CSR plc(英国ケンブリッジ、ロンドン証券取引所 略号:CSR.L、以下、「CSR」)は、本日、第7世代BlueCoreシリコン、「BlueCore7」を発表しました。BlueCore7は、Bluetooth v2.1+EDR、Bluetooth Low Energy、eGPS(enhanced Global Positioning System)及び、FM送受信テクノロジをシングルチップに統合した世界初のデバイスです。CSRのBlueCore7は、消費電力、サイズ、コストの大幅な低減を実現すると共に、携帯電話に複数の無線機能を追加する手間を大幅に削減します。本デバイスは、組込系ワイヤレス テクノロジ分野におけるCSRの高度な専門技術を改めて示すものです。
BlueCore7の主な特徴は以下です。
■+10dBm Tx及び、–91dBm Rxを誇る高性能Bluetooth v2.1+EDRに加えて、Bluetooth Low Energy、eGPS及び、FM Tx、RxテクノロジをBlueCore7に統合、全体的なレンジを拡張し、ユーザーの身体によって遮られる場合(端末が身体の片側にあり、ヘッドセットがその反対側の耳に装着されている場合など)の性能を向上させることで、より優れた音質を提供
■CSR独自のAuriStreamオーディオCODECを搭載し、Bluetooth接続時に固定電話による通話並みの高音質を実現し、消費電力を30%削減
■スピーカー ドライバを内蔵、ヘッドフォンとデバイスを直接接続が可能
■多くのワイヤレス テクノロジの統合によって部品のサイズやBOM(部品コスト)に影響を与えずに、開発者の最終製品の機能向上(GPSやFM送信等の新しいテクノロジ)の実現をサポートする「ワイヤレス コネクティビィティ バリュー センター」を端末内で提供。最終製品の開発者が、必要不可欠な機能を迅速かつ容易に統合し、製品開発の迅速化による市場投入までの時間短縮を実現できるようサポート。
■本年4月に世界で初めて公開技術デモンストレーションされた「Bluetooth Low Energy」を搭載
‐従来のBluetoothよりも短時間で接続できるため、接続可能時の消費電力の低減を実現
‐シリコン面積、電力要件及び、テクノロジ自体の使いやすさにあまり影響を及ぼさすに、広範な製品セグメントのBluetooth向けに、全く新しい接続オプションの可能性を提供
‐ 相互接続性が高い母体技術であるBluetoothが広く普及すればするほど、大きなメリットを受けることが可能
■Mobile World Congressにて、ロケーション ベースのテクノロジを携帯端末に実装する場合、画期的なソリューションであることが実証された eGPSテクノロジを搭載
-リソースをBluetooth無線と共有させ、ホスト プラットフォーム上で既に利用可能なメモリと処理能力を活用させることにより、コストを削減し、さらに携帯端末にGPS機能を組み込む場合の電力と性能を大幅に改善
-消費者や規制要件の基本的なニーズのみ対応する現在のGPSテクノロジとは異なり、CSRのeGPSは、ユーザーのニーズに応じて、あらゆる環境で(たとえ屋内でも)より正確な位置情報を迅速に提供
■Bluetooth搭載のFM無線送受信技術の統合が可能
-小さなスペース、少ない部品点数、そしてより低いコストでの提供を実現
-BluetoothとFM無線の共存(単独、同時動作)が可能で、端末からBluetoothヘッドフォンへのFM無線のストリーミングなどが可能
-厳しい環境でも高品質のFM受信を実現し、優れた感度を誇るFMレシーバ(感度:-110dBm)を搭載
-端末の内蔵FMアンテナを使用することにより発生する課題を克服するため、けた外れの最大出力(+4.5dBm)を提供するFMトランスミッタを搭載
CSR社、モバイル ハンドセット コネクティビティ ストラテジック ビジネスユニットSVP、Matthew Philipsのコメント:
「BlueCore7は、業界でもっとも多くのワイヤレス テクノロジをシングルチップに搭載できる、実にインテリジェントな新しいアーキテクチャです。BlueCore7は、Bluetooth分野における当社の強みと、組込系ワイヤレス テクノロジに関する当社の専門技術をベースとしており、業界最高の消費電力及び、性能を誇る総合的なソリューションです。CSRは、Bluetooth、GPS、FM機能に対するお客様からの高い要求だけでなく、こうしたテクノロジを統合することにより発生する、コスト、サイズ、消費電力などの課題を十分認識しています。CSRは、現在に至るまで常に組込系ワイヤレス コネクティビティに注力してきました。このたび当社では、お客様のご要望に応じて、携帯電話やその他のコンシューマ向けポータブル電子機器に複数の無線を組み込む複雑な作業をサポートするコネクティビティ センターを開発しました」
BlueCore7は、QFN及び、WLCSPパッケージにて提供され、2008年の第四半期から量産が開始されます。
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