株式会社オープントーン(東京都千代田区)は通信距離が1-2m程度に限定できるアクティブタグを用いたセキュリティシステムの開発を「株式会社ジクシス」と共同で実施。筑波大学付属病院内の再生医療用次世代型クリーンルーム「ルームインルーム」を制御するシステム『CPFCS Cell Processing Factory Control System』(正晃テック株式会社(福岡市東区))にて採用。
株式会社オープントーン(東京都千代田区)は株式会社ジクシス(埼玉県熊谷市)、株式会社ヌーラボ(福岡市中央区)と共同で通信距離を1-2mに限定できるアクティブタグ並びにICリーダーで構成されたシステムを開発。
クリーンルームという機材・座席間の距離が1m程度という非常に限定された狭い空間で正確な動作を期待できるセキュリティシステムとして採用されました。
クリーンルームという安定した通信が困難な環境下で、入退室やPCのシステムログインを利用者の権限に応じて制御をしています。
従来の通信距離の長いICタグ(UHFタグ)等はPCログイン・入退室のいずれも距離が無作為のために、付近を通過しただけで開錠・意図しないPCログイン、別の生産ラインの製品の誤認識などの問題を発生させていました。
従来のICタグの問題点であった通信距離を解決したかに見えたUHFタグは距離が制御されておらず10m程度まで無作為に通信を行ってしまうため、実証実験の段階で「意図しない読み取り」などの問題により実験段階で失敗とされてきました。
今回、アクティブタグの特性を利用し、距離を1-2mに限定することに成功いたしました。このことにより従来困難とされてきた距離を保ちながら正確な読み取りが可能になりました。複雑なシステムや大量のICリーダーなどによる読み取り位置の特定などの投資を不要にしました。
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
【CPFCS Cell Processing Factory Control System】
正晃テック株式会社、筑波大学 次世代研究開発・教育統合センター(CREILセンター)が共同で開発したソフトウェア。株式会社アステックの「ルームインルーム」での入退室ログやクリーンルーム内での動線ログ、システムの操作ログを自動的に取得することで、セキュリティとトレーサビリティの機能を有している。また、初期分離や株分け、保存、破棄、経過記録、画像取得など、細胞培養工程を専門的に管理する機能も有している。
【ルームインルーム】
株式会社アステック、筑波大学 次世代研究開発・教育統合センター(CREILセンター)が共同で開発したクリーンルーム。
すでに構築済みの建物設備内にクリーンルームを設置するために設備投資が非常に少なく短期間でのクリーンルームの稼働が可能になった。
今後バイオ等の研究開発設備での需要を見込む。
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