1)イベント : ワイヤレスジャパン
2)期 間: 2007年7月18日(水)~7月20日(金)
3)場 所: 東京ビックサイト
クアルコム社 ブース (C-479)
( (リンク ») )
多様化する携帯向け放送サービスで、「携帯でテレビを見る」という用途に加え、幅広いマルチメディアサービスが期待される中、「IPデータキャストサービス」は重要な位置づけにあります。さらに、今回展示するRoundbox社システムは、米国で商用化されているクアルコム社MediaFLO上で、モバイルIPマルチキャスト技術での大規模配信を可能にしています。
CTCでは、この度の展示の際、Roundbox社IPデータキャスト技術検証に加え、アプリケーションのローカライズを行い、国内ユーザニーズの調査も兼ね、ブース内でデモを行います。
デモ内容は、クアルコム社試験携帯端末を使い、アクティブウォールペーパ(動的に変わる壁紙)上でのニュース・株価・天気コンテンツを披露する予定です。
今後CTCでは、MediaFLOおよびその他モバイル放送技術上での、通信放送融合時代に向けたモバイルIPマルチメディアソリューションを提供する方針です。
<本件に関するお問合せ先>
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
コーポレートコミュニケーション部
Tel:03-6203-4100
Fax:03-5512-3013
E-mail:press@ctc-g.co.jp
(参考資料)
■Roundbox社製品について
Roundbox社製品群は、モバイル放送事業者向けのエンドtoエンドでの「モバイル放送付加サービス」を実現するソフトウェアです。モバイル放送技術という新たな基盤の可能性を最大限に生かし、収益を上げるサービスの選択肢の幅を広げます。
Roundbox社製品群の特長は以下のとおりです。
1)複数の配信技術・配信方式に対応
配信技術は、IPマルチキャストおよびユニキャスト方式(オンディマンド型を含む)に対応。配信方式としてはMediaFLO、 DVB-H、 BCMCS、 MBMS、ISDB-T(予定)に対応しています。既存の映像関連のサービスと連携させ、コンテンツ種別および各種放送方式に応じたサービスの提供が可能です。
2)様々なアプリケーションの提供
次世代モバイル放送は、「放送=テレビ映像」ではなく、マルチメディアサービスアプリケーションが提供され、初めて実感されるものと考えます。Roundboxソリューションでは、既存のテレビ放送に加え、モバイル放送技術および既存の3G携帯サービスの利点を生かしたバラエティに富むアプリケーションを提供します。
3)標準化準拠
次世代モバイル放送技術のポテンシャルを生かすには、ソフトウェア、システム、ハードウェア、端末など多岐に渡る技術ベンダのコラボレーションが必須になります。Roundboxはソフトウェア開発ベンダとして、マルチベンダ環境での開発および試験を繰り返しており、サービス事業者にそれぞれのシステムコンポーネントで自社サービス仕様およびインフラ仕様に基づき最高技術を選択いただくことを方針としています。
■Roundbox社について
Roundbox Inc.は、モバイル放送付加サービスを提供するソフトウェアのリーディングカンパニです。同社では複数のネットワーク方式を同時に扱うことができる、サーバ/クライアントソフトウェアを提供しています。
モバイル放送事業者あるいは端末ベンダに対し、放送およびマルチキャスト技術の利点を最大限に生かし、放送系サービスの収益を拡大することを可能にします。
詳細につきましては、こちらを参照ください。< (リンク ») >
以上
用語解説
注1)MediaFLO
クアルコムが提案する携帯端末向け有料多チャンネル放送サービス。「リアルタイム型ストリーミングTV放送」、「ストリーミング音楽放送」、「蓄積型クリップキャスト」、「IPデータキャスティング」など、様々な形態で放送を提供することが可能。
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注2)IPデータキャスト
IP化された放送または通信網上で、テレビなどの映像配信と同様の技術方式によってマルチメディアコンテンツを提供するしくみおよびサービス。天気、株価、ニュース、交通情報、災害情報などリアルタイム性の高いコンテンツを、映像・文字・データなどを組み合わせて統合的に提供できる。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。