ナイスシステムズ、金融取引監視に変革をもたらす業界初の音声/取引統合分析ソリューション

電話による取引とシステムでのトランザクションの双方からリスクを発見するクロスチャネルのコンプライアンス・ソリューションにより、取引の監視と調査を推進し、コンプライアンス強化と運用コスト軽減を実現

ナイスジャパン株式会社

2008-11-25 11:00

企業のコンプライアンス実現・生産性向上を可能にするソリューション「対話からの洞察:Insight from Interaction<TM>」をグローバルに提供するナイスシステムズ(NICE Systems、NASDAQ: NICE/日本国内拠点: ナイスジャパン株式会社、東京都目黒区、代表取締役:ドロン アイダルマン、以下、ナイスシステムズ)は、本日、業界で初となる、金融市場向けクロスチャネルのトレーディング・コンプライアンス・ソリューション「アクティマイズ取引相互監視ソリューション(Actimize Trading Interaction Surveillance Solution)」を発表しました。ナイスシステムズおよび、同社のグループ企業であり金融取引監視システムのトップベンダであるアクティマイズの連携により開発された、この新しいソリューションは、増大する市場濫用やインサイダー取引、その他の規制問題の監視への規制要求を満たすために、初めて、取引データからの洞察と音声分析とを組み合わせました。このソリューションは、統合された1つの画面から取引の監視を自動化し、規制調査の効果を高めることにより、リスクと運用コストを削減し、早期にROIを達成します。


今日、インサイダー取引と市場濫用を監視および調査するうえで、世界中の監査機関からの金融機関に対する要求がさらに増しています。監査機関は、市場濫用規制指令案(Market Abuse Directive)やEUの金融商品市場指令(MiFID)、英国FSA(金融サービス機構)の新しい要件のような既存の取引に関する監査要求に加えて、関連する通話内容の確認を要求することが多くなっています。これは、取引のトランザクションだけでなく、関連する音声通話も監視する初めてのソリューションです。この新しい取引相互監視ソリューションを使用することにより、コンプライアンス担当者は、プロセスを改善し、さらに広範で効果的なクロスチャネルの監視および調査ができるようになります。


さらに効果的なクロスチャネル監視を実現するために、特定の取引に関連する通話内容に関する警告を自動的に受信することにより、市場濫用や、利益相反などの不正行為のモニタリングが可能になります。これは既に、アクティマイズ市場濫用監査ソリューションが提供しているトランザクション警告に統合することが可能です。


コンプライアンス担当者は、調査プロセスを改善するために、疑わしい取引を識別し、直ちに特定の取引あるいは事件に関連する通話を突き止めることが可能になります。必要な通話が識別されたら、担当者は、調査プロセスの一貫として、関連する部分を自動的に聴取し、キーワードや語句を探すことができます。この新しいソリューションが登場するまでは、分析者は、提出用のドラフトケースを準備するために、1件の調査につき、通話の聴き取りと書き起こしに数百時間も費やさなければなりませんでした。新しいソリューションは、取引データと通話内容によって提供されるデータを結びつけることが可能になります。


調査プロセスを改善するには、コンプライアンス担当者が疑わしい取引を識別して直ちに特定の取引または事件に関する通話を突き止めることができなければなりません。必要な通話が識別されたら、担当者は調査プロセスの一部として関連部分を自動的に聴取し、特定のキーワード語句を探すことができます。この新しいソリューションが登場するまでは、提出のためのドラフトケースを準備するため1件の調査につき、分析者は通話のリスニングと転記に数百時間も費やす必要がありました。新しいソリューションによって、通話内容から提供されるデータと取引データとを結び付けることが可能になります。


この革新的なソリューションの利点は、リスクの軽減、労力やその他資源のより効果的な利用、コスト削減、そして規制の問い合わせ対応に必要な時間の大幅な削減です。規制によって、マルチチャネルの取引活動(通話や売買)の監視がさらに厳しくなるつれ、この新しいソリューションは、これらのニーズに対し、より的確で包括的、かつ効果的な答えを提供します。


