アペックスは、自動販売機専業オペレーターとして「おいしさ」や「品質」「満足感」で頂点(APEX)を極め、人と企業の成長を通して最高の商品を顧客に提供することを理念に事業を推進しています。
アペックスでは、メインフレームから大量帳票印刷をおこなっていたプリンタのリプレイスに伴い、帳票システムの刷新を行い、プリント業務のオープン化とペーパーレス化を実現しました。具体的には、メインフレーム上のCOBOL資産をそのまま活用できるデータ変換ツール「「帳票Plug and Play」を活用することで、約3ヶ月で開発から導入までの作業を完了しました。
これまで同社では、自動販売機の売上明細や支払い明細、品目別売上高など、販売管理データをメインフレームから印刷し、日本全国120個所以上の支店および拠点ごとに仕分け作業を行い、帳票を郵送していました。SVFおよびRDEの導入後は、支店や各拠点に向けて帳票データのWeb公開を開始し、現場の担当者はブラウザ経由で必要な帳票データにアクセスでき、必要に応じてプリンタから印刷することが可能になりました。今回の取り組みにより、仕分けのための人件費や郵送コスト、用紙代を削減しただけでなく、これまで一週間かかっていた帳票配布のタイムラグをなくし、即日配布を可能にする環境を整え、大幅なペーパーレス化を実現する業務改善をはかりました。
「SVF」および「RDE」の導入理由と導入効果は以下のとおりです。
<導入理由>
・メインフレームのCOBOL改修が必要ないこと
・Web環境でのデータ参照およびPDF化機能
・カスタマイズ可能な帳票管理画面
<導入効果>
・印刷枚数削減:45万枚/年
・印刷時間削減:34時間/月
・ホスト用プリンタ台数削減:2台から1台に
・印刷総費用削減:600万円/年(プリンターリース料/印刷料/用紙代等含む)
・帳票配布・保管作業の時間削減:97時間/月
・帳票保管スペース削減:書棚48ラック分
アペックスでは、今後基幹系システムのオープン化にむけてプロジェクトを推進しています。同社情報システム部の担当者は「帳票出力は永遠の課題。SVFの採用により新のペーパーレス化が実現できた。多彩なプリンタやプラットフォームに対応できるSVFには、将来性についても大いに期待している」とコメントしています。
アペックス様のSVFおよびRDE導入事例詳細については以下URLをご参照ください。
(リンク »)
なお、11月20日に開催するウイングアーク テクノロジーズのプライベートイベント「ウイングアーク・フォーラム2008in名古屋」にて、本導入事例の詳細について、アペックスのご担当者様にご講演頂きます。
◆講演内容詳細
【B4:事例講演】株式会社アペックス様(15:40~16:30)
たった3ヶ月でホスト帳票をオープン化!
業務効率の向上とコスト削減を実現したプロジェクト成功のポイントとは?
◆イベント詳細およびお申し込みについて
タイトル:「ウイングアーク・フォーラム2008 in名古屋」 帳票・BIから考えるITインフラ最前線
概 要:ITインフラをボトムアップで改善・革新する新しい帳票・BIプロダクトの数々を一挙公開。ツール/ミドルウエアの活用によって、ユーザ満足度・経済的コスト・構築運用のスピード化に応えるIT部門の役割にお応えします。
開催日:2008年11月20日(木)
時間:11:00-17:30(受付開始 10:30)
受講料:無料 事前登録制
会 場:名古屋ルーセントタワー ビジネスサポートセンター 16階
〒451-0016 愛知県名古屋市西区牛島町6番1号 名古屋ルーセントタワー16F
TEL:03-6710-1700
お申込みURL: (リンク »)
[株式会社アペックスについて] (リンク »)
設立:1963年2月
所在地:東京本社/東京都千代田区
大府本社/愛知県大府市
事業内容:自動販売機オペレーターの中で唯一、商品や自動販売機の開発からメンテナンス、使用済み容器のリサイクルまで一貫した事業運営体制を確立している。業界で初めて1台に「ホット&コールド」の両機能を搭載したカップ式自動販売機「APEX 2400」、環境に配慮したデポジット式紙カップ回収機「カップエコジット」、省エネと軽量化を実現した自動販売機「APEX 100QVR」、大型タッチパネルを搭載したカップ式自動販売機「APEX 130REC」などの画期的な機種を次々に発表。紙カップのリサイクルシステムや災害時対応の缶・ペットボトル自動販売機の設置など、社会貢献にも寄与している。現在の全国営業拠点数は107、自動販売機総設置台数は約7万台。
[ウイングアーク テクノロジーズについて]
「Form&Data」のウイングアーク テクノロジーズは、大手SI企業や企業の情報システム部門が取り組むシステム開発と現場業務の効率化をはかるため、「帳票、レポート、ドキュメント」の分野に特化したツール・ミドルウエア製品、サービス、サポート、導入支援、トレーニング等のサービスを提供します。とくに、情報システムに共通する「データ」のINとOUTに対して、業務に見やすい「フォーム」を使ったユーザインターフェイスによって、ソフトウエアの組み合わせによる短期システム構築と、わかりやすい業務の運用を実現しています。
・「StraForm-X」【帳票入力】業務にあるドキュメントのデータ化とWebシステム化
・「Dr.Sum EA」【データ活用】業務に蓄積されるデータの高速な集計分析と可視化
・「SVF」【帳票出力】基幹系帳票システムの統合・共通化、帳票運用の効率的な一元化
[会社概要]
社名:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長:内野 弘幸
設立:2004年3月
資本金:1億円
売上高:83億円(2008年2月期)
従業員数:161名(2008年2月現在)
事業内容:帳票・レポート・ドキュメントの分野におけるソフトウエア製品の開発、販売、導入支援、保守サービスの提供。
URL: (リンク »)
<製品に関するお問合せ先>
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700 FAX:03-6710-1701
E-mail:tsales@wingarc.co.jp
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