認証プラットフォームEVE MAに「顔認証」を機能追加。専用カメラ不要でハンズフリー認証を採用。離席時の自動ロック機能を提供し、なりすましによる不正利用に対応。

株式会社ディー・ディー・エス

From: DreamNews

2016-07-06 16:00

株式会社ディー・ディー・エス(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:三吉野 健滋、以下、DDS)は、多要素認証統合プラットフォーム「EVE MA」の機能強化を行い、認証要素として新たに顔認証を加えた新バージョンを2016年10月上旬より提供開始します。

マイナンバー制度の本格運用に備え、特定個人情報の取扱い業務では、PC端末のセキュリティ強化が必要となっています。なかでも、住民情報を取り扱う地方公共団体の個人番号利用事務系の端末では、利便性に優れた二要素認証の導入が求められています。

これを受け、「EVE MA」では従来生体認証の認証要素として指紋、指静脈、手のひら静脈をサポートしておりましたが、今回新たに顔認証機能を提供いたします。指紋認証と顔認証との併用による二要素認証も可能となり、Windowsログオン認証や様々なタイプの業務アプリケーションへのシングルサインオン機能を実現します。これにより、管理者はパスワードの漏洩やなりすましによる情報漏洩リスクを低減し、ユーザは、煩わしいパスワード管理から解放され、リモートアクセス時の安全な本人認証が可能となります。また、本顔認証機能は今後FIDOへの対応を予定しております。

【顔認証機能について】
特別な動作が不要で、カメラに顔を向けるだけのハンズフリー認証が可能です。常時監視による離席時の画面ロック機能も用意し、なりすましによる不正利用を防止します。また、専用の読み取り装置も不要で、市販のウェブカメラや端末の内蔵カメラを利用できるため、導入コストの低減が図れます。

【顔認証エンジンについて】
顔のパーツの相対位置や大きさ、目や鼻やほお骨やあごの形と言った、顔の特徴がある部分の特徴点を抽出しメタデータとして数値化します。認証はそのデータとカメラからの画像を数値化したデータを比較して行います。認証率は輝度、表情の違い、角度(左右最大40°上下最大30°)および眼鏡・帽子などの状態変化による影響は受けずに認証が可能な最新の顔認証エンジンです。本エンジンは世界各国での導入実績があり、日本国内では平成27年度「先導的教育システム実証事業」にも採用されております。ISO/IEC 19784-1 , ISO/IEC 24709-1基準にも対応しております。
また、2016年度からアメリカ国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology:NIST)で動画での顔認証が始まり、中間報告では7社中認識率2位(1位は欧州会社)に入る顔認証エンジンです。

【EVE MAについて】
「EVE MA」は、指紋認証などの生体認証、ICカード認証、パスワードをはじめとする様々な方式による認証をWindowsログオンからネットワーク認証、アプリケーション認証など、幅広いシステムに適用可能な認証ソリューションです。拡張性の高いプラグインアーキテクチャで、エンタープライズシステムの認証基盤における自在な認証設定を可能にします。




≪株式会社ディー・ディー・エスについて≫
当社は、指紋認証ソリューションのリーディングカンパニーとして創業以来、産学連携による技術開発に積極的に取り組んでおります。多様化する情報セキュリティ・ソリューション・ニーズに対応可能な「多要素認証プラットフォームEVE MA」および「指紋認証ソリューションEVE FA」をはじめとする情報セキュリティ製品の開発・販売を行っております。
2014年4月、オンライン認証の標準化団体であるFIDO(Fast IDentity Online)アライアンスに、国内企業として初めて加入。2015年10月には、FIDO認定製品である指紋認証デバイス “magatamaTM”を発表し、本人認証の世界を広げる新しい認証サービスの普及に努めております。

≪本件に関するお問い合わせ先≫
株式会社ディー・ディー・エス
バイオ営業部 (TEL: 03-3272-7900)
Email: sales@dds.co.jp


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