ナイスシステムズのグループ企業であるアクティマイズのCEO、David Sosna氏は、次のように述べています。「規制の要件を満たし、金融犯罪に対抗する必要性は、単に意味があるだけでなく、このような不安定な時代において不可欠なものとなっています。私たちはクライアントから、このユニークなソリューションによって、研究および調査プロセスを改善し、運用効率を向上させ、コストの削減に成功したという事例を聞いています。この製品は、統合型ソリューションを初めて展示したニューヨークとロンドンでの最近のクライアント・フォーラムにおいて、肯定的なフィードバックを受けています。」


<報道関係者問い合わせ先>
ナイスジャパン広報事務局
株式会社トークス
担当:橋場/平尾
TEL:03-3261-7715
E-mail:nice@pr-tocs.co.jp


商標について:360° View、Alpha、ACTIMIZE、Actimizeロゴ、Customer Feedback、Dispatcher Assessment、Encorder、eNiceLink、 Executive Connect、Executive Insight、FAST、FAST alpha Blue、FAST alpha Silver、FAST Video Security、Freedom、Freedom Connect、IEX、Interaction Capture Unit、Insight from Interactions、Investigator、Last Message Replay、Mirra、My Universe、NICE、NICEロゴ、NICE Analyzer、NiceCall、NiceCall Focus、NiceCLS、NICE Inform、NICE Learning、NiceLog、NICE Perform、NiceScreen、NICE SmartCenter、NICE Storage Center、NiceTrack、NiceUniverse、NiceUniverse Compact、NiceVision、NiceVision Alto、NiceVision Analytics、NiceVision ControlCenter、NiceVision Digital、NiceVision Harmony、NiceVision Mobile、NiceVision Net、NiceVision NVSAT、NiceVision Pro、Performix、Playback Organizer、Renaissance、Scenario Replay、ScreenSense、Tienna、TotalNet、TotalView、Universe、 Wordnet はナイスシステムズの商標または登録商標です。その他の商標はいずれも、それぞれの所有者のものです。


このプレスリリースには、1995年証券民事訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)において定義されている将来の見通しに関する文章が含まれています。そのような文章は、ナイスシステムズ(弊社)の管理者のみの現在の見通しに基づいているため、技術および市場の要件の変更、弊社の製品に対する需要の低下、新技術/製品/アプリケーションを適宜に開発および導入する能力の欠如、取得した事業/製品/技術/人材の吸収および統合における問題または遅延、市場シェアの喪失、競争から生じた価格への圧力、および特定のマーケティング/割り振りを維持する能力の欠如などの危険要素と不確実性の影響を受け、弊社の実績または業績が記載されているものと実質的に異なる結果になります。弊社は将来の見通しに関する情報を更新する義務は負いません。弊社に影響を及ぼす危険要素と不確実性の詳細については、その時々に証券取引委員会に提出される弊社のレポートを参照してください。

用語解説

ナイスシステムズについて
ナイスシステムズは、電話、Web、無線、およびビデオを通じたコミュニケーションから取り出した非構造的なマルチメディア・コンテンツの高度な分析に基づく「対話からの洞察: Insight from Interactions<TM>」ソリューションのリーディングプロバイダです。ナイスシステムズはIPコンタクト・センター、支店営業店、指揮統制センターのための最新ソリューションによりVoIPベースのコミュニケーション管理をまったく新しいものにしています。ナイスシステムズのソリューションは、組織の意思決定方法に変革をもたらし、業績向上やセキュリティ問題への対応、先進的な企業活動を可能にしています。ナイスシステムズの取引先はフォーチュン100企業のうち85社以上を含み、135か国、24,000社以上に上ります。詳細についてはwww.nice.com/jpをご参照ください。


アクティマイズについて
エンタープライズサイロ全体のトランザクションリスクを軽減しているアクティマイズは、マネーロンダリング(不正資金浄化行為)の防止、不正行為の防止、およびブローカー/ディーラーの法令順守分野において、優れた企業ソフトウェアソリューションの提供をリードする代表的なプロバイダです。 特許を取得した、拡張可能かつ伸張性のある分析プラットフォーム上に構築されたアクティマイズソリューションは、金融機関が顧客のリアルタイムな行動に対する洞察力を向上し、リスクとコンプライアンスのパフォーマンスを改善できるようにします。アクティマイズの技術は日々、世界上位の大手銀行および証券会社の数十億の取引を処理しています。アクティマイズはニューヨーク、イスラエル、ロンドン、および東京にオフィスを構えています。詳細については www.actimize.comをご参照ください。

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