京セラコミュニケーションシステム、 文書管理システム「GreenFile X」の全文検索機能を強化

~厳格なセキュリティのもと、情報資産のさらなる活用を促進~

京セラコミュニケーションシステム株式会社

2008-04-17 11:30

京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 小林 元夫 以下KCCS)は、全文検索機能を強化した文書管理システム「GreenFile X」の最新バージョン(Version1.7)の発売を2008年5月7日より開始致します。
「GreenFile X ※」は、独自フレームワークを活用し、近年の内部統制や個人情報保護法などの法制度が与えるビジネスインパクトに対応する次世代型文書管理システムです。1993年に、文書のライフサイクルを促進する文書管理システム「GreenFile」を提供開始して以来、時代の要請とお客様のニーズにお応えし、2005年より「GreenFile X」としてセキュアな文書管理ソリューションへと進化させて参りました。

※製品情報: (リンク »)


昨今のめまぐるしい市場の変化に対応するため、企業経営には、従業員の知的生産性向上を目的とした情報資産の有効活用が求められています。その手段として、文書管理システムによる情報の電子化が進み、情報資産の共有や管理コスト削減の取り組みがなされてきました。
しかし、実際には自分に必要な情報がどこに保管されているのか、どのように探せばよいのかが分からず、多くの従業員が目的の情報を探すことに多大な時間を費やしている状況です。さらに、昨今の企業に対する内部統制強化の要求を受け、情報資産への適切なアクセスコントロールが必要とされています。


こうした中、情報の活用・検索のしやすさと、厳格なアクセスコントロールという互いに矛盾する価値の追求が、情報管理における重要な課題となって参りました。
 この度、KCCSでは、このような時代の潮流に合わせ、厳格なアクセス権限管理のもと、情報資産のさらなる活用を促進するため、文書管理システム「GreenFile X」の全文検索機能を大幅に見直し、下記の通り機能を強化しました。


<全文検索機能>

●使いなれた検索インターフェイスによる高速な検索
サーチエンジンを利用して、インターネットの情報を探すのと同様の形で企業内情報の検索が可能となります。これにより、利用者に対する特別な教育・習熟のためのコストをかけずに、企業内情報へのアクセス効率を向上させます。

●セキュアに検索結果を表示
検索結果にはユーザのアクセス権限を反映するため、検索機能の強化に伴って企業内セキュリティを損なう心配はありません。
全文検索機能を実現するにあたり、検索エンジンとして日本オラクル株式会社製エンタープライズサーチ「Oracle Secure Enterprise Search(以下 SES)」を採用しました。SESの優れた検索機能と、「GreenFile X」のアクセス権限管理の統合により、ユーザの利便性向上と、セキュリティレベルの強化といった相反する課題を同時に解決し、ユーザならびに経営者の要望を満たす文書管理システムを提供致します。

【名     称】
GreenFile X Version1.7

【価     格】
ライセンス料:315万円(1CPU)~(税込)
全文検索オプション:63万円~(税込)
※別途「Oracle Secure Enterprise Search」をご購入いただく必要があります。

【提 供 開 始】2008年5月7日

「GreenFile X」は弊社のGreenOfficeシリーズのラインナップとして、これまでの文書管理システム構築実績で培った技術・ノウハウと、システムインテグレータとしての実績から生みだした独自のフレームワークを活用し、多種多様なニーズにお応えできる拡張性も備えています。KCCSは、企業の文書のライフサイクルをトータルでサポートする文書管理ソリューションとして「GreenFile X」を提供し、今後も引続き機能強化に取り組んで参ります。


<本発表に関するエンドースメント>
■日本オラクル株式会社
日本オラクルは、京セラコミュニケーションシステム株式会社の文書管理システム「GreenFile X」の最新バージョン(Version1.7)の出荷開始を歓迎致します。
企業では、内部統制強化による業務マニュアルの整備および業務にて取り扱われる多種多様な文書や資料などの管理方法が重要な課題となっています。これは上場企業だけの課題ではなく、その企業と取引関係にある非上場企業においても、信頼性確保の証として重視されています。
今回の京セラコミュニケーションシステム株式会社における全文検索機能強化は、管理方法が一層強化されていく中で、業務の生産性を維持/拡大していくために有効な機能であると考えます。
また、弊社の提供するセキュアエンタープライズサーチ(SES)の特長である、アクセス権限を制御した検索機能を十分に活用されており、コンテンツ管理ソリューションにおいても、新たな実現モデルとして高い価値を提供できると確信しております。
弊社は京セラコミュニケーションシステム株式会社とのパートナーシップをこれまで以上に強化して、このソリューションモデルを推進して参ります。
日本オラクル株式会社 常務執行役員 アライアンス統括本部長 三露正樹

<「GreenOffice」シリーズについて>
業務の生産性向上を実現するために、運用現場の声から生まれ、多くのお客様での運用実績を通じて進化し続ける“使える”ソリューションパッケージ製品群が「GreenOffice」です。IT統制を支えるID管理を中核に、情報を活用する文書管理、プロセスを管理するワークフローなど、「GreenOffice」を通じて、経営を伸ばすベストプラクティスの実現に取り組んでいます。



■GreenFile X Version1.7動作環境について
【サーバ】
OS:Red Hat Enterprise Linux ES v.4、Windows Server 2003 R2
Web Application Server:Oracle Application Server 10g Release3(10.1.3.0)、
Tomcat 5.5.23
RDBMS:Oracle Database 10g(10.2.0.1)

【クライアント】
OS:Windows XP Professional、Windows 2000 Professional、
   Windows Vista Business、Windows Vista Ultimate
ソフトフェア:Internet Explorer 6.0以上



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