Enterprise2.0領域で、米インテル社、スパイクソース社と提携

日本電気株式会社

2007-06-18 00:00

NECは、インテルコーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、CEO:ポール・オッテリーニ、以下米インテル社)並びにスパイクソース社(本社:カリフォルニア州レッドウッド、CEO:キム・ポレーゼ)とEnterprise2.0領域で提携いたしました。
このたびの提携は、Enterprise2.0製品としてブログやWiki、RSS などのWeb2.0領域のツールを企業内/企業間コミュケーション強化に活用するものであり、具体的にはブログやWiki、RSSのソフトをパック製品化したスパイクソース社の「SuiteTwo(スイートツー)」の日本語版を開発し、日本市場向けに投入いたします。
「SuiteTwo」は、世界市場で高い評価を得ているブログソフト「Movable Type Enterprise(SixApart社製)」、Wikiソフト「Socialtext(Socialtext 社製)」、RSSソフト「NewsGator(NewsGator 社製)」を組み合わせ、新たにシングルサインオン、統合ユーザ管理、検索機能を付加し商品化したものであります。各ソフトを個別に導入する場合に比べ、導入や運用・保守が容易になり、また、シングルサインオンや横断検索機能を搭載することでエンドユーザの利便性も大幅に向上いたしました。
米インテル社は、「SuiteTwo」のマーケティング活動を、全世界で展開しており、今回のNECとの提携はその一環となります。

NECでは、両社と協力のもと「SuiteTwo」の日本語版を開発し、本年度第2四半期(7-9月)より、中堅・中小規模企業や大企業の部門向けにASPサービスとして事業を開始し、下期にはパッケージ商品として販売を開始いたします。
さらに、企業内で活用を促進するために、(1)適用業務に合わせて作成した画面レイアウトやプラグインなどのテンプレートの整備、(2)コンテンツ管理、セキュリティ製品などとの連携システムの提供、(3)社内のSWQC(ソフトウェア品質・生産性向上活動)などでの適用例を元にした導入支援サービスの提供を進めてまいります。
NECでは今後3年間に1000システムの「SuiteTwo」販売を見込んでおります。また「SuiteTwo」のプラットフォームとして、クアッドコア インテル(R) Xeon(R)プロセッサー 5300番台をはじめとする消費電力当たりの性能に優れたインテル・プロセッサを搭載したサーバ「Express5800シリーズ」を活用してまいります。

近年、企業内においては、従来の組織構造を越え複数の部門、あるいは企業間またがるプロジェクトなどが増加するとともに、参加メンバの情報共有やコミュニケーション強化のために、ブログなどWeb2.0領域のツールを活用したいというニーズが高まってきております。このたびの提携はこうした市場ニーズに応えたものであります。

なお、日本においては、NECとインテル株式会社が、「SuiteTwo」ならびにその推奨プラットフォームとしてのクアッドコア インテル Xeon プロセッサー 5300番台などを搭載したサーバExpress5800シリーズのプロモーション活動を共同で実施していきます。この共同プロモーションの一環として、 6月7-8日品川インターシティホールで開催される「e-Trend Conference 2007」や6月13-15日幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2007」で講演や展示を行います。

インテル株式会社からは下記の通り、賛同コメントをいただいております。

インテル株式会社は、NECの「SuiteTwo」日本語版の開発を歓迎いたします。
インテルでは、企業の生産性の向上とユーザーの利便性の向上に貢献できるよう、各種の製品の提供や、エコシステムの構築に取り組んでいます。この度、米国インテル社もマーケティング活動を行っている「SuiteTwo」の日本での拡販に、NECが積極的に取り組むことにより、本製品の普及が促進されると期待しています。今後もNECとインテルは、エンタープライズ分野における各種活動について、協力を続けていきます。

マーケティング本部
デジタル・エンタープライズ・グループ
統括部長
平野浩介
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