断片化病の症状を見極める

ビジネスワイヤ・ジャパン株式会社

2008-06-05 00:00

ビジネス関連編集者/テクノロジー関連記者

インド・ムンバイ発--(ビジネスワイヤ)--病気には、症状が分かりやすいものがあります。子どもに赤い発疹が出て熱がある場合は、はしかにかかっています。くしゃみやせきをしている場合は風邪をひいています。しかし、症状が分かりにくいものもあります。その場合、病気が何なのかを見極め、正しい治療をするためには、専門家の力が必要です。

コンピュータの分野でも、治療の難しい症状は数多くあります。たとえば処理速度の低下です。これは明らかにファイル断片化の兆候を示しています。コンピュータがファイルにアクセスするのに時間がかかるようになります。これはとてもシンプルです。しかし、システム管理者を惑わせるような症状もあります。ファイル断片化病の特定につながる症状をいくつか挙げます。

少々分かりにくい症状として、Windows Updateのインストール後にパソコンが遅くなることがあります。すぐにWindows UpdateをアンインストールしてMicrosoftに電話をしたくなるところですが、まずは断片化の状態を確認するべきです。実は、多くのサードパーティアプリケーションや更新プログラムと同じく、Windowsの更新プログラムはインストール後に大幅に断片化が進行するのです。

気づきにくい断片化の症状としては他に、バックアップ速度の低下があります。この場合、最初にバックアップソリューションを疑い、技術サポートに電話をしようと思うかもしれません。しかし実は、断片化されたディスクは、デフラグされたディスクに比べてバックアップにはるかに時間がかかるのです。各ファイルの各断片にアクセスするために、余計なI/Oトラフィックが要求されるからです。何百、何千にも断片化されたファイルは、まったく珍しいことではありません。真の問題解決に至らない解決策を実施する前に、断片化の状態を確認することをおすすめします。

デフラグはこういった問題の解決策になる一方、正しいデフラグ技術を選択することもとても重要です。名医はよく効く最新の薬をよく知っています。良い薬があるのに10年前の治療法を用いることはありません。スケジュール実行のデフラグは10年前の治療法なのです。24時間×365日間体制で業務が行われるようになり、デフラグをスケジュール実行できるタイミングは急速に失われています。また断片化が急速に進む今日では、スケジュール実行の合間にも断片化は進行し続けて処理速度に影響を及ぼします。

最新の治療法は、スケジュール不要で、常にバックグラウンドで目に付かないように実行される、完全自動ソリューションです。アイドル状態のリソースのみが使用されるので、デフラグにより処理速度に悪影響を与えることはありません。

正しい薬を継続的に服用することで、コンピューターシステムは常に健康で、病気の症状から解放されます。これがまさに、求めていた名医の処方箋です。
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