです。ナイスシステムズはIPコンタクト・センター、支店営業店、指揮統制センターのための最新ソリューションによりVoIPベースのコミュニケーション管理をまったく新しいものにしています。ナイスシステムズのソリューションは、組織の意思決定方法に変革をもたらし、業績向上やセキュリティ問題への対応、先進的な企業活動を可能にしています。ナイスシステムズの取引先はフォーチュン100企業のうち75社以上を含み、100か国、24,000社以上に上ります。詳細については (リンク ») をご参照ください。
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